“パコリーヌ”山尾志桜里議員のおかげ!? 今井絵理子議員の不倫騒動は結局ウヤムヤ方針確定へ
このまま身を潜めて、ウヤムヤにする方針で決まったようだ。
7月に週刊誌「週刊新潮」(新潮社)で、妻子持ちだった元神戸市議の橋本健氏との不倫を報じられた自民党の今井絵理子参院議員が、このまま釈明会見をせずに逃げ切る方向だという。
今井といえば、2004年にロックバンド・175RのSHOGOと結婚し、長男を授かったものの、07年に離婚。その後、逮捕歴のある沖縄の同級生との交際が報じられていた。
そして16年2月、橋本氏が、自民党の兵庫県連青年局主催の勉強会に今井を講師として招いたことがきっかけとなり、親密に。ホテルをパジャマでうろつく姿や、新幹線内で仲良く手をつないだ写真を撮られてしまった。
その後、今井はマスコミ各社に対して一方的にコメントを送付。橋本氏について「政治家として付き合う立場から個人的に好感を持つようになりました」とした上で「一線を越えていない」と男女の仲を否定した。
今井は、これまで再三にわたって会見で説明責任を果たすよう、マスコミ各社から要請されているがそれを無視。批判を浴びていた。しかし……。
政治関係者は「大きく流れが変わったのが、山尾志桜里衆院議員の不倫報道でした。幹事長就任が吹き飛ぶという前代未聞の事態が起こったことで、今井参院議員の報道は収束しました。自民党にも大きな追い風が吹き、一気に衆議院解散まで行き着きました。今井参院議員は一時、政治家を続ける気力も失っていたようですが、持ち直しつつあるようです。報道直後には、自民党内からも『議員辞職させた方がいい』との声も聞かれましたが、今はその声すらなくなっています。党幹部は今井参院議員に『今はとにかく目立つな』と指示を出し、時が過ぎ去るのを待っているような状況になりました」と声をひそめる。
さらに、永田町では希望の党が立ち上がり、民進党が解党寸前となり、話題は完全に様変わり。その裏で今井参院議員に平穏が戻り、胸をなで下ろすことになったようだ。