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レジェンド 作者:神無月 紅

レーブルリナ国

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1506/1506

1506話

 ダスカーから秘密裏に依頼を受けてから、数日。
 午前六時の鐘が鳴る直前、レイ達はギルムの正門前に集まっていた。
 レーブルリナ国のロッシに向かう、レイ、エレーナ、マリーナ、ヴィヘラ、ビューネの五人に、セトとイエロの二匹。
 そしてレイ達の……いや、この場合はエレーナ達の見送りに来ているアーラ。
 今回の依頼主のダスカーとその護衛達。
 籠を作った錬金術師のアマロス。
 そのような面々が集まり、更には人が何人も入るような巨大な籠があるのだから、それで人目を集めない筈がない。
 ましてや、今のギルムには増築工事で多くの人間が集まってきており、特に商人は今が稼ぎ時と物資を大量に運んできては、またギルムから出ていくという行為を繰り返している。
 これで、目立たない筈がなかった。

「蜃気楼の籠の使い方は、分かりましたね?」

 籠……正確にはマリーナ達が考えた蜃気楼の籠という名前に決まったらしいその籠を前に、アマロスがレイ以外の面々に向かって尋ねる。
 当然だろう。基本的にレイはセトの背に乗る以上、実際に蜃気楼の籠を動かすのはエレーナ達となるのだから。
 もっとも、その説明も特に難しいことはない。
 魔石が足りなくなれば魔石を投入する箱がそれを知らせてくれるので、後はそこに魔石を入れればいいだけだ。
 魔石を入れれば蜃気楼の籠は自動的に発動し、マーダーカメレオンの革を使って作られた籠は周囲の景色に溶け込む。
 もっとも、正確には一分程前の景色に色が変わるので、空以外では使い道はないのだが。
 例えば一分前に青空だったセトが雲の下を飛んでいれば、雲の中で一ヶ所だけ青空になっていたりと、微妙に使いにくい仕様だった。
 また、蜃気楼の籠は周囲の景色に紛れて誤魔化せても、それを運んでいるセトは別に隠せる訳ではない。
 ……それでも見つかりにくいのは事実である以上、便利ではあるのだが。

「では、レイ。頼む」

 エレーナ達がアマロスから蜃気楼の籠の使い方を聞いている中、レイはダスカーにそう声を掛けられていた。

「はい、任せて下さい。ギルムに妙な手を出してきた奴等には、相応の報いを与えてきます。……マジックアイテムとかも結構持ってそうですし」

 ギルムが侮られ、妙なちょっかいを掛けてきたという思いもレイにはあるが、ダスカーからの依頼を引き受けた最大の理由はやはりマジックアイテムだった。
 何故なら、アジャスは奴隷の首輪を数十個も用意していたのだ。
 つまり、アジャスの所属していた組織はそれだけのマジックアイテムを用意出来る資金力か、それを作ることが可能な技術力を持っているということになる。
 そのような場所である以上、当然のようにレイにとっては垂涎の的と言うべき相手だろう。
 今からどれだけのマジックアイテムを入手出来るのか……レイの目にあるのは、その思いが強い。
 丁度そのタイミングで午前六時の鐘が鳴り、レイ達の様子を見ていた商人や冒険者といった面々がギルムを出ていく。
 最初ということで、ギルムから出ていく者達の数は多い。
 蜃気楼の籠という大きな籠がある以上、レイ達は街から出る者達の勢いが一段落するまで待ち……人数が減ったのを確認してから、ギルムの外に出る。
 蜃気楼の籠は何人かの兵士達が一斉に持ち上げ、運ぶ。
 ふと、ミスティリングを使って運んだ方が早かったのでは? という思いを抱くレイだったが、わざわざ運んでくれている相手に自分から言うのどうかと思ったので、そのまま一緒に正門を出る。
 尚、当然だがそのような真似をしていれば周囲の目を引くのは当然で、門が開く前よりも多くの注目を浴びている。
 もっとも、レイは自分達がどれだけ目立つのか分かっている以上、気にするようなことはないのだが。
 そうしてギルムの外に出ると、街道から少し離れた場所に移動し、改めてダスカーはレイに話し掛けた。

「レイ、お前達がいない間、ギルムの増築工事の方はしっかりと回しておく。だから、その辺は心配するな」
「その言い方だと、まるで本来ギルムの増築工事を仕切っているのが、俺じゃなくてダスカー様のように思うんですけど」
「ん? そうか?」

 レイの言葉に首を傾げるダスカーだったが、護衛や部下達は、揃ってレイの言葉が正しいと頷きを返す。
 そんな周囲の者達の様子を見て、小さく咳払いをするダスカー。
 気を取り直し、再度口を開く。

「ともあれ、だ。お前がいないと増築工事でも色々と手間取ることが多くなるのは間違いない。それに、お前以外の他の面々もな」

 少し離れた場所で蜃気楼の籠に触ったり、アマロスから色々と話を聞いているマリーナやヴィヘラ達の方を見ながら、ダスカーが呟く。
 レイが率いる紅蓮の翼の面々がギルムの増築工事でこなしていた役割というのは、かなり大きい。
 そのレイ達がいなくなるのだから、当然のようにこれからの増築工事は今までよりも遅くなったり、問題が起きたりといったことになるだろう。
 だが、それを承知の上でも、レーブルリナ国に対しての……いや、正確にはその首都ロッシにある裏の組織に対する制裁はする必要があるのだ。

「まぁ、地図も貰いましたし、マリーナ達もいるので、道に迷うことはないと思うので、そこまで時間は掛からないと思いますが」

 基本的に地図というのは門外不出……と呼ぶに相応しい扱いをされている、戦略物資と呼ぶべき代物だ。
 以前レイがマリーナから借りた時もあったが、それもかなりのリスクを負っての行動だった。
 もしレイが地図を紛失でもしようものなら、それこそ下手をすれば死ぬか生きるかといった騒動になっていたのは間違いないだろう。
 それだけ重要な代物だったが、今回はレーブルリナ国に少しでも早く到着する為に、渡されている。
 もっとも、渡されたのはギルムからレーブルリナ国までの部分だけを写したものだったが。
 元々レイとセトは多少方向音痴気味なところがあり、更には何か面白い物があればそちらに意識を集中してしまうことも珍しくはない。
 結果として、目的地に到着するのが遅れるということが何度かあった。
 ……それでもセトの移動速度を考えれば、普通に馬に乗って移動するよりも圧倒的に速く目的地に到着しているのだが。
 今回は少しでも速くレーブルリナ国に到着し、そこで今回の一件の落とし前を付けて、出来るだけ速くギルムに戻ってくることを望まれていたので、その助けとなるように地図の写しを渡されたのだ。
 また、マリーナは以前……まだ冒険者として活動していた時にレーブルリナ国の近くまで依頼で向かったこともあるということもあり、道に迷うという心配はされていなかった。

「そうだな。まぁ、マリーナがいればその辺りの心配はいらないか」

 熟練の冒険者で、多くの経験を積んできたマリーナだ。
 冒険者として紅蓮の翼の中で一番頼りになる人物は誰かと言われればば、ダスカーは腐れ縁という関係を抜きにしてもマリーナを選ぶだろう。
 純粋な戦闘力ということであればレイを選ぶだろうが、やはり冒険者としての総合的な能力で見ればマリーナの方が上だと判断せざるを得ないからだ。
 また、ギルドマスターとして活動してきたことも、マリーナの信頼にプラス補正を与えている。

「レイ! こっちの準備は出来たわよ!」

 ヴィヘラがそう声を掛け、大きく手を振る。
 その近くでは、エレーナ、マリーナ、ビューネもレイの方を見ていた。
 セトは少し離れた場所で走り回っており、イエロはそんなセトの頭の上にいる。
 そんな仲間達を一瞥すると、レイはダスカーに向かって口を開く。

「では、行ってきます」
「ああ。頼んだ」

 そう告げるダスカーの言葉にあるのは、全幅の信頼。
 実際、レイはそう言われるだけの手柄を幾度となく立ててきたのだから、ダスカーの周囲にいる護衛や部下達も、そんなダスカーの態度に異論はない。
 ダスカーが頷いたのを確認してから、レイはセトを呼び、その背に乗る。
 エレーナを始めとして、レイと同行する者達は既に蜃気楼の籠の中に入っており、準備は万端だ。
 蜃気楼の籠の上の部分は、セトが掴みやすいように取っ手を用意してある。
 また、もし飛んでいる時に雨が降ってきてもいいように上の部分を閉じる事が出来るし、マーダーカメレオンの革と籠の間にはある程度の高度から落下しても大丈夫なように衝撃吸収剤も仕込まれている。
 勿論アマロスが急いで作った代物なので、色々とまだ完成度の低い場所もある。
 エレーナ達も、それは理解しているので座り心地が悪いこちには特に気にした様子もない。

「エレーナ様、お気を付けて!」

 外から聞こえてきたアーラの声に、エレーナも口を開く。

「では、行ってくる。ギルムの件は任せる」

 そんなやり取りをしているのを横目に、レイはセトの背に跨がる。

「じゃあ、行くか。……行けるよな、セト?」
「グルルゥ!」

 レイの言葉にセトは喉を鳴らし、数歩の助走で翼を羽ばたかせながら空に飛び立っていく。
 そんなセトの様子をダスカーを含めて地上にいる者達は眩しげに見つめる。
 空には朝の太陽があり、その太陽にセトが飛ぶ光景はどこか幻想的な光景があった。
 そうして空を軽く飛んだ後、セトは地上にある蜃気楼の籠に向かって急降下していく。

「頼むぞ」
「グルゥ!」

 レイの言葉にセトは元気よく鳴き声を上げ、そのまま狙いを付け……次の瞬間、セトは籠の取っ手を掴み、再び翼を羽ばたかせる。
 地上からその光景を見ている者達は、蜃気楼の籠の取っ手を掴んだセトの動きが一瞬鈍くなったようにも思ったが、次の瞬間には元気よく空を飛んでいく。
 ダスカー達は、そんなセトの姿が見えなくなるまで、じっと眺めていたのだった。





「セト、蜃気楼の籠の方は重くないか?」
「グルルルルルゥ!」

 レイの言葉に、セトは大丈夫! と喉を鳴らす。
 そこには無理をしているような様子は一切なく、レイも安心してセトの首を撫でてやった。

「そっちはどうだ!? 何か問題はないか!?」

 セトを撫でながら、次にレイは蜃気楼の籠の中に声を掛ける。
 天井、もしくは蓋と言うべき場所は現在開いており、普通に中を覗けるようになっている。
 その籠の中では、前もって用意されていたクッションにエレーナ達が座っている。
 もっとも籠の中はそこまで大きくないので、普段の生活に比べるとかなり狭苦しいのだが。
 だが、幸いにも見知らぬ相手という訳ではなく、蜃気楼の籠に乗っているのは全員が顔見知りで親しい者達だ。
 だからこそ、ある程度距離が近くても特に問題はなかった。
 これは、このメンバーだからこそ可能だったことであり、もしこの場に見知らぬ異性の一人でもいれば、今のように和やかな雰囲気にはなっていなかっただろう。

「大丈夫、問題ないわよー!」

 籠の中から聞こえてくるヴィヘラの声に、レイは少しだけ安堵の息を吐く。
 ダスカー部下になっているくらいだから、アマロスの技量は信用しているが、それでも殆ど初めて会ったばかりのような相手だ。
 そうである以上、もし何かあったらすぐにでもフォローをする必要があると、そう考えていたからだ。

(もう少し広ければ……あー、マジックテントでも入れれば良かったか? いや、この大きさだと無理だよな)

 広さの問題では、エレーナの持つ馬車やレイの持つマジックテントで解消出来る。
 だが、馬車は当然この籠の中には入らないし、レイの持つマジックテントもこの籠よりは大きい。
 蜃気楼の籠についてもう少し前に知っていれば、その辺りの要望も出来たのだが……と考えるも、現在の蜃気楼の籠はあくまでも試作品という扱いにすぎないのだと自分に言い聞かせる。

(この件が終わって改良されることになれば、マジックテントを置けるだけの大きさにして貰えばいいか。それに、砂上船とかの研究もあるから、大勢で移動する時はそっちがメインの移動手段になる可能性もあるしな)

 砂上船……いや、地上船が完成すれば、馬車より多くの荷物を運ぶことが出来、更には地上船がそのままレイ達にとっての宿となる。
 マジックテントの類を使わずとも、全員分の部屋がある地上船は移動拠点として最適といえた。

(もっとも、どれくらいの速度が出るかも問題になってくるだろうけど)

 地上船の速度が、それこそ馬車よりも遅く……それどころか、極端な例だが人が歩く速度よりも遅いとなれば、使い道がないとは言わないが、かなり制限されるだろう。
 馬車よりも遙かに高い積載量を持っているのだから、極端な話、輜重隊として使ったりするには最適だろう。
 商人も、移動速度はともかく一度に大量の荷物を運べるのだから、それを使いたいと思う者は皆無ということはない筈だ。

(地上船……楽しみだな。その為にも、今回の依頼はなるべく早く片付けられればいいんだが)

 そんな風に考えながら、レイはセトと共に、そして蜃気楼の籠に入っているエレーナ達と共にレーブルリナ国へ向かうのだった。

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