この項目は現在進行形の事象を取り扱っています。 調べものなどの参考にはなりますが絶対的に内容が不足しています。 加筆、訂正などをして下さる協力者を求めています。 |
9.25けもフレ事件とは、2017年9月25日午後8時からインターネット上でアニメ「けものフレンズ」監督の降板をめぐり、一方の当事者であるKADOKAWAへの非難が殺到している騒動である。
2017年9月25日午後8時ごろ、アニメ「けものフレンズ」の監督「たつき」氏の公式Twitterより
突然ですが、けものフレンズのアニメから外れる事になりました
ざっくりカドカワさん方面よりのお達しみたいです。すみません、僕もとても残念です
https://twitter.com/irodori7/status/912270635610472448
という発言が投下されたことに端を発する、一連の騒動。
アニメ「けものフレンズ」は2017年冬期アニメにおいて最も話題となった作品であり、同監督のもと二期を約束されていただけに発言の衝撃は大きく、ファンは勿論のことオープニング曲を担当した大石昌良氏、エンディング曲を担当したみゆはん氏等に留まらず、同作品を放送したテレビ東京の代表取締役社長小孫茂氏までもが、この件に関するコメントを寄せている。
2017年9月29日現在、この件について公式からの説明としてはけものフレンズプロジェクトが発表した文章一つだけとなっている。
しかしながらその内容が多くの疑問点と矛盾点を孕んでいたため事態の沈静化には至らず、さらにもう一方の当事者と目されるヤオヨロズ側の声明が9月29日現在まで出ていないことから、憶測が憶測を呼ぶ状況となっており、続報が待たれる状態が続いている。
9/27。この騒動を受けて、0時未明に、映像化プロジェクトの中心組織である「けものフレンズプロジェクトA」名義での発表が公式HPよりなされた(ほぼ同時刻に、KADOKAWAオフィシャルページからもリンクが張られた)。
以下、その全文を引用する。
「けものフレンズ」に関しまして、すでに新規映像化プロジェクトの制作を発表させていただいておりますが、発表当初より同体制での継続か、新体制での新たな表現かも合わせて検討中で、現時点においてもまだ何も決定していない状況です。
そのような中、今年1月~3月に放送されたTVアニメーションと同様の体制を優先として、視聴者のご期待に沿えるべく調整をしておりましたが、アニメーション制作会社であるヤオヨロズ株式会社より8月に入った段階で辞退したい旨の話を受け、制作体制を一から模索することになっているのが現状です。
「けものフレンズ」は動物ファーストの理念のもと、関わってくださったすべての方々の手によってゲーム、コミック、アニメ、舞台と展開して参りました。広く門戸を開放し、理念に賛同していただける方々のお力添えをいただき、世界を広げていきたい。そのために誰のものでもないプロジェクトとして、動物のための「けものフレンズ」として活動を重ねて参りました。
しかし、アニメーション制作を担当していただきましたヤオヨロズ株式会社には、関係各所への情報共有や連絡がないままでの作品利用がありました。映像化プロジェクトとしては次回の制作を引き続きお願いしたかったため、情報は事前に共有してほしい旨の正常化を図る申し入れをさせていただきましたが、ヤオヨロズ株式会社からは、その条件は受け入れられないので辞退したい、とのお返事でございました。
「けものフレンズ」の映像化プロジェクトに関しては、上記のような経緯で一部滞っておりますが、「けものフレンズプロジェクト」は今後も御協力をいただく皆様と共に作品を守り、ファンを守り、動物たちのことをもっと知ってもらう活動をこれからも初志貫徹、続けていく所存です。映像化に関しましても、改めて、そしてできるだけ早くご報告できるよう進めて参ります。
今後とも様々な「けものフレンズプロジェクト」をよろしくお願いします。
「けものフレンズ」の映像化プロジェクトに関するご報告(アーカイブ
)
しかし、この釈明文には三つの問題点がある。
それら全てを総合すると、全ての責任をたつき監督ならびにヤオヨロズに求めるような文章構築であり、実態が明らかになったとは言い難い。
作中ヒトのフレンズは既に登場しているのだが、一部のヒトをのけものにする文面の中で、『動物ファースト』のスローガンをこの場で掲げるのは本当に正しいのだろうか。吉崎観音氏の名誉の為に付け加えておくが、『動物ファースト』自体は吉崎観音氏が己の理念を以て提唱したスローガンである。それをこのような釈明文で使用することはあまりにも不適切である。
このように、事態を鎮静させる為の文章であるはずが、矛盾点や不明瞭な点などが多く、ファンの心情を逆撫でし、かえって更なる炎上を招いてしまった。
一方で、一連の事象に関するヤオヨロズ側からの公式発表は9/30時点で全く行われていない。
ヤオヨロズとその親会社であるジャストプロへ取材を試みるメディアもいるが、ねとらぼ副編集長であるてっけん氏のツイートによると、双方ともに「担当者不在」と返されてしまい情報の入手が難しい状態となっているもよう。
けものフレンズの件、なんとなく実情らしきものは見えてきたんだけど、記事化するにはいまひとつ裏付けが足りない状態。ヤオヨロズもジャストプロもずっと終日担当者不在。お客様の中に情報をお持ちの方はいらっしゃいませんか。お客様の中に情報をお持ちの方はいらっしゃいませんか。
https://twitter.com/tekken8810/status/913338024892567552
メディアでも取り上げられる事態となっている。以下は一例。
アニメ版けものフレンズが大ヒットした事については、ひとえに監督のたつき氏の功績であるとする風潮があった。
というのも、アニメより先行していたアプリ版もアニメ放送を待たずサービス終了してしまう程消えてしまいそうなコンテンツだったけものフレンズを、躍進させたのは紛れもなくアニメ版の影響であり、その細かな描写や作品の穏やかな雰囲気を形作る脚本からフレンズのモデリングまでの大部分を制作したのが他でもないたつき監督だからからである。
また、客観的に見て脚本において斬新な展開だとかはなく、革新的なイノベーションを用いた新しい技術なども多くは使われていないため、作品そのものが大きくヒットした背景には、社会が殺伐とする中で「誰も不幸にならない、皆が皆を認め合える」一種の「癒し」をこのアニメによって得たからという論評が多数派である。
そこに来てこの大人の事情ですと言わんばかりのこの仕打ち。功労者への冷たい仕打ちということもあるが、けものフレンズに「癒し」を求める視聴者に「現実」「金」「ブラック企業」という名の冷や水を浴びせる行為でもあり、ファンが一斉にKADOKAWAへ怒りの矛先を向けるという状況となっている。
但し、こうした監督交代事例は下記にあるように、今回に限ったことでもなく、アニメーション作品のシリーズ化、映画の続編制作などにおいて監督やスタッフの入れ替えはそれほど珍しい事態ではない。
しかし、本シリーズは“漫画作品のテレビアニメ化”といった類のものではなく、デザイン担当の漫画家吉崎観音や、たつきというアニメーション監督、その他多くのクリエイターを交えての様々なメディアミックスを前提として作られており、あくまで“複合的なプロジェクトの中で展開されるコンテンツのひとつ”として制作されたのがテレビアニメ版である。
よって、原作というクレジットはどこにも無く、単独名義での『固有の原作者』といえる者は存在していない。
今回との大きな違いは、テレビアニメシリーズを総括する『テレビ版における原作者』といえるほどの立場の人間が突然降板に至った、という点が異例であるということに留意されたい。
本作の一件を受けてアライグマ(アライさん)役の小野早稀、フェネック役の本宮佳奈の二名が所属している事務所が、たつき監督を擁するヤオヨロズをアニメーション担当の子会社としている「ジャストプロ」である事に飛び火して陰謀論が飛び交っている状況である。
この両名は主人公の一人であるサーバル役の尾崎由香と共に三人で「どうぶつビスケッツ」という声優グループを組んでおり、同じくペンギンアイドルグル―プの「PPP(ぺパプ)」と共に新人アイドル声優として本作の活動を行っていた。
しかしヤオヨロズの親会社であるジャストプロ所属の小野早稀、本宮佳奈の両名に関しては本作の事件でネット工作による猥褻中傷の被害にあっており根も葉もないジャストプロの悪評を流させることで批判的な流れをつくろうとしているやり玉に挙げられる。
なおジャストプロに所属しているけものフレンズ出演声優はPPPの一員ジェーン(ジェンツーペンギン)役の田村響華。ゲストキャラのシロサイ役の美木沙文とハシビロコウ役の小森未彩が挙げられる。
たつき監督降板発表から2日後に放映された2017年9月27日の第13回けものフレンズアワーにおいて、番組が始まった際にはたつき監督に一切触れず「お騒がせしています」とどうぶつビスケッツとPPPの声優陣に声明を出させている。[1]こうした炎上騒動で責任者が謝罪せず、ファンからの支持を受けている声優陣に謝罪させる事を俗に『声優の盾』と呼ばれているが本作でも起こってしまった。
尾崎由香初めとして声優陣が盛り立ててくれた本作のたつき監督降板からの一連の騒動を受けて心中複雑な様子が伝わってくる表情をしているという指摘もあり、またこの声明を発表したのがヤオヨロズ系列の小野早稀であった事も火に油を注ぐ結果となっている。
本事件が起こる以前から小野早稀、本宮佳奈は尾崎由香とユニットどうぶつビスケッツを組み、かばんちゃん役の内田彩やPPPの声優陣ともどもけものフレンズに貢献してきている。ジェーン役の田村響華も同様で他事務所のペンギンフレンズ声優の仲間の一員として活動してきた。
何故一生懸命に頑張っている人々が、何一つ問題を起こしていないにも関わらず頭を下げる立場に立たされ、本来責任を問うべき人間が全く責任を果たそうとしないのか。視聴者達はそれに怒りを覚えているのである。関係者各位が賢明な判断をすることを祈りたい。
この記事を閲覧しているけもフレファンの方は、悪質な風評被害に惑わされないようにしてほしい。
10月4日から文化放送にて新ラジオ『けものフレンズ presents フレンズ探検隊』がスタートする。メインパーソナリティはロイヤルペンギン役の佐々木未来、コウテイペンギン役の根本流風、そしてアライグマ役にしてジャストプロ所属の小野早稀の三名が決定されている。またキャラクターソングアルバム「Japari Cafe2」でもどうぶつビスケッツ×PPPの面々に変更はないとされているが『※収録内容は変更になる場合がございます』と公式サイトには記載されている。
補足:*全文は「色々と皆さんを不安にさせたり、お騒がせしていますが、私たちはこうして『けものフレンズ』を盛り上げることしかできませんので、これからも頑張って行きたいと思います。
なので、これからもこれを見てくださってる皆さんは、変わらずに『けものフレンズ』の作品やキャラクターたち、そして何より動物たちをこれからも愛してくださると嬉しいです。よろしくお願いします。」
けものフレンズプロジェクトAのスポンサーの一つであるテレビ東京の定例社長会見が9月28日に行われた。
その中で、当問題に関して小孫茂社長が言及した。
「テレビ東京は製作委員会の一員で、製作委員会がご案内のようにコメントをお出しになっているので、これを超えるコメント、個人の見解は差し控えるべきかと思っています」
スポニチAnnex
『テレ東社長「けもフレ」騒動に言及「ファンと同じ思い。第2弾ができる方策を模索できれば」』より
「2作目というお話しをさせていただいているかと存じます。全国あるいは世界多くのファンの皆さんとまったく同じ思いでございまして、なんとか将来、すでに発表されているような第2弾ができる方策をいろんな形で模索していければと。制作委員会の一員として実現できるように、実現できてファンの皆さんにあらためて喜んでいただけるような努力を惜しまないつもりです」
デイリースポーツonline サイト内記事
『「けもフレ」 2期目実現へテレ東社長尽力「世界のファンとまったく同じ思い」』から引用
2時間で20万以上といった驚異的な数のリツイートによってインターネット中に瞬く間に拡散し、日本にとどまらずこの事件は海外にまで届き、"#NoTatsukiNoTanoshi "というハッシュタグまで誕生。それら海外のファンの間でも、不謹慎に受け取られかねない発言が支持を集め、たつき監督の降板とKADOKAWAの判断に対して怒りを見せているなど、国内同様に炎上している。
ちなみに海外から日本アニメを見ることに『違法アップロード』を想像する人も居るかもしれないが、近年の場合は必ずしもその限りではない。
けものフレンズは公式から版権を購入したSteamやCrunchyroll、ビリビリ動画などで配信されている事から海外でも視聴する手段が存在するため、海外のけものフレンズファンもれっきとした公式視聴をしている「フレンズ」なのである。
その中でもCrunchyrollとビリビリ動画はけものフレンズが無名アニメであったころから支援をしている。
Crunchyrollは第8話「ぺぱぷらいぶ!」では観客席のフレンズ達に混じって本サイトのマスコットキャラであるCrunchyroll-Himeが一瞬だけ登場している(この件について解説している外部のまとめサイトへのリンク)。
またCrunchyroll自体、けものフレンズを配信しているテレビ東京と特に強く結びついており本放送局で放映されるアニメは日本でのテレビ放映から1時間後とハイペースで配信されている。
後者はOP『ようこそジャパリパークへ』のCDリリース記念イベントに秋葉原ラジオ会館にあるビリビリAKIBAスペースを貸していたり(外部リンク)。
AnimeJapan2017ではけものフレンズはKADOKAWAブースでは一切呼ばれず、ビリビリ動画ブースや中外鉱業ブースにてどうぶつビスケッツとPPPをゲストとして迎えることとなっている(外部リンク)。
なお、このイベントはけもフレ11話ショック直後のイベントである。
重ねて言うがこの時点でKADOKAWAブースやブシロードブースはけものフレンズに期待していなかったのかイベントの時間枠は用意していなかった。
海外資本のビリビリ動画が当イベントでけものフレンズの時間枠を用意してくれていたという状況であった。
またこのイベントで司会を務めているのは、けものフレンズを放映しているテレビ東京の細谷Pだと推測されている。
アメリカ、中国のほかにも、2017年5月からは台湾の動画サイト「巴哈姆特動畫瘋」にて配信。シンガポールに本拠地を持つ「Aniplus Asia」にてシンガポール・マレーシア・フィリピン・インドネシア・タイの東南アジア諸国で7月からけものフレンズが放映され、その親会社である韓国企業の「Aniplus」がハングル版として漫画版の翻訳のほか、10月から吹き替え版で放映することが決定している。
けものフレンズの海外展開の記事も参照のこと。
そして世界各国で愛された本作だからこそ今回のたつき監督降板騒動に対し、けものフレンズを楽しんだありとあらゆる人種・国籍の人間がたつき監督降板に強い衝撃とKADOKAWAへの怒りを感じているのである。
現在までのところカドカワグループは企業として視聴者への説明を一切しておらず、にもかかわらず以下のような工作にて事態の鎮静化を図っているとしてさらなる怒りを買っている。
前提として、ニコニコを運営する株式会社ドワンゴ、並びにニコニコニュース・ニコニコ大百科を運営する株式会社大百科ニュース社はKADOKAWAと同じく、KADOKAWAグループとドワンゴグループを統括する持株会社・カドカワ株式会社の完全子会社である。
けものフレンズ人気の爆心地の一つがニコニコ動画であったこともあり、大百科を含むニコニコ内ではこの騒動が大きな話題を呼んでいるのだが、なぜかこの問題に関連した単語や動画、ネット記事などがランキング外、あるいは本案件へのタグ消しや『NoTatsukiNoTanoshi』の本記事へのリダイレクト外しなどの活動が頻繁であるという異様な状況が発生。運営が忖度、もしくは隠蔽工作を行っているのではないかとみられている。
例えばニコニコニュースのランキングでは、この騒動を取り上げる記事が存在しコメントが非常に伸びているにもかかわらず、ランキングの圏外であるという不可解な状況が発生した。同時刻に掲載されたもっとコメント数の少ない記事が平然とランキング上位に位置していることから、単なるランキングの更新頻度といった話では済まされない。
これがTwitter上で炎上したことによるものか、26日2:40頃にガジェット通信の「『けものフレンズ』たつき監督が外れる! 『Twitter』でもトレンド1位に」(ニコニコニュース版
)がニコニコニュースで突如としてランキング1位に浮上。しかしその見出しは「「けものフレンズ」たつき監督、Twitterトレンド1位に」と明らかにどうして炎上したのかを隠蔽していると思えるタイトルであったことから再度炎上。
それを受けたものであるかは不明だが、わずか数十分で本来の見出しに修正された。
→ これに関しては9月27日にニコニコインフォに説明記事が投稿された。
「ニコニコニュースのランキングに、けものフレンズ関連の記事が掲載されない点」について
他にもニコニコ静画において、当記事や「たつき監督を返して」といった本騒動関連のニコニコ大百科の記事が存在しないかのように表示されている。(26日5:40現在)動画においてはこのような現象は確認されておらず、また静画でも初版が当記事よりも後に作成された大百科記事でも通常通り表示されているため反映遅れといった理由も考えにくく、これも姑息な隠蔽ではないかと指摘されている。
こちらの動画でも詳しく解説されている。
動画でも書かれている通り、この件に憤慨するならば、我々が起こせる最大のアクション、それはニコニコプレミアムの解約、今後登録を行わない事である。
今回の炎上騒動で、カドカワが各種インターネット掲示板へ火消しのために工作員を投入しているのではないかと騒ぎになっている。炎上があれば工作員がいると騒がれるのは毎度のことだが、この件ではただでさえニコニコでの隠蔽工作疑惑で心証が悪い上、これまた大炎上しているふたばちゃんねるにて「パターン23」という明らかに工作用テンプレをコピペミスした火消し投稿が確認されており、火に油を注いでいる。
詳しくは「パターン23」の記事を参照。
また9月28日にはデイリーニュースオンラインが今回の原因は吉崎観音とたつき監督の対立にあるとようなゴシップ記事を飛ばすが、デイリーニュースオンラインはこれまでも安室奈美恵は3年前に引退を決意?や北朝鮮の脅威が迫るなか日本を内側から蝕む「トンデモ県知事」たち
などのわいせつ中傷を中心としたゴシップ記事を執筆してきた曰くつきである。また吉崎観音先生・たつき監督以外の個人名及びライター名を一切伏せているのも問題である。
デイリーニュースオンラインへの情報提供/記事へのお問い合わせ。
上記の記事では「吉崎観音がたつきに嫉妬していた」という根も葉もないウワサが流れているが、吉崎氏とたつき監督の関係は良好である。たつき監督は元から吉崎氏のファンであり旧アプリ版もプレイしていた。また吉崎氏もたつき監督の前作「てさぐれ!部活もの」シリーズを視聴してその才能を見込んでいた事もあり、二人は意気投合している様子がガイドブックや各雑誌のインタビューでも語られていた。喫茶店でけものフレンズのアニメを楽しいものとするため打ち合わせを続けていたということが語られ、今年夏には取材も兼ねて吉崎氏とたつき監督が沖縄旅行に行っていたりなど、良好な関係を築いていた。
また吉崎観音先生の代表作である「ケロロ軍曹」で作画監督をしていた西田亜沙子は「吉崎先生がどんなにコンテンツを大事にする人かみんな知ってんだよ!!」「吉崎先生を侮辱すんな!!」と怒りを露わにした(Twitter本人がツイートを消してしまった
ので魚拓
)。
それを受けて『ケロロ軍曹』の総監督であった佐藤順一 は「『ケロロ』の時、吉崎先生はシナリオ打ち合わせにほぼ毎週でてくれてました」「常に監督の意向を尊重し、僕が先生の意見を却下することも普通にありましたし説明すれば納得してくれた」「僕が不愉快な思いをしたことは一度もありません」と吉崎先生の人柄を擁護している(Twitter)。
但し、たつき監督およびヤオヨロズは企画立ち上げ当初の『けものフレンズプロジェクト』の時点では確かに不参加であったほか、プロジェクトそのもののクレジットにもその名前は載っていないため、たつき側に原著作権が無い=たつきサイドでけもフレ作品を好きなようにしていいという契約を結んだわけではない、ということは恐らく事実であろうと考えられる。(契約内容が公開されていないため、分かる範囲の事実からの推測である)
2017年10月21日~22日に新潟で行われるアニメ・マンガフェスティバル「がたふぇすVol8」にて、2017年7月に詳細が公開された時には、たつき監督が所属しているアニメ会社ヤオヨロズの福原慶匡PもどうぶつビスケッツとPPPの声優陣と共にトークショーに参加する予定があった(証拠リンク)。
しかし当騒動を受けてから、がたフェスの公式サイトを見ると福原Pの名前が消去されていた(公式サイトの魚拓リンク)。
この事から8月~9月の間にたつき監督が所属しているヤオヨロズ降ろしの動きがあったのではないかと危惧する見解も出始めている
「大人の事情」「業界ではよくある事」、そんな言葉で本件を終わらせて良いと思っている人はそれで良い。だが、それでは到底納得が出来ない、どちらサイドに原因があったにせよ、もとの体制のままで二期が作られて欲しい。真実を明らかにして欲しいと思っている人もいる筈だ。その為に我々に出来る事がある。
この騒動を受けて署名サイトchange.orgでも署名運動が開始され、騒動後1日も経っていないにもかかわらず4万人以上もの署名をすでに集めている。このことは各地ニュースやテレビでも取り上げられている。
意味があるのか、そんなもの届かないのではないか、と考える人もいるかもしれないが、事実こうしてニュースなっている以上、その影響力は決して否定出来るものではないし、我々が起こせる確実な一つの行動として、選択肢に入れてみるのも良いだろう。(個人情報の取扱などがあるので、署名はあくまで自己責任で。)
署名はここから→けものフレンズ視聴者のみんなへたつき監督辞めないで
署名その2→たつき監督制作のけものフレンズ二期希望 署名用アカウント
署名その3→KADOKAWA、テレビ東京並びに関係者の皆様へ:けものフレンズ第2期、たつき監督以下主要製作スタッフの変更をしないでください (作成者:青木文鷹 @FumiHawk
)
最近では、文化庁に問い合わせる動きも大きくなり始めている。発端となったのは2ちゃんねるに書き込まれた以下の内容。
ジャパリパーク来園者 2017/09/28(木) 00:01:51
おれ文化庁にメール入れるわ
こんな声優の盾使ってる企業が日本のサブカルの元締めとか印象が悪すぎる
人権意識の高い海外にも情報が流れてるからこのままだと政府の進めるクールジャパンにも多大な影響が出てくるぞ、早くカドカワに行政指導を入れろって内容なら少なくとも文化庁の管轄には引っかかる
あと1人では全く効果ないだろうからこのレス見たフレンズは是非とも協力してほしい
これに賛同した人々が、次々と文化庁へ問い合わせしているようである。
文化庁への問い合わせはこのページから行える。そこから、「メディア芸術の振興に関すること(About Promoting the Media Arts)」の項目にある、「映画以外のメディア芸術の振興に関すること[マンガ,アニメーション,ゲーム,メディアアート等](About Promoting the Media Arts other than Films)」を選択すれば意見を投じる事が出来る。
もちろん、1人や2人程度では事は進まない。降板撤回を望むフレンズ皆の思いが結集する事で大きなエネルギーを生み出せる。(個人情報の扱いには注意した上で)一筆を投じてみてはどうだろうか。
以下に、要望文を書きやすくするための要素を例示しておくので、問い合わせようとする人は参考程度に見てもらいたい。
なお、クールジャパン戦略は文化庁も噛んでいるが経済産業省が主体なので、どこに文書を送る際にも事実関係は確認しておくのが好ましい。
スポンサーに問い合わせる事も我々に出来る数少ない行動の一つである(偏向報道にはスポンサー問合せの記事も参照)。
何故なら、KADOKAWAに問い合わせてもKADOKAWAは全くのノーダメージだが、問題がスポンサーにまで波及するのはKADOKAWAにとっても痛手になるからだ。要点は、あくまで「企業への質問」という形で送ることで、企業への批判などはしてはいけない。あくまで誠実な消費者としての文章を心掛ける事だ。
以下、アニメけものフレンズのCM提供先とコラボ対象について列挙する。
なお日清とJRAは今回のコラボに関する声明を出しており、どちらもKADOKAWAの担当者との交渉があって成立した旨を告げているためこれ以上問い合わせる必要はないのでは?という見解もある。
たつき監督に新作アニメを作ってもらって利益が増すコラボになるはずだった日清やJRAも、KADOKAWAの社内政治と不誠実な対応の被害者であると言える。
当記事のコメント>>5348氏が修正して作ったものを掲載する。
===========以下、テンプレ===========
『けものフレンズ』のたつき監督降板について
ご多用中失礼いたします。貴社がスポンサーをなさっているマルチメディアコンテンツ「けものフレンズプロジェクト」に関して、お尋ねさせて頂きたく願います。1.アニメ制作のほぼ全行程を行なっていた「たつき監督」は、降板が発表されました。製作委員会は監督続投について未定と発表していますが、署名活動等によって続投が望まれています。監督降板について、KADOKAWA様は貴社を関与させたのでしょうか?
2.監督降板の発表によって、製作委員会やKADOKAWA様に対する批判、およびニコニコ動画様の有料登録(プレミアム)解約宣言が相次いでいますが、貴社はKADOKAWA様や関係各所についてどのような対処を予定されておりますでしょうか?
3.製作委員会の発表にあった「関係各所への情報共有や連絡がないままでの作品利用」「情報は事前に共有してほしい旨の正常化」とは、具体的には何でしょうか? KADOKAWA様からお知らせがあったのであれば、可能な範囲でご教示頂けませんでしょうか?急なご連絡で恐縮ではございますが、事態の収束および「けものフレンズプロジェクト」のますますの発展のために、的確なご対応を何とぞよろしくお願い申し上げます。
上の動画ではKADOKAWAに対する手紙の嘆願書の作り方が丁寧に紹介されている
KADOKAWAの全く無関係な部署への個人攻撃は絶対に止める事。
この中でも木谷高明の発言は、情報が錯綜する中で状況をプロレスに喩え「場外乱闘」という言葉を使ってしまったため、KADOKAWAの火消しに加担するように受け取ることもできる発言を直接社長が行ったことで炎上が発生している
たつき監督が自主制作した短編続編。
アニメ「けものフレンズ」放映から一週間後、けもフレロスに陥っていたファンのために製作されたもの。
これが問題であるのならばとうに削除されているのだが、2017年9月27日現在も削除されず残っている。
なお、本作はけものフレンズBD付オフィシャルガイドブックには未収録。
当然ながら、けもフレを愛する絵師達の間でも悲しみや怒りの声が上がっている。なお本案件では工作なのかタグ外し・タグ荒らしが頻発しているのでタグロックを活用することを勧める。
KADOKAWAのロゴマークをフレンズ化、セルリアン化など。
以下の本はKADOKAWAの不祥事により回収。ここ数年、KADOKAWAの不祥事の酷さは突出している。
KADOKAWAの被害に遭った漫画家による暴露本。KADOKAWAの内部体質が垣間見える。
以下の『Japari Cafe』は『ドラマ&キャラクターソングアルバム』とされ、ドラマパート「じゃぱりまんがり」は監督・脚本をたつき監督が担当している。
しかし続編となる「Japari Cafe2」(12月13日発売予定)は前作にあった『ドラマ』部分が削除されて『キャラクターソングアルバム』にジャンル変更され、収録内容の予定からもたつき監督・脚本の名前が存在しない。アニメに登場したフレンズ達のキャラソンアルバムになる予定。
なお「Japari Cafe2」の発売が発表されたのは9月16日のイベントである。
当該記事は関連リンク参照。