「解約に際して、縛りなしの格安SIMが知りたい」「大手携帯会社の2年縛りが嫌だ」と思っていませんか。
格安SIMの場合、データ専用SIMは解約に関しての縛りは基本的にありません。音声通話SIMでも基本的に半年から1年間の縛りしかなく、中には縛りのないものまであります。
この記事では家電量販店にて格安SIMを5年間販売し続けている私が解約の縛りがない格安SIMについて以下の流れで紹介したいと思います。
この記事を読むことで大手携帯会社よりも解約の縛りが緩いとされている格安SIMの中でも特に縛りの緩い、もしくは縛りのない格安SIMについてわかります。
1. 大手携帯会社とMVNOの解約を徹底比較
大手携帯会社を利用している方がスマホの機種変更や携帯会社の変更を考える際に多くの方が気にするのが、2年縛りによる違約金の発生です。
大手携帯会社では以下のように携帯電話を解約できる期間が限られており、それ以外の時期に解約してしまうと9,500円ほどの解約金が発生してしまいます。
気をつけなければいけないのは、2年間経てばそれ以降はいつ解約しても違約金が発生しなくなるというわけではなく、更新期間に解約しなければ、また次の2年後まで解約に際して違約金が発生することです。
ただし、ドコモは現在2ヶ月間の更新期間の際に、いつ解約しても違約金のかからない「フリープランコース」と違約金はかかるけれども月々の料金がお得になる「ドコモ割コース」が選べるようになっています。
また、auやソフトバンクでも月々の月額料金は300円高くなりますが、契約から2年以降いつ解約しても問題のないプランがあります。
上記のauとソフトバンクのプランは月々300円取られてしまうので、2年間で300円×24ヶ月=7,200円かかってしまいます。
さらに2年8ヶ月になると300円×32ヶ月=9,600円かかってしまい、元々の違約金9,500円よりもお金がかかってしまいます。
上記のプランは2年以降2年8ヶ月未満の契約をする予定の人以外はお得にならないので注意しましょう。
上記のように大手携帯会社の料金プランは解約の際に非常に面倒です。
それに対して、解約の条件が緩い、「格安SIMの解約」に関して紹介します。
大手携帯会社よりも縛りの緩い格安SIMの解約
上記のように大手携帯会社の解約は2年縛りのせいで解約が非常に不便です。
しかし、格安SIMの解約は以下のようになっているので利用者にとっては非常に便利です。
- データ専用SIMの場合、基本的にいつ解約しても違約金はない
- 音声通話SIMの場合、基本的に半年〜1年しか最低利用期間がなく、それ以降はいつ解約しても違約金は発生しません
データ専用SIMは基本的に違約金がかからない
通話機能のない、データ専用SIMは基本的に違約金がかかりません。ただし、『IIJmio』だけは利用開始日の翌月末までが最低利用期間となっており、違約金が発生するので注意しましょう。
データ専用SIMでおすすめの格安SIMについて知りたい方は『主要20社を徹底比較|おすすめデータ通信のみ格安SIM』にて主要な格安SIMで紹介しているので参考にしてください。
上記の記事では利用データ量ごとに格安SIMをおすすめしていますが、どの格安SIMにするか迷った際は以下の格安SIMがおすすめです。
- 『LINEモバイル』(ドコモ回線)
- 『UQ-mobile』(au回線)
- 『U-mobile S』(ソフトバンク回線)
上記の3つの格安SIMはいずれも通信速度が非常に速い格安SIMです。上記の3つの格安SIMの性能などに関しては次章にて詳しく紹介します。
基本的に格安SIMを選ぶ際はこのように通信速度で決めるのがおすすめです。なぜなら、格安SIMは種類によっては通信速度が遅く、使い物にならないものもあるからです。
また、格安SIMを選ぶ際に今使っている携帯会社と通信回線が同じであればそのまま利用することができ、コストがかからないので最もお得に利用することができます。
音声通話SIMでも違約金のない格安SIM
また、音声通話が可能な音声通話SIMは基本的に半年〜1年の最低利用期間があるものが多いですが、中には以下のようにデータ専用SIM同様に解約に際して違約金のかからないものもあります。
- 『mineo』
- 『freetel』
- 『AEON MOBILE』
上記の3つの格安SIMは解約に際して違約金がかかりません。上記の3つの格安SIMの性能などに関しては次章にて詳しく紹介しますが、最もおすすめなのは『mineo』です。
ただし、違約金はないものの将来MNPを利用してまた別の会社に乗り変える場合、MNP転出料というものだけは絶対にかかってしまうので注意しましょう。
MNP(マイナンバーポータリティ)とは
ドコモ、au、ソフトバンクなどの大手携帯会社から他の携帯会社に乗り換える際にMNP(マイナンバーポータリティ)を利用することで現在利用している電話番号を他の携帯会社でも引き継ぐことができます。
つまり、携帯を他社に変更する際に電話番号をそのままにしておきたい場合はMNP転出料というものがかかってしまいます。
また、格安SIMのMNP転出料は通常2,000円〜3000円程度ですが、上記の3社に関しては縛りがない分、MNP転出料が以下のように他の会社とは違います。
『mineo』のMNPの仕組み
『mineo』のMNPの仕組みは利用期間に関係なく12ヶ月以内にMNP転出を行うと一律11,500円かかり、13ヶ月目以降は2,000円でMNP転出が可能です。
つまり、『mineo』にもMNP転出に関しては1年間の縛りがあると言えます。
『freetel』のMNP転出料の仕組み
『freetel』のMNP転出料は利用月数に応じて以下のようになっています。
利用月数 | MNP転出手数料 |
1ヶ月 | 15,000円 |
2ヶ月 | 14,000円 |
3ヶ月 | 13,000円 |
4ヶ月 | 12,000円 |
5ヶ月 | 11,000円 |
6ヶ月 | 10,000円 |
7ヶ月 | 9,000円 |
8ヶ月 | 8,000円 |
9ヶ月 | 7,000円 |
10ヶ月 | 6,000円 |
11ヶ月 | 5,000円 |
12ヶ月 | 4,000円 |
13ヶ月 | 2,000円 |
上記のように『freetel』でMNP転出を行う場合。13ヶ月目からでなければ他の格安SIMと同程度の安さにはならないので、MNP転出に関しては1年間の縛りがあるとも言えます。
『AEON MOBILE』のMNPの仕組み
『AEON MOBILE』は契約日から180日以内にMNP転出を行うと8,000円かかり、181日目以降にMNP転出を行なった場合は3,000円の手数料となります。
MNP転出料が安くなるのが他の違約金のない格安SIMよりも早いだけでなく、180日以内に解約しても8,000円と安いのが特徴です。
最低利用期間が半年以下の音声通話SIM
音声通話SIMで違約金の発生しない格安SIMでもMNP転出を行う場合、上記のようにMNP転出料がかかってしまいます。そこで最低利用期間が短い格安SIMについても紹介しておきます。
縛りの少ない格安SIM | 最低利用期間 | 違約金 |
『U-mobile』 (ドコモ) |
利用開始日の翌月から 6ヶ月目の末日まで |
8,000円 |
『OCNモバイル』 (ドコモ) |
利用開始日の翌月1日から 6ヶ月目の末日まで |
8,000円 |
『NifMo』 (ドコモ) |
利用開始日の翌月から 6ヶ月目の末日まで |
8,000円 |
『b-mobile』 (ドコモ) |
利用開始から4ヶ月以内 | 6,000円 |
上記の格安SIMは最低利用期間が半年以下の格安SIMです。
上記の4つの格安SIMの性能などに関しては次章にて詳しく紹介しますが、最もおすすめなのは『U-mobile』です。
ちなみにここまでおすすめの格安SIMを紹介してきましたが、ドコモ系列の回線が多く、それらはauやソフトバンクの携帯を使っている方はそのまま使うことができません。
「3. 今auやソフトバンクを使っている方がおすすめの格安SIMを持つ2つの方法」にauやソフトバンクのユーザーの方がドコモ系列のSIMを使うための方法をまとめたので、参考にしてみてください。
参考:大手携帯会社から格安SIMに乗り換えたいけれども違約金が気になる方へ
先ほども紹介した通り、現在大手携帯会社を利用している方は携帯を解約する際に違約金なしで解約するのが非常に困難です。
そのため、なかなか格安SIMへの乗り換えに気が進まないという方も多いかもしれません。
しかし、大手携帯会社から格安SIMに乗り換えることで平均して5,000円ほど月額料金が安くなるので、格安SIMを2〜3ヶ月利用すれば違約金以上にお得になります。
2. 解約の縛りが緩い音声通話SIM10選の詳細
この章では前章で紹介した解約の縛りが緩い、もしくはない格安SIMについて以下の流れで紹介をしていきます。
- 基本的に違約金がかからないデータ専用SIMおすすめ3選
- 違約金のないおすすめ音声通話SIM3選
- 最低利用期間が半年以下のおすすめ音声通話SIM4選
前章を読んでどの格安SIMにするか悩んでいる方はこの章を読むことでそあなたにあった格安SIMが見つかります。
また、欲しい格安SIMが現在利用している通信回線と異なる方はセットでSIMフリースマホを買うか、SIMロック解除をしましょう。
SIMロック解除に関しては次章にて紹介します。
2-1. 基本的に違約金がかからないデータ専用SIMおすすめ3選
通話機能のない、データ専用SIMは基本的に違約金がかかりません。
たくさんの中から選べるわけですが、データ専用SIMでおすすめの格安SIMは以下の3つです。
通信速度 | 1GB | 3GB | 5GB | 7GB | 10GB | 30GB | 無制限 | |
『LINEモバイル』 (ドコモ) |
◎ | 500円 | 1,110円 | 1,640円 | 2,300円 | 2,640円 | – | – |
『UQ-mobile』 (au) |
◯ | – | 980円 | – | – | – | – | 1,980円 |
『U-mobile S』 (ソフトバンク) |
◯ | 880円 | 1,580円 | – | 2,980円 | – | 4,980円 | – |
上記の3つの格安SIMは、解約に際して違約金がなく、いずれも通信速度が非常に速い格安SIMです。
基本的に格安SIMを選ぶ際は通信速度で決めるのがおすすめです。なぜなら、格安SIMは種類によっては通信速度が遅く、使い物にならないものもあるからです。
また、格安SIMを選ぶ際に今使っている携帯会社と通信回線が同じであれば今の携帯の機種をそのまま利用することができるので、それを元に選びましょう。
SIMフリースマホを買うなど、どの回線でもいい場合は『LINEモバイル』がおすすめです。
LINEモバイル(ドコモ)
『LINEモバイル』はドコモの回線を利用している格安SIMです。現在、ドコモを利用している方ならば今使っている機種をそのまま使うことができます。
また、通信の速度も速く、セットで販売しているSIMフリースマホも人気の端末を取り扱っているので最もおすすめの格安SIMです。
そのため、ドコモユーザーにはもちろんですが他の携帯会社のスマホをSIMロックを解除するか、新しくスマホとセットで購入するのもおすすめです。
SIMロックを解除する際は必ずこちらの動作確認済み端末一覧を確認してから解除することをおすすめします。
LINEモバイルの8つの注目ポイント!
LINEモバイルには8つの注目ポイントがあります。
- LINE、Facebook、Twitter、Instagramなどの人気のアプリが速度制限されない
- LINEのID検索に対応している
- 余ったデータ通信量は繰り越しできる
- LINEポイントが毎月もらえる
- 「10分かけ放題オプション」で通話もお得になる
- 3日間で一定通信量を超えた場合の通信速度制限がない
- 月額料金が1か月無料になる
- 家族や友だちにデータをプレゼントできる
LINEモバイルの2つの気をつけるべきポイント!
LINEモバイルには2つの気をつけるべきポイントがあります。
- 音声SIMには12か月の最低契約期間がある
- ほとんどのプランで人気のアプリの通信量がカウントされないので契約する際は利用通信量に注意して、高速通信量の大きすぎるプランにしない
LINEモバイルの通信速度
LINEモバイルの通信速度は安定的に速いです。
朝(8:00〜9:00) | 昼(12:00〜13:00) | 夕方(17:30〜18:30) | 夜(21:30〜22:30) | 総合評価 |
○ | ○ | ◎ | ◎ | ◎ |
LINEモバイルのプラン詳細
LINEモバイルには以下のようなプランがあります。
-データ通信専用の場合-
1GB | 3GB | 5GB | 7GB | 10GB |
500円 | 1,110円 | 1,640円 | 2,300円 | 2,640円 |
LINEモバイルで買えるおすすめスマホ
LINEモバイルにはセットで購入できる端末が多くありますが迷った場合は以下の端末がおすすめです。。
- 「GRAND X LTE」:12,480円
- 「HUAWEI nova lite」:19,900円
- 「arrows M03」:27,800円
- 「ZenFone™ 3」:35,800円
LINEモバイルで実施中のキャンペーン
現在、LINEモバイルでは「LINEモバイルデビュー応援 2ヶ月連続3GBデータ増量キャンペーン:2017/5/1~ 11/30」を行なっています。
“LINEモバイル”公式サイト:「https://mobile.line.me/」
UQ-mobile(au)
『UQ-mobile』はauの回線を利用している格安SIMです。現在、auを利用している方ならば今使っている機種をそのまま使うことができます。
この格安SIMはau系の格安SIMの中でも非常に早い通信が可能です。
また、無料で15日間試すこともできるので初めて格安SIMを利用する方にもおすすめです。
ただしau以外の端末でSIMロック解除をしてから利用する際は必ず、こちらの動作確認済み端末一覧を確認してから解除することをおすすめします。
UQ-mobileの7つの注目ポイント!
UQ-mobileには7つの注目ポイントがあります。
- UQ-mobileは最大で225Mbpsの通信速度になり実際に利用した際も他の格安SIMよりも通信速度が圧倒的に早いです。
- UQ-mobileは無料で15日間試せます。
- UQ-mobileには2回線目以降が毎月500円引きになる「UQ家族割」があります。
- UQ-mobileにはターボ機能と呼ばれる高速通信と低速通信の切り替えができる機能があります。
- UQ-mobileはSMSやテザリングが機能あります。
- UQ-mobileはキャリアメールのように使えるメールが使えます
- UQ-mobileはMNPの移行空白期間がないです。
UQ-mobileの4つの気をつけるべきポイント!
UQ-mobileの気をつけるべきポイントは以下の4つです。
- UQ-mobileのデータ通信はLTEとVoLTEのみなので、3G回線を利用することができません。
- UQ-mobileではぴったり/おしゃべりプランを利用する場合、一定期間経つと料金やGB数が変更されます。
- 無制限プランは最大通信速度500Kbps(低速)です。
- UQ-mobileには大手携帯会社と同じように2年縛り、自動更新があり、更新月以外に解約すると違約金9,500円が発生してしまいます。
UQ-mobileの通信速度
UQ-mobileの通信速度は非常に速いです。
朝(8:00〜9:00) | 昼(12:00〜13:00) | 夕方(17:30〜18:30) | 夜(21:30〜22:30) | 総合評価 |
◎ | ◎ | ◎ | ◎ | ◎ |
UQ-mobileのプラン詳細
UQ-mobileには以下のようなプランがあります。
-データ通信専用の場合-
3GB | 無制限 |
980円 | 1,980円 |
UQ-mobileで買えるおすすめスマホ
UQ-mobileにはセットで購入できる端末が多くありますが迷った場合は以下の端末がおすすめです。。
- 「HUAWEI P10 lite」:31,300円
- 「ZenFone 3」:39,800円
- 「arrows M03」:38,800円
“UQ-mobile”公式サイト:「http://www.uqwimax.jp/beginner/mobile/」
U-mobile S(ソフトバンク)
『U-mobile S』はソフトバンクの回線を利用している格安SIMです。現在、ソフトバンクを利用している方ならば今使っている機種をそのまま使うことができます。
今までソフトバンクのスマホをSIMロック解除なしで使える格安SIMはありませんでしたが、2017年3月に入ってソフトバンク回線の格安SIMがついに登場しました。
また、通信速度も非常に速いのでおすすめです。
ソフトバンク以外の端末でSIMロック解除をしてから利用する際は必ず、こちらの動作確認済み端末一覧を確認してから解除することをおすすめします。
U-mobile Sの6つの注目ポイント!
U-mobile Sの注目ポイントは以下の6つです。
- ソフトバンクのiPhoneがSIMロック解除なしで使える
- 最低利用期間や解約金がないので気軽に試せる
- 通信速度が速い
- SIMロック解除されたiPhoneやiPadも使える
- Android端末では通信・テザリングとも可能
- ソフトバンクよりも料金が安くなる
U-mobile Sの3つの気をつけるべきポイント!
U-mobile Sの気をつけるべきポイントは以下の3つです。
- 月額料金が他の格安SIMと比べて割高
- プランがSMS機能なしのデータ通信SIMのみ
- SIMカードのサイズ選び間違いに注意
U-mobile Sの通信速度
U-mobileの通信速度は現状、非常に速いです。
朝(8:00〜9:00) | 昼(12:00〜13:00) | 夕方(17:30〜18:30) | 夜(21:30〜22:30) | 総合評価 |
◎ | ◎ | ◎ | ◎ | ◎ |
U-mobile Sのプラン詳細
U-mobile Sにには以下のようなプランがあります。
-データ通信専用の場合-
1GB | 3GB | 7GB | 30GB |
880円 | 1,580円 | 2,980円 | 4,980円 |
U-mobile Sでおすすめのスマホ
U-mobile Sにも格安SIMトセットで購入可能なスマホがありますが、基本的に新しいスマホを買うのはおすすめできません。
なぜなら、U-mobile SはSIMロックが解除できないiPhoneやiPadで音声通話は使わない方で現在ソフトバンクのiPhoneなどを利用している場合にのみメリットのある格安SIMだからです。
SIMロックの解除されているスマホとセットで買うのであれば、他のauやドコモの格安SIMを探すことをおすすめします。
“U-mobile S”公式サイト:「https://umobile.jp/」
2-2. 違約金のないおすすめ音声通話SIM3選
音声通話が可能な音声通話SIMは基本的に半年〜1年の最低利用期間があるものが多いですが、中には以下のようにデータ専用SIM同様に解約に際して違約金のかからないものもあります。
※違約金はかからなくてもMNP転出料はかかるため注意が必要です。
通信速度 | 500MB | 1GB | 2GB | 3GB | 4GB | 5GB | 6GB | 8GB | 10GB | 12GB | 15GB | 20GB | 30GB | 40GB | 50GBB | |
『mineo』 (ドコモ、au) |
◯ | 1,400円 | 1,500円 | – | 1,600円 | – | – | 2,280円 | – | 3,220円 | – | – | 4,680円 | 6,600円 | – | – |
1,310円 | 1,410円 | – | 1510円 | – | – | 2,190円 | – | 3,130円 | – | – | 4,590円 | 6,510円 | – | – | ||
『freetel』 (ドコモ) |
△ | – | 1,199円 | – | 1,600円 | – | 2,220円 | – | 2,840円 | 3,170円 | – | 4,380円 | 5,570円 | 7,680円 | 10,100円 | 12,500円 |
『AEON MOBILE』 (ドコモ) |
△ | 1,130円 | 1,280円 | 1,380円 | – | 1,580円 | – | 1,980円 | 2,680円 | – | 3,280円 | – | 4,680円 | 6,080円 | 7,980円 | 1万800円 |
上記の3つの格安SIMは解約に際して違約金がかかりません。最もおすすめなの通信速度の早い『mineo』です。
mineo(ドコモ、au)
『mineo(ドコモ、au)』はドコモの回線とauの回線を利用している格安SIMです。現在、ドコモかauを利用している方ならば今使っている機種をそのまま使うことができます。
また、家族で契約したり複数契約すると1台につき月額50円引きになったり、データ量を共有できたりもします。
ただ、ドコモとauでは月額料金に若干の差があるので注意しましょう。
SIMロックを解除する際は必ずこちらの動作確認済み端末一覧を確認してから解除することをおすすめします。
『mineo』のMNPの仕組み
『mineo』のMNPの仕組みは利用期間に関係なく12ヶ月以内にMNP転出を行うと一律11,500円かかり、13ヶ月目以降は2,000円でMNP転出が可能です。
つまり、『mineo』にもMNP転出に関しては1年間の縛りがあると言えます。
mineo(ドコモ、au)の5つの注目ポイント!
mineo(ドコモ、au)には5つの注目ポイントがあります。
- 音声通話SIMをすぐ解約しても解約手数料がかからない
- 家族割や複数回線割で1台につき月額50円が割引される
- パケットシェアで余ったデータを家族で共有できる
- データを人に分けることができる
- フリータンクでmineoユーザー全員とデータ共有ができ、月1GBまで無料でもらえる
mineo(ドコモ、au)の気をつけるべきポイント!
mineo(ドコモ、au)はどのスマホが使えるのか少し複雑なので気をつけましょう。
以下で紹介している、「HUAWEI P10 lite:2万7600円」「HUAWEI nova lite… 1万9800円(ドコモプランのみ)」などがおすすめです。
mineo(ドコモ、au)の通信速度
mineo(ドコモ、au)の通信速度は比較的速い方です。
朝(8:00〜9:00) | 昼(12:00〜13:00) | 夕方(17:30〜18:30) | 夜(21:30〜22:30) | 総合評価 |
◎ | △ | ○ | ◎ | ○ |
mineo(ドコモ、au)のプラン詳細
mineo(ドコモ、au)には以下のようなプランがあります。
–ドコモの音声通話付きプランの場合-
500MB | 1GB | 3GB | 6GB | 10GB | 20GB | 30GB |
1,400円 | 1,500円 | 1,600円 | 2,280円 | 3,220円 | 4,680円 | 6,600円 |
–auの音声通話付きプランの場合-
500MB | 1GB | 3GB | 6GB | 10GB | 20GB | 30GB |
1,310円 | 1,410円 | 1510円 | 2,190円 | 3,130円 | 4,590円 | 6,510円 |
mineo(ドコモ)で買えるおすすめスマホ
mineo(ドコモ、au)にはセットで購入できる端末が多くありますが迷った場合は以下の端末がおすすめです。
- HUAWEI P10 lite:27,600円
- arrows M03:31,800円
- HUAWEI nova lite:19,800円(ドコモプランのみ)
mineo(ドコモ、au)で実施中のキャンペーン
現在、mineo(ドコモ、au)では「マイネ王」のメンバー登録後、mineoのeoIDをはじめて連携すると、もれなく1GBのデータ容量をプレゼントされます。
“mineo(ドコモ、au)”公式サイト:「http://mineo.jp/charge/docomo/」
freetel(ドコモ)
『freetel』はドコモの回線を利用している格安SIMです。現在、ドコモを利用している方ならば今使っている機種をそのまま使うことができます。
また、月1GBもデータを使わない場合や長期間スマホを使わない場合などはプランが非常に安いのでFREETEL SIMが最適です。
SIMロックを解除する際は必ずこちらの動作確認済み端末一覧を確認してから解除することをおすすめします。
『freetel』のMNP転出料の仕組み
『freetel』のMNP転出料の仕組みは以下のようになっています。
利用月数 | MNP転出手数料 |
1ヶ月 | 15,000円 |
2ヶ月 | 14,000円 |
3ヶ月 | 13,000円 |
4ヶ月 | 12,000円 |
5ヶ月 | 11,000円 |
6ヶ月 | 10,000円 |
7ヶ月 | 9,000円 |
8ヶ月 | 8,000円 |
9ヶ月 | 7,000円 |
10ヶ月 | 6,000円 |
11ヶ月 | 5,000円 |
12ヶ月 | 4,000円 |
13ヶ月 | 2,000円 |
上記のように『freetel』でMNP転出を行う場合。13ヶ月目からでなければ他の格安SIMと同程度の安さにはならないので、MNP転出に関しては1年間の縛りがあるとも言えます。
freetelの3つの注目ポイント!
freetelには3つの注目ポイントがあります。
- 月1GB以下なら月額料金が業界最安値クラスで安い
- 音声通話付きSIMをすぐに解約しても違約金がない
- 月3GB以上の定額プランはTwitter、Facebook、インスタグラムなどをデータ消費なしで使える
freetelの6つの気をつけるべきポイント!
freetelには6つの気をつけるべきポイントがあります。
- 実際に出る通信速度が遅い
- データ量が余っても翌月への繰越はない
- 節約モードの通信速度が遅い
- スマートコミコミ+には危険が多い
- データ消費なしで使えるアプリでも速度制限後は遅くなる
- 問い合わせ電話が繋がりにくい
freetelの通信速度
実験でfreetelの通信速度は若干遅かったです。
朝(8:00〜9:00) | 昼(12:00〜13:00) | 夕方(17:30〜18:30) | 夜(21:30〜22:30) | 総合評価 |
○ | △ | △ | ○ | △ |
freetelのプラン詳細
freetelには以下のようなプランがあります。
–音声通話付きプランの場合-
1GB | 3GB | 5GB | 8GB | 10GB | 15GB | 20GB | 30GB | 40GB | 50GBB |
1,199円 | 1,600円 | 2,220円 | 2,840円 | 3,170円 | 4,380円 | 5,570円 | 7,680円 | 11,000円 | 12,500円 |
freetelで買えるおすすめスマホ
freetelには非常に多くのセットプランがあるのでこちらを参考にしてください。
“freetel”公式サイト:「https://www.freetel.jp/」
AEON MOBILE(ドコモ)
『 AEON MOBILE』はドコモの回線を利用している格安SIMです。現在、ドコモを利用している方ならば今使っている機種をそのまま使うことができます。
また、イオンの大型店舗でもイオンモバイルの販売とサポートも行っていますが、実際のサポートは限定的です。
SIMロックを解除する際は必ずこちらの動作確認済み端末一覧を確認してから解除することをおすすめします。
『AEON MOBILE』のMNPの仕組み
『AEON MOBILE』は契約日から180日以内にMNP転出を行うと8,000円かかり、181日目以降にMNP転出を行なった場合は3,000円の手数料となります。
MNP転出料が安くなるのが他の違約金のない格安SIMよりも早いだけでなく、180日以内に解約しても8,000円と安いのが特徴です。
AEON MOBILEの4つの注目ポイント!
AEON MOBILEには4つの注目ポイントがあります。
- 格安SIMの月額料金が業界最安値水準に安い
- 販売とサポートをするイオンの実店舗が全国200店舗以上ある
- 音声SIMプランをすぐに解約しても違約金なし
- 低速通信でも通信開始から一定量だけは高速で通信できるので通信時間が短縮される(初速バースト)
AEON MOBILEの4つの気をつけるべきポイント!
AEON MOBILEには4つの気をつけるべきポイントがあります。
- 格安スマホが高い
- 実店舗でのサポートは限定的になる
- キャンペーンをほとんどしない
- 契約後は問い合わせ電話が有料になる
AEON MOBILEの通信速度
実験の中でAEON MOBILEの通信速度は若干遅かったです。
朝(8:00〜9:00) | 昼(12:00〜13:00) | 夕方(17:30〜18:30) | 夜(21:30〜22:30) | 総合評価 |
○ | △ | △ | ○ | △ |
AEON MOBILEのプラン詳細
AEON MOBILEには以下のようなプランがあります。
500MB | 1GB | 2GB | 4GB | 6GB | 8GB | 12GB | 20GB | 30GB | 40GB | 50GBB |
1,130円 | 1,280円 | 1,380円 | 1,580円 | 1,980円 | 2,680円 | 3,280円 | 4,680円 | 6,080円 | 7.980円 | 1万800円 |
AEON MOBILEで買えるおすすめスマホ
AEON MOBILEにはセットで購入できる端末が多くありますが迷った場合は以下の端末がおすすめです。
- HUAWEI P10 lite:29,980円
- arrows M03:34,800円
- ZenFone3 Max:19,800円
AEON MOBILEで実施中のキャンペーン
現在、AEON MOBILEではビデオマーケットに加入すると2,500ポイントプレゼントされるキャンペーンを行っています。
“AEON MOBILE”公式サイト:「http://aeonmobile.jp/」
2-3. 最低利用期間が半年以下のおすすめ音声通話SIM4選
音声通話SIMで違約金の発生しない格安SIMでもMNP転出を行う場合、上記のようにMNP転出料がかかってしまいます。そこで最低利用期間が短い格安SIMについても紹介しておきます。
通信速度 | 1.1GB | 2GB | 3GB | 5GB | 6GB | 7GB | 10GB | 13GB | 15GB | 20GB | 25GB | 30GB | 無制限 | |
『U-mobile』 (ドコモ) |
◯ | – | – | 1,580円 | 1,980円 | – | – | – | – | – | – | 2,880円 | – | 2,980円 |
『OCNモバイル』 (ドコモ) |
◯ | – | – | 1,800円 | – | 2,150円 | – | 3,000円 | – | 2500円 | 4,850円 | – | 6,750円 | – |
『NifMo』 (ドコモ) |
◯ | 1,340円 | – | 1,600円 | – | – | 2,300円 | – | 3,500円 | – | – | – | – | – |
『b-mobile』 (ドコモ) |
× | 公式ページを参照してください。 |
上記の格安SIMは最低利用期間が半年以下の格安SIMです。最もおすすめなのは通信速度が安定していて、料金プランも安いものが多い『U-mobile』です。
U-mobile(ドコモ)
・最低利用期間と違約金:利用開始日の翌月1日から6ヶ月目の末日まで8,000円
『U-mobile』はドコモの回線を利用している格安SIMです。現在、ドコモを利用している方ならば今使っている機種をそのまま使うことができます。
U-mobileは、音声通話SIMなら映画の新作が毎月1つ見れたり、無料で使えるWiFiスポットがあります。
プランのお得度や、速度テストの結果から縛り期間が短い4つの格安SIMの中で私が最もおすすめしています。
SIMロックを解除する際は必ずこちらの動作確認済み端末一覧を確認してから解除することをおすすめします。
U-mobileの4つの注目ポイント!
U-mobileには4つの注目ポイントがあります。
- 通信量1GB以下と通信量1GB~3GBの2段階の定額にできる
- フレッツ光の「U-NEXT光コラボレーション」で自宅のインターネット料金とセットで割引にできる
- 12万本以上の動画を配信するU-NEXTのサービスが利用できる
- 音楽配信サービス「SMART USEN」の月額3,218円でセットプランがある
U-mobileの気をつけるべきポイント!
U-mobileにはLTE使い放題プランがありますが短期間に大量のデータ通信を行うと、一時的にデータ通信速度が200kbpsに制限されます。
U-mobileの通信速度
U-mobileの通信速度は比較的速い方です。
朝(8:00〜9:00) | 昼(12:00〜13:00) | 夕方(17:30〜18:30) | 夜(21:30〜22:30) | 総合評価 |
○ | ○ | ○ | ◎ | ○ |
U-mobileのプラン詳細
U-mobileには以下のようなプランがあります。
–音声通話付きプランの場合-
3GB | 5GB | 25GB | 無制限 |
1,580円 | 1,980円 | 2,880円 | 2,980円 |
U-mobileで買えるおすすめスマホ
U-mobileにはセットで購入できる端末が多くありますが迷った場合は以下の端末がおすすめです。
- P10 lite:29,980円
- arrows M03:33,800円
“U-mobile”公式サイト:「https://umobile.jp/faq/」
OCNモバイル(ドコモ)
・最低利用期間と違約金:利用開始日の翌月1日から6ヶ月目の末日まで8,000円
『OCNモバイル』はドコモの回線を利用している格安SIMです。現在、ドコモを利用している方ならば今使っている機種をそのまま使うことができます。
知名度は抜群ですが、他の格安SIMと比べて月額料金は少しだけ高く、通信速度は普通か少し劣っています。
SIMロックを解除する際は必ずこちらの動作確認済み端末一覧を確認してから解除することをおすすめします。
OCNモバイルの6つの注目ポイント!
OCNモバイルには6つの注目ポイントがあります。
- 実測230kbpの低速モードが無制限で使える
- 300円〜1200円ほどで初期費用が安い
- スマホとセットで買うと、初期費用が無料になる
- 初月無料で、初月にプラン変更ができる
- 口座振替での支払いに対応
- 低速通信でも通信開始から一定量だけは高速で通信できるので通信時間が短縮される(初速バースト)
OCNモバイルの3つの気をつけるべきポイント!
OCNモバイルには3つの気をつけるべきポイントがあります。
- 月額料金が他の格安SIMと比べて少しだけ高い
- 通信速度は普通か少し劣る
- 通信経路上で送信するデータが喪失し、宛先まで届かないことがある
OCNモバイルの通信速度
OCNモバイルの通信速度は比較的速い方です。
朝(8:00〜9:00) | 昼(12:00〜13:00) | 夕方(17:30〜18:30) | 夜(21:30〜22:30) | 総合評価 |
◎ | △ | △ | ○ | ○ |
OCNモバイルのプラン詳細
OCNモバイルには以下のようなプランがあります。
–音声通話付きプランの場合-
3GB | 6GB | 10GB | 15GB | 20GB | 30GB |
1,800円 | 2,150円 | 3,000円 | 2500円 | 4,850円 | 6,750円 |
OCNモバイルで買えるおすすめスマホ
OCNモバイルにはセットで購入できる端末が多くありますが迷った場合は以下の端末がおすすめです。
- HUAWEI P10 lite:22,800円
OCNモバイルで実施中のキャンペーン
現在、OCNモバイルルでは以下の2つのキャンペーンを行っています。
- OCN光との併用で月額200円引き
- 月額料金が初月無料
“OCNモバイル”公式サイト:「http://www.ntt.com/personal/services/mobile/one」
NifMo(ドコモ)
・最低利用期間と違約金:利用開始日の翌月1日から6ヶ月目の末日まで8,000円
『NifMo』はドコモの回線を利用している格安SIMです。現在、ドコモを利用している方ならば今使っている機種をそのまま使うことができます。
また、3GBプランの月額料金も900円と比較的安めですが、7GBと13GBプランは特に安いです。
さらに端末とセットで買った場合のキャッシュバックキャンペーンを行なっている場合が多いです。
SIMロックを解除する際は必ずこちらの動作確認済み端末一覧を確認してから解除することをおすすめします。
NifMoにの7つの注目ポイント!
NifMoには7つの注目ポイントがあります。
- 通信速度が比較的速い
- 7GB以上のプランの月額料金が業界最安値水準で安い
- 月100円〜500円程度の月額割引がもらうこともできる
- スマホをセットで申し込むと高額キャッシュバックがある
- 無料で公衆無線LANが使える
- 基本料金が初月無料になる
- 低速通信でも通信開始から一定量だけは高速で通信できるので通信時間が短縮される(初速バースト)
NifMoにの気をつけるべきポイント!
NifMoは無料で使える公衆無線LANの数が少ないので注意しましょう。
NifMoの通信速度
NifMoの通信速度は比較的速い方です。
朝(8:00〜9:00) | 昼(12:00〜13:00) | 夕方(17:30〜18:30) | 夜(21:30〜22:30) | 総合評価 |
○ | △ | △ | ◎ | ○ |
NifMoのプラン詳細
NifMoには以下のようなプランがあります。
–音声通話付きプランの場合-
1.1GB | 3GB | 7GB | 13GB |
1,340円 | 1,600円 | 2,300円 | 3,500円 |
NifMoで買えるおすすめスマホ
NifMoにはセットで購入できる端末が多くありますが迷った場合は以下の端末がおすすめです。
- HUAWEI P10 lite:26,667円
- ZenFone 3 MAX(ZC553KL):26,667円
- arrows M03:26,667円
NifMoで実施中のキャンペーン
現在、NifMoでは以下の4つのキャンペーンを行っています。
- 月額料金が初月無料
- 川崎フロンターレが勝つごとに、1試合最大100円を利用料金から割引き
- @nifty利用で基本料金200円割引き
- NifMo+@niftyでんき+@nifty接続サービスをあわせて利用すると最大月額400円割引き
“NifMo”公式サイト:「http://nifmo.nifty.com/」
b-mobile(ドコモ)
・最低利用期間と違約金:利用開始から4ヶ月以内6,000円
『b-mobile』はドコモの回線を利用している格安SIMです。現在、ドコモを利用している方ならば今使っている機種をそのまま使うことができます。
ただし、この機種は非常に通信が不安定でスピードテストの際も計測すらできなかった時間もあるのでデータ通信をたくさんしたい方にはあまりおすすめできません。
SIMロックを解除する際は必ずこちらの動作確認済み端末一覧を確認してから解除することをおすすめします。
b-mobileの注目ポイント!
b-mobileには「おかわりSIM」で5段階の定額プランがあります。
b-mobileの2つの気をつけるべきポイント!
b-mobileには2つの気をつけるべきポイントがあります。
- 通信速度が早くない
- 無制限SIMでも速度制限されることがある
b-mobileの通信速度
実験の中でb-mobileの通信速度は非常に悪かったです。
朝(8:00〜9:00) | 昼(12:00〜13:00) | 夕方(17:30〜18:30) | 夜(21:30〜22:30) | 総合評価 |
× | × | × | △ | × |
b-mobileのプラン詳細
b-mobileは非常に複雑なので公式ページを参照してください。
b-mobileで買えるおすすめスマホ
b-mobilehセットで買えるスマホがありません。
“b-mobile”公式サイト:「http://www.bmobile.ne.jp/」
3. 今auやソフトバンクを使っている方がおすすめの格安SIMを持つ2つの方法
格安SIMの通信回線の携帯会社とスマホの携帯会社が同じでなければ、格安SIMを利用することができません。
しかし、それでは利用できる格安SIMの種類が多いドコモを現在利用している方以外は格安SIMの選択の幅が狭くなってしまいます。
そこでauやソフトバンクの方でも通信回線にこだわらず格安SIMを選ぶための方法として以下のように解決策が2つあります。
- SIMロックを解除する
- SIMフリースマホを買う
SIMロック解除には条件があったり、SIMフリースマホを買うとコストがかかってしまいますが、この2つの方法でスマホの携帯会社と格安SIMの通信回線が違っても利用できるようになります。
解決策1. SIMロックの解除
SIMロックとは各携帯会社が自社の携帯電話では他社のSIMカードを使えないようにしていることを言います。
しかし、以下のようにSIMロックを解除すれば持っているスマホとSIMカードの携帯会社が異なっても利用することができます。
SIMロック解除時の注意事項
auのスマホだけは元々の回線方式や使用電波方式が違うので、SIMロックを解除してもドコモやソフトバンクのSIMカードを利用できない可能性があります。
逆に、ドコモやソフトバンクのSIMロックが解除されたスマホにauのSIMカードを入れても一部の例外を除いて、きちんと利用できない可能性があるので注意しましょう。
そしてこのSIMロックですが2015年5月以降に発売しているスマホで、条件さえクリアしていればSIMロックの解除が可能です。
2015年5月に総務省がSIMロック解除を義務化し、発売する全てのスマホでSIMロックが解除されて発売されるようになりました。ただし、SIMロックの解除には各キャリアごとに以下のような条件があります。
auのSIMロック解除条件
auでも2015年5月以降に販売された機種ならばSIMロック解除ができます。
auの場合は購入者本人でなくてもSIMロックの解除ができるので、自分で買った中古の端末でもSIMロック解除ができます。
しかし、先ほども紹介した通りauでSIMロック解除をした場合、元々の回線方式や使用電波方式が違うので「他MVNOでの動作が保証されていない」ということには注意しましょう。
SIMロック解除の条件 | SIMロック解除できる期間 | |
条件1 | 分割払いで端末を購入し、分割の精算が終わっていない | 端末購入日から100日が経過した日から |
条件2 | 分割払いで端末を購入し、 分割の精算が終わっている | いつでも |
条件3 (2017年12月1日〜) |
auの前の機種でSIMロック解除を行っており、その受付から100日経過している | いつでも |
条件4 (2017年12月1日〜) |
一括払いで端末を購入した | いつでも |
上記のようにドコモと違って、分割支払いが終了していても、100日が経過するまではSIMロック解除ができないので注意しましょう、
また、一括払いで端末を購入した場合であっても、機種の購入代金の一部をauが負担する施策などのau購入サポートが適用されている機種に関しては、分割払い同様100日が経過しないとSIMロック解除できません。
ただ、SIMロックを解除しなくてもauにも『mineo(マイネオ)』などの格安SIMがあるので、必ずしもSIMロック解除をする必要はありません。
auのSIMロック解除方法
auのSIMロック解除はパソコン(スマホ)、店頭で可能です。
パソコン(スマホ)から行う場合はこちらの「SIMロック解除可否の確認(My au)」にて自分のスマホがSIMロック解除できるのかどうかを確認してから、そのまま手続きが可能です。
auショップでも可能ですが手数料がかかり、待ち時間も長いです。
ソフトバンクのSIMロック解除条件
ソフトバンクでも他社と同様に2015年5月以降に発売された端末であればSIMロック解除が可能です。
ソフトバンクのSIMロック解除は店舗の場合は手数料が3,240円かかり、会員ページである「My SoftBank」からは手数料が無料で行えます。
SIMロック解除の条件 | SIMロック解除できる期間 | |
条件1 | 分割払いで端末を購入し、分割の精算が終わっていない | 端末購入日から100日が経過した日から |
条件2 | 分割払いで端末を購入し、 分割の精算が終わっている | いつでも |
条件3 (2017年12月1日〜) |
ソフトバンクの前の機種でSIMロック解除を行っており、その受付から100日経過している | いつでも |
条件4 (2017年12月1日〜) |
一括払いで端末を購入した | いつでも |
ソフトバンクの格安SIMは2017年3月までなかったのでSIMロックの解除が必須でした。
しかし、2017年3月22日より、SoftBankの格安SIM・MVNOとして『U-mobile』が登場し他ので必ずしもSIMロックを解除しなければいけないというわけではなくなりました。
ソフトバンクのSIMロック解除方法
ソフトバンクのSIMロック解除はMy Softbankから可能です。
店頭でも手続き可能ですが、手数料もかかり待ち時間も長いのでおすすめできません。
参考:iPhoneのSIMロック解除条件
iPhoneのSIMロック解除に関してですが、現在iPhoneはドコモ、au、ソフトバンクの全ての携帯会社で取り扱われています。特にiPhone6s以降ならばSIMロックを解除すればほぼ全てのキャリアで利用できます。
また、SIMロック解除の条件も上記で紹介した各携帯会社の条件と同じです。
また、Appleでは初めからSIMフリーになっているiPhoneも販売しているので、これからiPhoneを購入しようと考えている方はSIMフリー版を購入して格安SIMを利用することもできます。
解決策2. SIMフリースマホの購入
SIMフリースマホとはSIMロックが解除された状態のスマホのことを言います。
SIMフリーのスマホを買う場合は以下のように購入予定の格安SIMの公式ページから一緒に申し込むことができます。
出典:U-mobile
公式ページから申し込んだ端末ならば、スマホと格安SIMの相性が悪くて利用できなかったというトラブルが起こる心配もありません。
また、初期の設定なども完了した状態で届くことが多いので初期設定が不安という方にもおすすめです。
さらに大手携帯会社のスマホのように10万円近くするスマホだけでなく、安いものであれば1万円台で購入できてしまうようなスマホもあるのもSIMフリースマホのメリットです。
4. まとめ
この記事では解約の縛りのない格安SIMについて紹介してきました。
大手携帯会社では携帯電話を解約できる期間が限られており、それ以外の時期に解約してしまうと9,500円ほどの解約金が発生してしまいます。
それに対して格安SIMでは解約は以下のようになっているので利用者にとっては非常に便利です。
- データ専用SIMの場合、基本的にいつ解約しても違約金はない
- 音声通話SIMの場合、基本的に半年〜1年しか最低利用期間がなく、それ以降はいつ解約しても違約金は発生しません
基本的に違約金がかからないデータ専用SIM
- 『LINEモバイル』(ドコモ)
- 『UQ-mobile』(au)
- 『U-mobile S』(ソフトバンク)
音声通話SIMでも違約金のない格安SIM
また、音声通話が可能な音声通話SIMは基本的に半年〜1年の最低利用期間があるものが多いですが、中には以下のようにデータ専用SIM同様に解約に際して違約金のかからないものもあります。
- 『mineo』
- 『freetel』
- 『AEON MOBILE』
上記の3つの格安SIMは解約に際して違約金がかかりません。ただし、MNP転出料はかかってしまうので注意しましょう。
最低利用期間が半年以下の音声通話SIM
音声通話SIMで違約金の発生しない格安SIMでもMNP転出を行う場合、上記のようにMNP転出料がかかってしまいます。そこで最低利用期間が短い格安SIMについても紹介しておきます。
あなたが自分に合った解約に際して縛りのない格安SIMを契約できることを祈っています。