twitterがアカウント凍結祭りで盛り上がっている今日この頃ですが、こんな記事を読みました。
とても納得できる記事だったので「せやにゃー」などと思いながら読んだのですが、その中で気になったのが
とりあえずこれまでのツイートはすべてダウンロードしてGitHubに置いた。永久に凍結されたとしても8年間の資産は失われないといえる。
という記述。なるほどこれは早速マネしなくては!と思い立ち、ついでにGitHub Pagesで公開してみたらいい具合になったので、手順をメモっておきます。
https://kwappa.github.io/tweets/
GitHubのアカウントを作りSSHでアクセスできるようにしておく
経験者には説明するまでもないですね。SSH?なにそれ?おいしいの?という方は、GitHubの公式クライアントを使うとよさそうです。
GitHub公式クライアントでだれでも簡単GitHubライフをはじめよう
tweet履歴をダウンロードする
twitterにWebブラウザでアクセスし、「設定とプライバシー」画面の一番下にある「全ツイート履歴をリクエスト」を押します。しばらく待つとダウンロードページのURLがメールで送られてくるので、ダウンロードして展開します。
GitHubにpushする
GitHubで新しいリポジトリを作っておきます。ぼくは tweets
という名前にしました。
展開したフォルダをリポジトリと同じ名前にリネームし、ターミナルで以下の作業を行います。
$ cd tweets $ git init $ git add -A $ git commit -m 'Add all tweets' $ git remote add git@github.com:YOUR_NAME/tweets.git origin $ git push -u origin master
上から
tweets
ディレクトリに移動し- gitのリポジトリとして初期化し
- すべてのファイルをステージに追加し
- コミットし
- リモートリポジトリとして
origin
という名前でGitHub上のリポジトリを指定し - GitHubにpush
という作業をしています。
GitHub Pagesを有効にする
ブラウザでこのリポジトリを開き、「Settings」画面からGitHub Pagesを有効にします。
「Source」プルダウンから「Master Branch」を選ぶと、 https://YOUR_NAME.github.io/tweets
のようなURLが表示されます。内容が反映されるまで少し(最大数分)時間がかかります。
以下余談
冒頭のスクリーンショットでわかるように、ぼくのtweet数は2011年をピークに漸減しています。この4月からMastodonに関わり始めたからだと思っていたのですが、それより前から減っていたのはちょっと意外でした。
コミュニティプラットフォームというのは大きくなると自重に耐えられなくなる、というのは歴史が証明しているところでもあります。今後twitterがどうなっていくかは興味深く見守りつつ、凍結されないよう注意深く使っていこうと思います(棒読み)。
今回はGit / GitHubの操作が出てきました。Gitこわい!黒い画面苦手!という方には「GitHubの教科書」というわかりやすい本がありますのでおすすめしておきます(ダイレクトマーケティング)。
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