小池氏が民進党議員、候補を選別し、不適格者は排除すると言っています。小池氏が代表だから、すべてを決定できるというのもおかしな話ですが、小池百合子個人商店政党でなければ、普通はあり得ないことです。代表と言っても対外的には党を代表して発言しますが、党内では普通は役員会のようなものがあり、集団討議に付するのが当然でしょう。そもそも小池氏がトップダウンで自ら代表になっているわけですが、党大会や選挙で選出されたものでもないのに強権を振るっているのは、小池新党が個人商店の政党だからこその所業です。
だから、個々の議員、候補は小池百合子氏のお眼鏡に適ったのであれば個別に主従関係を結ぶことになります。それは代表としてではありません。あくまで小池氏個人との間です。そうでなければ、今後、代表が交代した場合の説明がつかなくなります。代表を交代しても小池氏が院政を敷くということになります。
小池百合子氏によるご恩と奉公、気分は頼朝?
[画像をブログで見る]このような小池新党に一体、何を期待するというのでしょう。何も庶民のためにやってくれることなどありません。
安倍自民党との争いは、右翼二大政党制を作り上げ、体制内での権力抗争でしかありません。あくまで体制内での権力抗争ですから、国民は最初から不在であり、以下に国民を欺して票をかすめ取るのかが安倍自民党と小池新党との間の争いになるわけです。なので、そこで語られる耳障りのいい公約はすべてデタラメで、ただ並べられただけのものにすぎません。
原発ゼロにしても、小池氏は全く本気に取り組む気はないのです。遠い将来の課題くらいにしかなっていません。単なるキャッチフレーズです。そういえば原発に関して変節を重ねた方が大阪にいましたが、小池氏も同じだということです。
民進党の議員の中には、小池氏が原発ゼロを口にしていることから「期待」しているようなことを言っている議員もいます。
「民進・阿部氏「小池氏と原発ゼロ、ぜひ一緒にやりたい」」(朝日新聞2017年9月29日)何だか憐れさがにじみ出ます。小池氏が本気で原発ゼロに取り組むとでも思っているのでしょうか。動機に「公認」が欲しいという動機が見え見えではありませんか。「公認」が得られなければ阿部知子氏の場合には、ほぼ議員としての道は断たれます。
「小児科医でもあり、「子ども、女性、脱原発」を自らのテーマと位置づけて取り組んできた自負がある。希望の党の代表の小池百合子・東京都知事が「原発ゼロ」を掲げたことは歓迎し、「ぜひ一緒にやりたいと思う」。」
これでは小池氏が口にする原発ゼロだとか消費税率引き上げ凍結という毛針に幻想を抱く有権者よりもひどく、原発ゼロという毛針を毛針でないかのように装うことに加担するのと同じであり、背信的ですらあります。
このような小池新党に期待できるものは何もありません。
「小池新党の消費税凍結、原発ゼロ 何故か、「入党」の基準が憲法、安保 エサで大衆につけ込む危険な極右勢力」
北海道では逢坂誠二議員が無所属で立候補する決断をしたと報じられていましたが、民進党の重鎮も無所属での立候補の動きが広がっているようです。
「<衆院選>民進内、合流拒否も 無所属出馬や残留の動き」(毎日新聞2017年9月30日)それはそうですよね。小池新党は、これまでの民進党の政策、方針とは全く逆なのですから、何故、小池百合子氏のような人に選別され、品定めされなければならなのか、屈辱そのものでしょう。
「希望の党の小池百合子代表が29日の前原氏との会談後、「全員を受け入れることは、さらさらない」と明言したことで反発が広がった。野田佳彦前首相、岡田克也元代表、枝野幸男代表代行らが無所属での衆院選出馬を検討しているほか、党への残留やリベラル系前職による新党を検討する動きもある。」
しかも民進党議員、候補が小池新党の「公認」を得て出ることに対する世論は否定的です。
「小池百合子氏が選別するというきな臭さ これで本当に選挙に勝てるのですか、前原さん!」
ここまでくれば前原氏は、解党宣言を撤回すべき状況と言えます。
北海道の民進党でも慎重論が台頭していると報じられています。
最初から小池新党に行く気満々の松木謙公氏(2区)、荒井聡氏(3区)は論外として、それ以外のところでは、民進党道連、連合北海道が従来の共産党、社民党との選挙協力について再協議し、「希望の党」とは一線を画すべきです。
「社会党の解体の歴史 今や保守なのに「リベラル」だから排除 暗黒政治へと突き進む政党の右翼的再編」
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