2017年09月30日(土)
松下 泰斗/Test by 家電批評編集部
【型落ちiPad】買って良いモデル、ダメなモデル
新しい「Pro」シリーズが話題のiPadですが、価格が高くてまだまだ手が出せないという人にオススメなのが型落ち。ただ、無造作に選ぶと使い勝手が悪く後悔することも。そこで今回は、正しい型落ちiPadの選び方を解説します。
-
見かけたら絶対確保したい 型落ち3モデルを紹介します
価格が安い型落ちは魅力的ですが、最低限、iOS 11のサポートを受けられる機種にはしたいところです。その中で、まだまだ現役で使用可能な型落ちモデルを3機種ご紹介します。
-
Proなのに5万円以下 Officeも無料で使えます
Apple iPad Pro 9.7(2016) 購入価格:32GB 4万8663円 128GB 6万623円 256GB 6万7300円 サイズ・質量:W169.5×H240×D6.1mm・437g CPU:Apple A9X 画面解像度:2048×1536 まず狙い目なのは、iPad Proの9.7インチです。発売からまだ年月が浅いこともあり、性能的には十分でApple Pencilも当然使えます。
また、意外と知られていませんが、WordやExcelといった定番のOfficeアプリは、実は10インチを超えるタブレットでは有料になってしまいます。本体価格が下がっていることも合わせて、Apple Pencilとオフィスの連携では最もコスパが良いんです。
-
新モデルよりコンパクト 画面の美しさも強みです
Apple iPad Air 2(2014) 購入価格:32GB 4万4980円 128GB 5万9800円 また3年前の機種ですが、iPad Air 2も見逃せません。こちらは最新のiPadと同価格帯ながら、軽さ・薄さや画面の見やすさといった点は上回っています。CPUもまだ現役レベルなので、若干値は張りますが取り回しの良いタブレットが欲しいのならオススメです。
-
厚さ
-
画面の見やすさ
少々値段は張るものの。最新のiPadよりも薄く、軽いんです。画面もこちらのほうが見やすいため、取り回しの良さでは軍配が上がります。
-
ディスプレイ、CPUでは 新モデルには劣るがコスパは高い
Apple iPad Pro 12.9インチ(2015) 購入価格:32GB 6万9000円、128GB 8万7300円 一世代前のiPad Proの12.9インチも、部分的な性能では最新モデルに負けるものの、B5原寸サイズの画面で高性能なApple Pencilが使えるという最大の魅力はこのモデルでも十分味わえます。コスパを重視するなら選択肢には入れたいところでしょう。
最新のiPad Proは画面が高性能化しているためその点は物足りませんが、2017年モデルに比べると、2万円?3万円安く購入できるのは魅力的です。
-
安くてもやめておきたい 手出し無用の型落ちモデル3選
一方で、以下のモデルは、iOS 11に対応しているものの、性能的にもコスパ的にも見る目がなく、すでに持っているのならともかく、今から買う意味はありません。
iPad Air(2013) サイズ・質量:W169.5×H240×D7.5mm・469g 画面サイズ:9.7インチ CPU:Apple A7 パネル:IPS Airの初代機はすでに、どの現行機種よりも重くなっています。
iPad mini 2(2013) サイズ・質量:W134.7×H200×D7.5mm・331g CPU:Apple A7 パネル:IPS 話題を呼んだRetinaディスプレイも現在は標準装備です。
iPad mini 3(2014) サイズ・質量:W134.7×H200×D7.5mm・331g CPU:Apple A7 パネル:IPS 中古で見かけてもmini 4と大して変わらない値段のことが多いので、購入する理由がありません。 以上、型落ちiPadのオススメを紹介しました。型落ちとはいえ、新モデルの主要機能を追蹤しているモデルがあります。賢く選びましょう。
360.life(サンロクマルドットライフ)は、テストするモノ誌『MONOQLO』、『LDK』、『家電批評』から誕生したテストする買い物ガイドです。広告ではない、ガチでテストした情報を毎日お届けしています。
オススメのコンテンツ