成田空港アクセス強化 京成、来月ダイヤ改正

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 京成電鉄(市川市)は、10月28日にダイヤ改正を実施する。訪日外国人客や格安航空会社(LCC)利用者の増加を受け、特急「スカイライナー」や「アクセス特急」を増発し、成田空港へのアクセスを強化する。

 スカイライナーは、京成上野発成田空港行きを午後2時台に、成田空港発京成上野行きを午後1時台に、それぞれ1本増発する。日中に空港を利用する訪日客が増えたことから、利便性を高めた。増発により、両駅を結ぶ午後1~5時台のスカイライナーの運行間隔は約20分となる。

 成田空港発のアクセス特急は、深夜の到着が多いLCCの利用者に対応するため、最終列車の時刻を11分繰り下げるとともに、行き先を平日は金沢文庫駅に、土曜・休日は西馬込駅に変更する。また、成田空港と都内を結ぶ京成本線も運転区間を延長したり、最終列車の時刻を繰り下げるなどして利便性を高める。

 京成のダイヤ改正に合わせ、北総鉄道(鎌ケ谷市)も同日付でダイヤを改正する。アクセス特急からの乗り換えに対応するため、午後11時台に印旛日本医大発印西牧の原行きを新設。また、普通列車の運行時刻を繰り下げるなどして京成線との乗り継ぎ時間を短縮する。