アラサー女子的サバイバル入門

〜アラサーOLが、週末だけ野生に還る。虫を捕まえヘビを食べ、自然と遊ぶ。〜

ごく普通のアラサーOLが、鍛冶体験をしてみた話

 

サバイバル大好き女子のラッコアラです(*^・^)☆

 

 

前回までのあらすじ

サバイバルマスターを目指す私は、文明の利器であるカセットコンロに頼らずに火を起こしたいとの思いから、数時間に及ぶ奮闘の末に、自作の火おこし器作りに成功( ˆoˆ )/

 

が、 喜びもつかの間、火おこし器作りに使った100均の彫刻刀もノコギリも、サバイバル下には存在しない、という当たり前のことに気づいたのでしたΣ(・□・;)笑

 

気づいてしまったからには、見過ごすわけにはいかない( ;∀;)

 

自分の中の矛盾と甘えは、自力で解消しなければ!!

 

ということで、小刀&彫刻刀作りに挑戦することにしましたd(^_^o)

 

鍛治に挑戦!

 

向かったのは鍛治職人の先生の元(^^)☆

 

まず、先生に日本の刃物についての簡単な説明を受けました(^^)♪

 

日本の鍛造刃物は、鋼(ハガネ:硬い)と地鉄(柔らかい)の二つの硬さの金属を打ち付けることによって、刃が欠けにくく、かつ切れ味が鋭いという特徴があるそうですd(^_^o)

 

小刀作り

 

赤く燃えるコークス炉は1200度Σ(・□・;)

 

まずは鋼を熱します!!

 

f:id:rakkoara:20171001061735j:plain

 

鋼が真っ赤になったら火から取り出し、小刀を作りたい長さで切り取ります!

 

f:id:rakkoara:20171001061757j:plain

 

次に、地鉄を熱します!

 

f:id:rakkoara:20171001061811j:plain

 

地鉄に鉄鑞(テツロウ:ほう砂と鉄粉を混ぜたもの。接着剤の役割をする。)をかけ、

 

f:id:rakkoara:20171001061820j:plain

 

地鉄の上に鋼を乗せたら、

 

f:id:rakkoara:20171001061829j:plain

 

再度熱し、

 

f:id:rakkoara:20171001061838j:plain 

 

金槌でひたすら叩く!!!!!

 

f:id:rakkoara:20171001061847j:plain

 

形を作って切り落としたもの。

 

f:id:rakkoara:20171001061857j:plain

 

そこから、刃を削り出して、砥石で研いだら、出来上がり( ˆoˆ )/☆

 

f:id:rakkoara:20171001061907j:plain

 

あ、実際は先生のお手本の後に私も作ったんですが、写真を頼める雰囲気じゃなかったです(⌒-⌒; )笑

 

彫刻刀作り

 

別日に再度、鍛冶屋の先生の元を訪れ、彫刻刀も作りました( ˆoˆ )/

  

f:id:rakkoara:20171001062619j:plain

 

火の中で熱した金属を、すぐに冷たい水や油の中に入れることを「焼き入れ」と言い、金属を強固にするそうですd(^_^o)

 

f:id:rakkoara:20171001062628j:plain

 

こちらも最後に砥石で磨き上げたら、完成です(⌒▽⌒)♪

 

f:id:rakkoara:20171001062636j:plain

 

小刀も彫刻刀も、手のひらにマメができる程、重い金槌で何度も何度も叩いて、なんとかなんとかの完成でした(o^^o)!!!

 

パチパチパチ\(^o^)/♪♪

 

このアホな展開、自分でも飽きてきたけど・・・笑

 

が、またしてもこのタイミングで、私は気づきたくない事実に気づくことになります(T . T)

 

いや、薄々気づきつつも、気づきたくなかったとでも言うべきか・・・笑

 

・・・そもそも、火おこし器を作るための刃物作りだったはずなのに・・・

 

刃物の鍛造には、火が必要じゃん!!!!!笑

 

卵が先か、鶏が先かってやつです!!

 

私は、自分のアホさ加減に途方にくれつつも、涙を拭い、はるか昔の世界史の授業に思いを馳せました。

 

そういえば人類は、鉄器を使うようになる前は、何使ってたんだっけ??

 

・・・石器!?笑

 

たしか石器時代鉄器時代だったはずです!!

 

そうだ、石器を作ろう!!!

 

次の目標が決まった瞬間でしたd(^_^o)

 

おまけ

 

小刀で切ったブロッコリー

 

心なしか、いつもより美味しく感じました(^^)♪

 

f:id:rakkoara:20171001064015j:plain