渡辺喜美氏、出馬断念 小池氏からの要請受け
旧みんなの党で代表を務めた渡辺喜美参院議員(65)=無所属=は30日、「断腸の思いで衆院転出を諦める」と話し、次期衆院選への立候補を断念することを明らかにした。渡辺氏は栃木3区から希望の党公認での出馬を目指していたが、小池百合子・東京都知事側から、参議院からの政界再編も視野に現職にとどまるよう要請があったという。準備不足も理由の一つに挙げた。また、栃木3区から希望の公認候補を擁立する方向で調整中だという。この日、栃木県大田原市で開かれた後援会後に報道陣に説明した。【野口麗子】