「お前誰に食わせてもらってたんだ!お前が見下したオタクだろが!」という意見の、まぁー多いこと多いこと。
わが物顔とはこのことですな。

しかし申し訳ないんですがね、僕が演出デビューしてしばらくは、ずっとファミリー向けをやってたんですよ。
『週刊ストーリーランド』を一年、『あたしンち』を二年、合計三年間は、少なくともオタクさん達の世話になった覚えはない。
老若男女、すべての方々にあまねく観ていただき、食べさせていただいてたんですね。円盤の売上にも頼ることがなかった。

勘違い甚だしい。
思い上がるのもいい加減にしろ。

しかしそれを百億歩譲って、一時期はオタク相手に商売していたとしても、今のこのオタクどもの病的な選民思想と排他主義。
アニメを独占しているかのような振る舞い。『ワンピース』のアーロン一味のような、アニメから出てきたかのような歪な生き物。

本当醜悪だね。

「アニメ業界は未来永劫俺達オタクに額ずくのだ!」という、恐ろしく脅迫的な宣言だね。
僕はもう去年から、そういった「悪魔」のような輩から、アニメを解放しようと頑張ってます。


『薄暮』の支援者が全員オタクだと思っているのがまた勘違い甚だしい。
当然だが、いろんな方々に支援してもらっている。東北の応援になるならばと支援してくださった人もいる。
もちろんアニメ好きの人々もいるが、決して作り手を脅迫する「オタク」のような人間はいない。
純粋に僕のアニメを観たいと思ってくれる、普通の人だ。


もう虫けらのような存在になってしまったからいくら言っても届かないと思うが、オタクどもよ。
アニメがお前らの独占物であるかのように言うな!
それが何より虫けらの証拠であり、悪魔の証拠なんだよ!

アニメを一日も早く、こんな悪魔達から解放しなくてはならない。
『けものフレンズ』すら飲み込まれたからだ。

これは急務である。