タイトルの通りの内容です。
D850の高感度耐性を、より詳しく検証するために書いた記事であります (`・ω・´)b
この記事を書こうと思ったのは、以前自分で書いたこの記事が発端です。
この記事では、最終的にD850は優秀なカメラであり、ハイエンドなオールラウンダーであると結論付けました。
高画素化による更に豊かになった諧調性は風景撮影やポートレート撮影をさらに高次元に実現してくれます。それに加えて、連射性の向上と上質な高感度耐性は動態撮影や夜のスナップ撮影に対しても有利です。
とりわけ高感度耐性はレビューを書いていて最も目を見張った項目でしたので、より深く検証してみたいと考え、この記事を書いてみました💡
~高感度耐性に対する期待はありませんでした~
D800系統は超高画素機の系譜です。
・D810は有効画素数3635万
・D850は有効画素数4575万
一般論として、高画素機は高感度耐性という面で不利になります。
この宿命に抗うためにD850は、
① 処理エンジン EXPEED5の採用
② 裏面照射型CMOSセンサーの採用
という手段で高感度耐性を改善せんと試みました💡
ただ、私個人の意見ですが、あくまで高画素機ですし、高感度耐性に対してはそれほど関心ありませんでした。
購入前の私の感覚は、
「4500万画素になっても、D810程度の高感度耐性が維持されていたらいいなぁ」
という程度の認識でしたね ( ̄▽ ̄)
この先入観が大きく揺らいだのが、冒頭で紹介した、あのD850のレビュー記事でした!
レビューを書くにあたり、高感度耐性についても記載する必要性に迫られたため、試しに撮影をした結果、驚かされましたね ( ゚д゚)
<ISO 64>
<ISO 25600>
マジか!?
( ゚Д゚)💦
正直、ここまでのディテールが出せるとは思っていませんでした。
みなさんも驚きますよね?
4500万画素でISO 25600って。。。
~この作例の問題点~
ただ、このテストには2つ問題もといバイアスがあると考えました。
一つ目は、「ピント面が薄いということ」です。焦点距離135mmのレンズを使用していますので、アウトフォーカスの部分が多いです。その分、noisyな画像になっても目立ちにくいでしょう。
二つ目は、「環境の明るさ」です。室内とはいえ、蛍光灯が煌々と灯った環境です。実際にISO感度をガンガン上げるのはもっと暗い場所や動態撮影時ですから、リアルな検証とは言えません。
ということで、
よりリアルな検証
をするために撮影してきました!
どういう結果になったのか、
見ていきましょう♪
~検証①:三脚に固定してISO感度を変更~
羽田空港で三脚にカメラを固定して暗い環境で撮影してみました。露出はほぼ同じです。なお、今回の検証写真は全てJPEG撮って出しです。
<ISO 800>
<ISO 3200>
<ISO 25600>
このサイズのサムネイルでは違いが明確ではないほど、ノイズは抑えられています。
ちなみにISO感度を上げることで生じる副作用は、
・高感度ノイズの出現
・ディテールの破綻
・質感の喪失
・ダイナミックレンジの狭小化
などです。
もちろん、ISO 25600まで上げるような無茶をすれば必ず副作用の影響は受けます。しかし、的確な表現ではないかもしれませんが、D850ではそういった副作用もある程度うまくコントロールできていて、写真として破綻していないと思いました。
それぞれ中央の飛行機だけを切り出してみましたのでご確認ください。
<ISO 800>
<ISO 3200>
<ISO 25600>
ISO 25600でも、ザラ付きこそありますが、ちゃんと写っていると思いませんか?
機体の窓や文字も潰れていませんしね ^^
では、次の作例に参りましょう♪
同様の試験を別の場所でも敢行しました。現実問題としてISO 25600まで上げることは多くないでしょうから、ISO 12800までの作例を載せておきます。Flickrには25600の作例もアップしておきましたので、ご興味あらばそちらをご参照くださいませ。
<ISO 64>
<ISO 800>
<ISO 3200>
<ISO 12800>
やはり、このサイズでは大きくは違いを感じないと思います。
それぞれ、左中央付近を拡大して見ました。
本題とは関係ないことですが、さすが4575万画素です。
トリミング耐性はすごいですね ^^;
ここを切り出しました💡