男児10才。ちょっと頭が幼くて、悪いことといいことを教えてもいまいちぴんと来てないようで何度も同じ事をしては怒られるのを繰り返すところがあって困っている。昨日、子供の財布がいやに重いので開けてみたらお札小銭併せて2万円くらいのお金が入っていた。ビックリしてなんだか後ろから頭を殴られたようにショックを受けて呆然としてしまった。どこのお金?どこから盗ったの?もう頭真っ白。うちは、お小遣い帳の記入と引き換えに週一で500円のお小遣い制になっていて、子供もいくらかのお金は持っていて塾の行き帰りとかでおやつやジュースを買うくらいの自由なお金はある。それ以外のものは必要に応じてわりと甘く買い与えているのでその金額で特に問題はなかったと思う。
今までもちょくちょく家の押し入れから勝手に物を取ってたり、預かったお金のお釣りを黙って持ってたりということがあって、お金は大事なものだし、人のものを勝手に使ったり取ったりしたらダメだよしつこく言い聞かせてきたのに、なんでこんなことを?と混乱して、どう話せばいいか、何を叱ればいいのか分からなくなって夫にLINEで相談した。そのときはいい返事はなく、どうしようかなあという感じだったのが、仕事帰りに子供の塾へ迎えにいった夫から、今から連れていくからと返事があり、それが近所の公園の近くにある小さな交番だった。
後で聞くと夫は事前にその交番のお巡りさんに話をして、こうい事情で親が何回か叱ってもどうも効き目がなくて‥‥と相談したら「連れてきてください。話しましょう」と言ってくれたから連れていったらしい。そのお巡りさんは、いつどこで盗ったのか、何に使ったのか、なんでこんなことをしたのかという聞き取りに始まり、家のものでも盗んだら捕まるんだよ、ということやその他いろいろ結構長い間しっかりたっぷり注意と指導をしてくれたらしい。連れていった夫いわく「制服のパワーはすごい」
確かに小学生にとって交番でお巡りさんに叱られるのはかなりのショックだったかもしれない。帰ってきてから子供は珍しく、自分から親の前に座って、いかに自分が悪いことをしてしまったのかを自分の言葉で一生懸命話し、もう二度としないと深く反省しているようだった。
自分の子供を自分で躾られない不甲斐ない親の代わりに、子供の心から反省の気持ちを引き出してくれたお巡りさんには感謝しかない。本当にありがとうございました。
✳結局そのお金は私が棚の上に置いていた予備の財布から抜いたようで、150円のジュースを買っただけ。お小遣いがあるのに、というと、10000円札を使ってみたかった、らしい。
いいお巡りさんに恵まれた。何から何まで親が躾けられるものではない。地域の大人みんなで大事に育てればいい。
良いおまわりさんと悪いおまわりさんがあるという考えをこんなとこでも書くのをやめろ。 おまわりさんは全て良くなくてはいけない。当たり前の話だ。
すまん。もっともなご指摘だ。 さっき、録画してた『相棒』を観てたのでつい。