問い合わせ内容全般についての要点

1、「関係各所への情報共有や連絡がないままでの作品利用」とは何か?

特にコラボ先(JRA日清は既に公式声明発表済み)など、ヤオヨロズ側が作品利用に際し関係各所へ情報共有をしているはずの所への問い合わせとして最適。
まさかKADOKAWA側がコラボ先の視点を勝手に借りて「情報共有や連絡がない」などと言うはずもない。
であれば上記コラボ先から 「情報共有や連絡がない」旨について何か働きがあったはず である。
その詳細について聞き出すことができれば、僅かでも進展が得られるだろう。

もちろんあり得るはずもないが、コラボ先各社のいずれかからも「こちらから『情報共有や連絡がなかった』旨を伝えたことはない」などと声明が集積された場合、KADOKAWAが虚偽の報告を行ったことになるが……

2、なぜKADOKAWA他KFPA協賛企業は公式な声明を出さないのか?

KADOKAWAはKFPAにて企画、書籍、そして正規ライセンス窓口を担当する協賛企業であり、UFI FUTECH(旧ファミマ・ドット・コム)はKFPAにて商標管理を行う企業である。
この一連の騒動で消費者だけでなく関係者一同も激しく怒り、悲しんでいる。
KFPA公式声明が不明瞭である以上、各協賛企業として事態に対する 詳細な説明はあってしかるべき なのだが、KADOKAWA側からの声明はこの四営業日を以てしても未だに「これ」のみ。
UFI FUTECHを始め、 テレ東以外の協賛企業については未だに声明無し という状況である。

それどころか、「キャリコネニュース」によれば
同社の広報担当者はキャリコネニュースの取材に対し「KADOKAWA側から個別に連絡をしたわけではない」と、一部で広がる「KADOKAWAが監督を解任させた」という噂を否定した。
同社として公式な場で発表する予定はない という。
とある。
仮にキャリコネニュースの記事が正しいとすると、この件に関して KADOKAWAはこのまま謝罪どころか発表すらしないつもりでいる ことになる。

一方で 「協賛企業はこのまま映像化プロジェクトが滞ると打撃を被るはず」 であり、KFPAにスポンサーとして名を連ねる方針を取る限り各協賛企業はその打撃をあえて受けるという選択をしていることになる。
この不可解なスポンサードを続けるのかあるいは打撃を回避する策があるのか
この辺りについての回答を引き出すことができれば、大変な価値のある情報となるだろう。
また、 もしあなたやあなたの知人がその協賛企業の株主であれば、「不可解なスポンサードの意図を尋ねる大きな動機を持っている」ということになる
もちろん、例え特別な権力や権限がなくとも 一消費者にも企業の不可解な行動の意図を知る権利はある 。躊躇う必要はないので積極的に問い合わせよう。



3、KADOKAWAの今回の対応についてどう思うか?

この騒動に関して、 利権を握って利益を得ている本企業より先に、末端であるはずの声優たちが騒動に関し謝罪を行っている。 (一部消費者からはいわゆる 「声優の盾」 ではないのかとの声もある)
顧客への真摯な態度を常に求められる民営企業として、上記の通り騒動に関しての 詳細な説明と謝罪がないのは端的に言って異常 である。

その上KFPA声明文において「正常化を図る申し入れ」の 詳細を明かさぬまま 「ヤオヨロズ側が辞退したいとの返事だった」}と発言している。
「申し入れ」の内容如何によるが、この本文の書き方は 客観的に見ても「大企業の要求を飲まなかったヤオヨロズ側が悪い」と取られがち であり、この騒動に対する本企業の姿勢が垣間見える。

また全ての発端であるたつき監督のツイート以後、ヤオヨロズ側の関係者の発言はぱったりと途絶えており、いよいよもって事態の全貌を把握しづらくなっている。

この段階において「自分らは謝罪や説明をせず」、「対立側が黙秘しているのをいい事に自分らの言い分だけは公表する」
KADOKAWA側のこの対応は、 この騒動で著しく迷惑を被った関係者や消費者に対し、極めて不誠実な態度を取っていると言わざるを得ない。

またKADOKAWAは以前より、こういった消費者やクリエイターに対する誠実な態度が掛けている節がある(艦これやストパンなど)。
「こういった消費者軽視の態勢が常態化している企業へスポンサードしてていいのか?」
と、スポンサード先の炎上から飛び火することは避けたいであろうスポンサー側へ、この件に関し全般的にどんな意見を持っているか聞いてみるといいだろう。


4、「事前に情報を共有してほしい旨の正常化を図る申し入れ」とは何か?

現状、KFPA公式声明で最も不透明で不可解なのはこの一文である。
仮にKFPA公式声明が事実を述べているとすると、この申し入れを受け入れがたいがためにヤオヨロズ社は辞退したいと申し出たことにる。
この 「申し入れ」 の内容によって騒動の発端が「(無法な)要求をしたKADOKAWA」側にあるのか、「(私欲のために)要求を突っぱねたヤオヨロズ」側にあるのかが明らかとなる。

もっともこの「申し入れ」自体はKADOKAWA側の執った采配であり、これについて協賛企業に聞いても大抵は「弊社としては事前に知りえない情報であり、関与できる立場でもございません」と返されるのが関の山だろう。
しかし、この「申し入れ」の詳細は事態の真相解明になくてはならない重要なファクターである。
地道に外堀を埋めてゆき、どうにかこの 「申し入れ」の内容を詳らかにすべき流れを作り出す ことは重要である。