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インタビュー

2017.09.29

インターネットで言えないから同人誌で! オタク女子の愛の沼を覗く「浪費図鑑」「悪友」 中の人に聞いた

「オタク女子なら誰もが身に覚えのあるエピソード満載の、やばい本がある」


と話題になり、予約の段階でamazon本の売れ筋ランキングで3位を獲得したエッセイ単行本『浪費図鑑―悪友たちのないしょ話―』。女性のオタクネットワークの主戦場、Twitterを中心に大きく拡散されていったこの表紙に見覚えはありませんか?

▲『浪費図鑑―悪友たちのないしょ話―』(劇団雌猫/小学館)

2次元、若手俳優、声優、バンドといったあらゆるジャンルで愛とお金を捧げるオタク女子たちが、その「浪費」の日々を告白したノンフィクション・エッセイです。


この本、実はアラサーオタク女子4人によるサークル「劇団雌猫」がBOOTHを中心とした通販で刊行した同人誌『悪友 Vol.1 浪費』が元になっています。そのコンセプトは「インターネットで言えない話」。第1弾の「浪費」の次に姉妹編の「美意識」、そして最新刊「恋愛」の計3冊がそのあまりの人気ぶりに再入荷と再販を繰り返しながら発売中です。

▲『浪費図鑑』の元となった同人誌・悪友シリーズ。左から『悪友 vol.1 浪費』『悪友 DX 美意識』『悪友 vol.2 恋愛』

「劇団雌猫」より、もぐもぐさん(最近は「おそ松さん」2期が楽しみすぎる)ひらりささん(最近の推しはHiGH&LOWシリーズ雨宮広斗)の2名にお話を伺いました。

とにかく、目次がヤバい。

━━同人誌『悪友 Vol.1』を通販で発売開始した直後、目次のインパクトが話題になりましたよね。BOOTHでは即完売、すごい売れっぷりでした。

ひらりさ:ありがたいことにバズりましたね〜……。そして、多くの方に手に取っていただきました。以前、TVアニメ『Free!』のアイドルパロディ同人誌をもぐもぐさんと数人で出したことがあって、「なんとなくこれくらい刷れば大丈夫かな」という感覚はあったんですが、全然足りなかったです。


もぐもぐ:作ったね〜! 水泳部の5人がアイドルグループだっていう設定で、架空のインタビュー内容を書いて(笑)。 オンリーイベントやコミケのたびに新刊を出して、結局4冊になったかな。


ひらりさ:あのときに、絵が描けなくても同人誌作るの楽しいじゃん!と思いました。文字媒体の同人誌というと小説がメジャーですが、切り口の工夫次第でそれ以外の内容でも読んでもらえるんだなと思いましたね。

━━架空のアイドルグループ!? 前衛的すぎますね。あとで購入させていただきます……。もともとお二人で同人誌制作経験があって、そこから「悪友」の制作に繋がったんですね。

もぐもぐ:『Free!』の同人誌を作っていたときはアドレナリンがドバドバ出てて、「あのときと同じ体験がしたい……。」って思ったんです(笑)。


ひらりさ:「劇団雌猫」の4人とはもともと仲が良くて、グループLINE自体は昔からずっとありました。ちなみにですが、「劇団雌猫」という名前は、テニスの王子様のキャラである跡部景吾様のファンの呼称である「雌猫」から来ています。2014年にミュージカル『テニスの王子様』コンサート Dream Liveを観て感動して、「跡部様のように周囲を盛り上げていきたい!」と思ったんですよ。

━━平日はみなさんバリバリ働かれていると思います。その中での同人誌作成はどう行なっているのですか?

▲『悪友 vol.2 恋愛』制作用のグループLINE。読者アンケート「人生で一番好きになった人は誰ですか?」の中で、圧倒的に票を集めたジャニーズメンバーについて話しています。

もぐもぐ:作業のためにはほとんど会ってないです。会うと楽しくて、喋っちゃうから……。何かを決める時はほぼチャット。時間さえ合わせれば平日でも夜でもできるので。4人で飲んでても「じゃあ、あとで」とあらためてオンラインMTGをすることもあります。実は同人誌巻末の座談会も、全部LINEグループでの会話です。


ひらりさ:表紙のデザインも人にお願いしてるし、文章も寄稿をお願いしてるものが大半ですから、4人の役割のほとんどは、編集と企画なんですよね。ただ、その編集と企画の仕方が反響をもらえているなら、うれしいことだなと思います。


もぐもぐ:「こういう人から話を聞きたいね」ってLINEに投げると、誰かしら「こういう人なら私知り合いいるよ!」って返事をしてくれるんですよね。4人全員見てるジャンルもバックグラウンドも違うから、作りやすかった。

「インターネットで言えない話」はあなたの中にも……?

━━とても気になっていたんですけど……。掲載されているエピソードにパンチがありすぎます!! 一体みなさんどこでこの方々をお知り合いになるのですか?

▲黄色の表紙『悪友 vol.2 恋愛』より。

ひらりさ:本当に、知り合いばかりですよ。数年前の飲み会でちょっと出た話を、私たちが結構覚えていて。例えば『悪友 Vol.2 恋愛』に出てきた「初彼が犬夜叉の女」はまさにそれなんです。もうそのエピソードが好きすぎて……。「恋愛」をテーマに決めたときすぐ連絡しました。


あと「EXOで浪費する女」の人はもともと仕事関係で知り合った人だったんですけど、Twitterの語りがどんどんEXOで埋め尽くされていくのをリアルタイムで見ていて。「この人本当に面白いなあ」って(笑)。


もぐもぐ:みんな深掘りすれば何かしらインパクトのあるエピソード、持ってると思う! ぶっとんだ人を選んだという感覚は特になくて、身近な人のエピソードについて改めて深く見つめ直して文章にしてもらったらものすごくエモいエピソードになってたんですよね。

━━誰しもが「インターネットで言えない話」を持っている可能性がある……!

ひらりさ:そうですね、インターネットでのオタク活動は「推しがどうしたか」っていう話になることが多いけど、自分がそれについてどう思っているのかは意外と深掘りされていないことが多いと思うんですよね。今回はそういう話に寄せられたのがよかったです。


あと、過激すぎて「インターネットで言えない」ではなく、インターネット上にある自分のアカウント……「住所」とは離れたところでしか書けない話をするってことに同人誌をわざわざ出す意味があったなと。


もぐもぐ:「インターネットで言えない話」というコンセプトを思いついたとき、あ、これは面白くなるんじゃないかな?という予感がしたんです。もはやリアルよりネットの方が人格に連続性があるしログも残るし、いろいろ気を遣っちゃいますよね。普段のTwitterでのハンドルネームとか、pixivのアカウントとは離れたところでただただ純粋に、とにかく何かのファンとして自分を語ってもらうのは、逆に匿名の紙媒体だからできる面白さだなあと思ったので。

「オタク活動でお金を使いまくっている女性たちのお財布事情って?」

━━そもそも「悪友シリーズ」を作り始めたきっかけはどんなところにありましたか?

もぐもぐ:きっかけはそれこそ、女オタク友達との「いや〜こないださ……」っていう飲み会の与太話の延長ですね。


ひらりさ:あと、第1弾で「浪費」をテーマにしたときは転職のタイミングの人が多くて。そこから経済的な観点を改めて見つめ直したとき「オタク活動でお金を使いまくっている女性たちのお財布事情ってどうなってるの!?」ってことが純粋に知りたくなったことも大きかったです。


もぐもぐ:そこで、「オタク女子のお財布事情公開!」みたいな赤裸々な情報を集めた内容にすることもできたかもしれないけど。結果的にこういう形にできてよかった。


ひらりさ:「悪友」ってサークル名も適当に決めましたねほんと……。


もぐもぐ:どうしてこの名前にしたんだっけ?(笑)最初は、ただ私たちが聞きたい! が一番で、あとは同じく気になる人が買ってくれればいいや〜くらいだったので、こんなにたくさんの人に興味を持ってもらえたのは驚きでした。見知らぬ人の話でも面白く読んでいただけるんだなというのは一つ発見でしたね。

━━次に刊行された「悪友 DX 美意識」は?

ひらりさ:私がメイクレッスンに行ったブログを書いたり、メイクに関するアンケートをとったりしていたんですけどそれが意外と好評で。そこから興味を持ちはじめて、「美意識」をテーマに試験的に出してみました。こっちは、オタク楽しい!という話よりは比較的ネガティブな方向になっています。

━━逆に、「浪費」「恋愛」はポジティブな内容になるよう意識されていたんですか?

もぐもぐ:マイナスイメージの「浪費」という言葉なのに楽しい本の方がギャップがあっていいかなと思って。表紙をお願いする時も「元気が出る楽しい本になる予定です!」と伝えたのですが「どういうこと? と正直思った」とあとから言われました(笑)。表紙も含めて、最初のイメージからぶれずに形になってよかったです。


「恋愛」は「浪費」よりさらにアンタッチャブルな方向というか……「オタクと恋愛」ってなんとなく対立にされがちじゃないですか? だからこそ、普段表になりにくいリアルな実感を深掘りしたら、どんな言葉が出てくるか知りたくて選びました。最初の構想時点で、幸せなノロケ話だけを集めた天使編と不倫や泥沼恋愛の話を集めた悪魔編の2冊に分けてみない?って話が出たくらい!


ひらりさ:「浪費」「恋愛」は主に誰かが注いでいる「愛」自体の話なので「自分の知らないジャンルを覗き見」できる面白さがありますよね。「美意識」は少し違って。もっと内省的で、自分ごととして読める本を意識しました。


もぐもぐ:コスメも美容も成人女性誰もが直面するものだと思うけど、重度にこだわれるのはやっぱりオタク気質があるからで。女子力とかキラキラ女子とか揶揄されがちですが、突き詰めていくとそんな甘い世界じゃなくて(笑)みんな熱量がすごい。色々なオタクの話をしていく中で、コスメ・美容オタも並列したかったと言う意図もありました。

━━あらゆるオタクを網羅していますよね。本を読んだ人が、自分のエピソードをブログに書いていました。

ひらりさ:確かに、みんなが自分のことを話したくなる塩梅にできたのはよかった! 最初は「俺たちのだいすきな友達を紹介するぜ!」くらいのテンションだったから、ここまで波及したのは想定外でした。


もぐもぐ:それはすごくうれしかったよね。読んでくれた方も含めて「悪友」になった……! とすごく思いました。この名前にしてよかった(笑)。

━━劇団雌猫さんは積極的に読者とのイベントを開催したり、SNSでの交流が活発な印象ですが、嬉しかった読者からの反応はありましたか?

ひらりさ:Jリーグのマスコットキャラクター「マリノスケ」に浪費しているエピソードをブログ(マリノスケに浪費する女 -浪費図鑑を受けて-)で書いてくださった方がいたんですが、スポーツのジャンルにまで影響を及ぼせたのは嬉しかったです。

もぐもぐ:ジャンルが違っても何かに愛を注いだり浪費する行為の根底にあるものは似てるってことが、いろんなジャンルの方々に書いてもらった文章の中で見出せたかなと思います。なので、特定のジャンルの話を目当て買ったけど、違うジャンルの話が刺さったと言う反応も多かったですね。

━━どうしても同じオタク同士で集まっちゃうので、違うジャンルのオタクの話を聞く機会もなかなかないですもんね。

もぐもぐ:そうそう。自分にとっては常識と思ってたことが、他の人にとってはとんでもない世界だったりすることが多くて面白い。

2,300人のオタク女に聞いた恋愛事情が赤裸々に

━━オタクジャンルといえば、もぐもぐさんのブログで「オタク女2300人に聞いた恋愛事情アンケート」を『悪友 vol.2 恋愛』刊行に合わせてとられてましたよね。オタクジャンル別に見ると、ジャニーズが強かった!

もぐもぐ:ジャニーズ自体はインターネットで閉鎖的なのに、ジャニオタはインターネットで本当に元気なのは不思議ですよね。ブログ書いてる人も多いし。あと、アンケートに答える文化がなぜかある(笑)。


ひらりさ:インターネットで自分が目立つ=推しを目立たせるみたいなところはあるのかもしれない……(笑)。


もぐもぐ:確かに。オタクジャンルの質問ではかなり選択肢を用意したんですけど、それでも全然足りなかったですね。カメラは入ってないんですか?とか「私はおじさま俳優が好きなので当てはまる選択肢がありません!」とか。途中でいくつか足しました。

━━浪費の対象の多様化がすごい! 恋愛事情のアンケート結果は、かなりリアルで赤裸々でしたね。

もぐもぐ:そうなんですよね、意外に一般的な調査と違いがほとんどなかったのがすごく興味深かったです。オタクに恋は難しくなかった……?


アイドルや二次元キャラに対する強い愛情も恋だよね、という視点で設問も作っているのですが「“恋に落ちた”瞬間を教えてください」「これまでの恋愛で最高に幸福なエピソードを教えてください」という質問に対する自由回答がアツかったです! 「舞台を観に行って彼が出てきた時に、ああもうだめだ、と思った。世界が止まったし、そのあとはずっと頭がふわふわしていて、数日間現実感がまったくなかった。今まで彼なしで生きていたのが不思議だと思った」とか最高にエモい……。


ひらりさ:自由回答は全部で15万字ありましたよね。もう、これ研究に使えるレベルなんじゃ……?


もぐもぐ:ね、すごいデータ量だよ。本1冊分くらい、他人の恋愛事情を読んだことになる(笑)。超長文の情念がこもった回答もたくさんあって、もはやお祓いみたいな気持ちで一言一句残さず噛み締めてました。成仏してほしい……。

━━最後に、シリーズそれぞれどんな人におすすめしたいか教えてください!

もぐもぐ:「浪費」は書籍に入ってないエピソードもいくつかあるので、書籍は持ってるけど、という方もぜひ! 同人誌の方が好き、という方も結構いらっしゃってそれもありがたいですね。書籍ではわかりやすくジャンルにフォーカスしていますが、同人誌版のみ収録の「無職で浪費する女」「月収7万円で浪費する女」なんかは少し趣きが違って、また別の視点で楽しんでいただけると思います。

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悪友 vol.1 浪費

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ひらりさ:「美意識」は、言い換えれば自意識の話をしているからこそ、もっとインターネットで言えない話になっていると思います。女性なら、毎日生活していく中でなんだかんだ「装うこと」と向きあっていると思うんですが、愛する対象をどこかに持ちながらも自分という存在とも向き合いながら日々を生き抜く悪友たちを覗き見したい人に読んでほしいです。

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悪友 DX 美意識

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もぐもぐ:「恋愛」はすっきり面白い、楽しい、だけじゃないところが個人的にはすごく気に入っています。読んでてムカつくエピソード、理解できないエピソードも人それぞれあると思う。……私もある(笑)。


でも、誰かの思考や行動に共感できるかと、存在を認めて興味を持てるかって本当はまったく別じゃないですか。そもそも他人のお金の使い方や恋愛へのスタンスを理解する必要って全然ないし、正解もないし、いろんな人がいていい。そこは自分の中では「浪費」から地続きで、いま世の中になんとなくある共感至上主義ってつまんねーな、って感じはありました。せっかく同人誌なんだから「共感できないけど面白い」「わからないけどわかるところもある」もやもやしたものを目指したいし、何よりまず自分が読みたいなって。


ひらりさ:知らない人の知らない話に共感しなくてよくて、恋愛の多様性……というと意識高そうですが、色々な恋愛の在り方を知りたい方に読んでもらえると嬉しいです。

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悪友 vol.2 恋愛

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