民進党の枝野幸男代表代行(53)は29日、さいたま市で開いた会合で衆院選に無所属で立候補する意向を説明した。関係者によると考え方の近い前衆院議員らと新たな政党の結成も視野に入れていることも分かった。

 枝野氏は安倍政権下での改憲に否定的で、小池氏の選別の「ターゲット」になるとみられるリベラル系。今月の民進党代表選では前原氏に敗れている。同党の逢坂誠二氏もこの日、「無所属でやりたい」と表明。前職が5人以上集まれば政党が作れるため、「仕分け」られた議員らによる、新・新党が結成される可能性は十分にありそうだ。