超巨大化の過程を解明=宇宙初期のブラックホール―東大・京大
時事通信 / 2017年9月29日 10時14分
宇宙が約138億年前に誕生してから数億年後になぜ超巨大なブラックホールが存在したかを、スーパーコンピューターで解明したと、東京大の吉田直紀教授や京都大の細川隆史准教授らが29日付の米科学誌サイエンスに発表した。
吉田教授らは、国立天文台水沢キャンパス(岩手県奥州市)にあるスパコン「アテルイ」などを使い、宇宙初期のガスの流れが暗黒物質の重力によって集まり、高温高密度で乱流状態のガス雲になる様子をシミュレーションした。
その結果、このガス雲から原始的な恒星が誕生し、周囲のガスを取り込んで太陽の質量の3万4000倍まで成長した後、寿命を迎えてブラックホールになる過程を明らかにできた。さらに周囲のガスが降着し、他のブラックホールと合体することで、質量が太陽の10億倍以上に超巨大化したと推定した。
[時事通信社]
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