2017年09月29日

昼ドラ小説


先日こんなことを言われました。


「シバジョーさん、表現法とかはそのままで、昼ドラみたいにネットネトのギットギトな話書いてみて下さいよ」と。

いや、正直自信ないです・・・


昼ドラのような小説なんて、私が書ける範疇の話じゃないですもの。


バスケット選手にバレエダンスをやらせるようなものです。



私に小沢真珠が出てくるような話は書けませんよ。
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でも試しに

シバジョー的昼ドラ小説

『整頓された居間に今日も妻の怒鳴り声が鳴る。
「この役立たずの豚野郎」
鬼の形相でバットを振り回す妻。いつものことだ。
エプロン姿にバットがこれほど似合う女性はおそらくいないだろう。
バルコニーではスズメが鳴いている。妻のいきり立った声とは違った自然の奏でる音色に私は小さく笑った。
すると私の頭の上から昨夜の残り物の豚汁が勢いよく降ってきた。生ぬるい豚汁が私のシャツの中へノックもなく流れ込んで来る。どうやらこの豚汁は礼儀と言うものを学ばなかったらしい。
「何笑ってんだ豚野郎」
二度目の豚野郎の刻印が私に押された。これで紛れもない豚野郎に昇格だ。
妻はまたバットを振り回し今月3台目のテレビを廃棄物にしている。
何故自分で壊すテレビを何度も買い替えるのだろう。おかげで家電屋のポイントはもうカードから溢れ出るほどだ。
「何で私だけこうなのよ」
ごめん、それを聞きたいのはこっちだよ。
秋の空の下、今日も穏やかな午後が居間に流れる。   』
   

 こんな感じでしょうか?

もう半分コメディですよね。


こんなもの書いてたら笑われそうですけど、案外コメディとして割り切って書いたら面白いのかなと思ってみたり・・・




最後までお読みいただきありがとうございました。


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posted by シバモト at 19:55| Comment(0) | 小説に関して | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
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