海と山しかない場所に何とか棚田を切り開きコメを作りたいという昔の人間の執念を感じた。
その帰りに某地方都市に寄った。
そこは現代美術館が有名なので、少し見てきた。
見てきたと言っても五分程度である。
展示物は何も見ていない。
地方都市全体に若い女がたくさんいたのだが、美術館にはもっといた。
そこで考えたことがある。
しかし、彼女たちが政治や経済について考えている様子は浮かばなかった。
ヤフーニュースの芸能のところを見ている様子はすぐに浮かんだ。
ポピュリズムな政党が隆盛を極めている理由というのはこういうものなのかもしれない。
あぁ、なるほど。
楽しく消費して踊るのだ。
そして、うまく適合できるのだろう。
とりわけ容姿がいい女なら、ファシズムのコミュニティでもネオリベ、リベラルその他諸々どんなコミュニティでも自分に価値がある。
誰かがやってくれるし、どうでもいいのだ。
自分は容姿が醜い男だから政治や経済を妙に偏屈に気持ち悪く気にするのか。
楽しく消費できないし、誰とも踊れない。
自分があんな顔のいい女だったらこんなうんざりするものに興味はない。
加賀屋?
でも容姿がいい方が政治家や経営者で成功しやすいんやで