最近、テレビなどでもよくCMが流れているので、『格安SIM』や『MVNO』という言葉を耳にしたことのある方も多いのではないでしょうか。
格安SIMとは、簡単に言ってしまえば、携帯電話の料金を文字通り“格安”で使用できるサービスです。
私も“格安SIM”を使用していますが、毎月の請求額が1,600円程度ですので、大手キャリアのドコモやau、ソフトバンクなどと比べるとかなりお財布にやさしい料金です(通信速度も問題ありません)。
さて、そんな「格安SIM」ですが、「格安SIM」を提供している会社の1つであるBIGLOBEが発表した「格安スマホ/SIMに関する意識調査」を見ていて、面白いことに気づきました。
今のスマホでSIMだけ替えて安くしたい!BIGLOBEが「格安スマホ/SIMに関する意識調査」を実施 | プレスルーム | ビッグローブ株式会社
この調査では、「格安スマホ/格安SIMを知っているか?」「新品スマホの価格は高いと感じるか?」「月額料金を安くできるならSIM替えしたいか?」などの項目でアンケート形式の調査をしているのですが、面白いなぁと思った調査結果だったのが次の内容です。
興味深いアンケート結果
高所得者ほど“格安SIM”を利用する
アンケート項目「“格安SIM”に替えると、いくら安くなるか知っていますか?」との質問への回答をみたところ、世帯年収別の結果に意外な差がでました。
なんと年収800~1,200万円の層の人たちは「知っている」が45.7%と最多。
一方、400万円未満や400~800万円未満の層では「知っている」が30%台前半という結果であり、年収が低い層ほど格安SIMのメリットがわかっていないようです。
本来、年収の低い層ほど、月々にかかる料金を気にすると思うのですが、実際は逆なんですね…。
また、「使っているスマートフォンのまま、毎月3,000円安くなるならSIM替えをしたいか?」の質問でも、上記の質問と同じように、年収の高い層ほど「安くなるなら格安SIM替えをしたい」と回答した人が多くなるという傾向になりました。
まとめ
このアンケート結果は私にとっては意外でした。
先ほど述べたように、本来は逆だと思うのですが、実際は年収が高い層ほど、格安SIMのメリットをよく知っており、携帯電話をより安く利用したいと思っているみたいですね。
もしかしたら、年収の高い人ほど情報リテラシーが高い傾向にあるため、このような結果になったのかもしれません。
やはり、様々な情報を理解・解釈する力って大事なんですね。
ちなみに、格安SIMを使用している私は、どちらかというと低所得層の部類です…。