『Divinity: Original Sin II』海外レビュー
『Divinity: Original Sin II』の海外レビューです。
- ジャンル:RPG
- 機種:PC
- 開発:Larian Studios
- 販売:Larian Studios
・優に100時間以上プレーできる、驚愕の規模と深み
・現実と見まごうような世界を舞台にした、きめ細かいプロット
・スぺル、スキル、装備、変化し続ける戦場の地形が無限に見える選択肢を生み出す、包括的なタクティカル戦闘
・広範囲に及ぶ能力とスキルがもたらす、奥が深いキャラクター作成とカスタマイズ性
・喚情的なサウンドトラックと驚異的な声優の演技を従えた美しいビジュアル
悪い点:
・個別のクエストやプロットを追い辛くする、分かりにくいジャーナル
孤独な農場から遠い次元での神々との激戦まで、『Divinity: Original Sin II』は史上最も魅惑的なRPGの一つだ。隅々まで完璧に作り上げられたファンタジー世界に、素晴らしいタクティカル戦闘が加わることで今年最高のゲームの一つとなっており、インスタント・クラシックとしてRPGの殿堂入りを果たしている。
・対処法が極めて豊富な、多彩で楽しいターン制戦闘
・多層的で好きなように攻略できるクエスト
・ボリューム満点の、描き込まれた世界
・面白いバックストーリー、動機を備えたキャラクターたちがパーティの相性に深みをもたらしている
・動物と話せる
悪い点:
・CRPG初心者には極めて険しい学習曲線
・ほぼ使いものにならないクエスト・ジャーナル
『Divinity: Original Sin II』は粗野で野蛮だが、文句なく今年最高のRPGの一つである。
・前作の長所を改善
・ゲーム世界からメカニックまでを大幅に拡張
悪い点:
・時間がかかり過ぎる一部のパズル
・散見される細かな技術的不具合とグリッチ
『Divinity: Original Sin II』は、前作を土台に想像以上の進化を遂げている。長所を最大化し、弱点を改善する新たな方法を見出すことで、『Divinity: Original Sin II』は今年最高のゲームへと驀進している。細かな技術的不具合のような欠点はあるし、手動で動かすまでパーティが動かなくなってしまうといった鬱陶しいバグにも遭遇したが、そうした不完全な状態ですら、私の一番のお気に入りRPGをはるかに凌駕している。よくやった、Larian Studios!
グラフィック: 見下ろし型ゲームでは目立ちにくいグラフィックだが、本作は鮮明で環境やエンカウンターを丁寧に描写
サウンド: 文句の付けようがない感動的な楽曲が、過酷な戦闘と危険なダンジョン潜りを強調。声優の演技も体験を盛り上げる
プレー性: 完全に開かれたゲームプレーに最初は圧倒されるはず。システムを理解するには膨大な時間が不可欠だ
エンターテイメント性: 史上最高のPC RPG群と肩を並べる、荘厳な作品
リプレー性: 高い
『Divinity: Original Sin 2』は、史上最高のPC RPGの一つであり、テーブルトップの伝統に根差した極めて自由な冒険を作り上げることを目指したLarianの絶え間ない献身は、感動的で称賛に値する。幾つかのバグやストレスの溜まるエンカウンターは、ジャンル最高峰の唯一無二の体験が織りなす豪華なアンサンブルにとっては些細な代償だ。
サウンド 10: サウンドトラックは見過ごされがちだが、本作の楽曲はそれだけでも称賛に値する。更に、重要な場面では独自の楽器を選択することも可能なのだ。ブラボー
ゲームプレー 10: おそらく、本作は史上最高のターン制戦闘システムであり、ほぼ無限の攻略法を提供してくれる。唯一無二のRPGゲームプレーである
物語 10: 複雑なメイン・クエストから細部に凝ったサイド・クエスト、手の込んだキャラクター・クエストまで、超一流の脚本は100時間を超えてもプレーヤーを魅了し続けるだろう
今なにをしていようと、すぐ手を止めてこのゲームをプレーしよう。『Divinity: Original Sin II』は本年度最優秀ゲームの最有力候補であり、この10年で最高峰のRPGである。
・一つの問題に豊富な解決策が用意された、没入感の高い世界
・タグ・システムだけでも無限のリプレー性がある
・深みのある戦闘
・色々試す価値のある素晴らしいGMモード
悪い点:
・難易度ノーマルでも戦闘は難しすぎるかも
・進展がないように感じることの多い物語
慣れるまでは時間がかかるし、往々にしてとにかく難しいことがあるものの、プレーヤーを引き込むプロットを備えた『Divinity: Original Sin II』は、ここ数十年で最強のCRPGだ。冒険が世界観に深みを持たせており、適切なスキルを所持していなかったり、説得に失敗したせいで、初見では見逃してしまう要素も多いはずだ。凄まじい規模、驚くべきカスタマイズ性を容易く見せつけるGMモードを含む豊富なフィーチャーなど、『Divinity: Original Sin II』は盛り沢山のパッケージだ。
・ユニークで多彩なキャスト
・素晴らしい演技とグラフィック
・奥が深いキャラクター・カスタマイズ
・真の自由度
・出入り自由なマルチプレー
悪い点:
・タスクを忘れやすい
・限定的なチュートリアル
見惚れるほどゴージャスな舞台設定、豊かで複雑なキャラクター成長、知的で戦術的だがユーザー・フレンドリーな戦闘、そして文字通り無数のプレー方法まで、『Divinity: Original Sin II』はファンタジーRPG好き必携のゲームである。ボリューム満点とはいえ、本作の真髄はじっくり隅々まで探索することなのだ。エキサイティングな神話に満ちたファンタジー世界に没頭したいなら、本作に満足するはずだ。
・優れた脚本
・最高のユーモア・センス
・極めて奥が深いRPGシステム
・高いリプレー性
悪い点:
・理解するのが大変
・稀なグラフィック上のバグ
本作はRPGファンがやり込むのに最適なゲームだ。20時間を超えてもなお、物語は始まったばかりだし、入り組んだシステムにもようやく慣れてきたところだろう。優しいゲームではないし、容赦ないほど過酷なことも少なくないが、濃密なゲームプレーを理解する我慢強さがあれば、描き込まれた膨大なRPGコンテンツを堪能できるはずだ。文句なくおススメである。