キャスリン・ビグロー最新作「デトロイト」2018年1月公開
2017年9月29日 08:00
史上初の女性オスカー監督、最新作も社会派作品
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[映画.com ニュース] 史上初の女性オスカー監督キャスリン・ビグローの最新作「デトロイト」が、2018年1月に公開されることが決定した。
イラク戦争下のバグダッドで爆発物処理に従事する特殊部隊隊員を描いた「ハート・ロッカー」(08)でアカデミー賞監督賞に輝き、続く「ゼロ・ダーク・サーティ」ではオサマ・ビンラディン捕縛・暗殺作戦の裏側を描いたビグロー監督が、1967年に起きたデトロイト暴動の衝撃の一夜を描く。前出の2作と同様マーク・ボールが脚本を執筆、「スター・ウォーズ フォースの覚醒」のジョン・ボヤーガが主演を務めた。全米では8月4日に公開され、早くもアカデミー賞候補の有力作として注目を集めている。
題材のデトロイト暴動は、捜査中の警官が黒人少年をなぐったことがきっかけで発生した大規模な暴動。5日間で38人が死亡、1000人以上が負傷した。
映画で描かれるのは、暴動2日目の夜、アルジェ・モーテルでの出来事。銃声の通報があり、デトロイト警察をはじめ、ミシガン州警察、ミシガン陸軍州兵、地元の警備隊が、アルジェ・モーテルの別館で捜索を開始する。数人の警察官が捜査手順を無視し、宿泊客たちに不当な尋問を強制的に始め、尋問は誰かれ構わず脅迫し、自白を強制する「死のゲーム」へと変ぼうしていく。ビグロー監督は「リアルタイム感覚でストーリーを体験してほしい」と語っている。
「デトロイト」は2018年1月からTOHOシネマズ シャンテほか全国で公開。
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