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銃撃で重傷の米下院議員、3か月半ぶりに議会復帰
2017年9月29日 9:15 発信地:ワシントンD.C./米国
【9月29日 AFP】今年6月に米首都ワシントン(Washington D.C. )郊外で銃撃され、重傷を負った共和党のスティーブ・スカリス(Steve Scalise)下院議員(51)が28日、3か月半ぶりに議会に復帰した。
つえを突いたスカリス議員が本会議場に姿を見せると、与野党の議員らは総立ちになり、大きな拍手や歓声で迎えた。
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スカリス氏は演説で「再び下院に復帰することができて、素晴らしい気分だ」と述べ、「私こそが奇跡は起こるという生きた証だ」と強調した。
ルイジアナ(Louisiana)州選出のスカリス議員は6月14日、野球の親善試合に向けた練習中に臀部(でんぶ)を撃たれ、病院に搬送された。医師らは当時、「差し迫った死の危険がある」と指摘していた。
その後、手術を複数回受け、数か月にわたってリハビリを続けてきた。今後、歩行訓練も行っていくという。
ホワイトハウスのサラ・ハッカビー・サンダース(Sarah Huckabee Sanders)報道官によると、ドナルド・トランプ(Donald Trump)大統領もスカリス氏の復帰に「感激」しており、28日に話をしたという。(c)AFP