希望 小池氏と民進 前原氏が会談 “候補者の調整急ぐ“

希望 小池氏と民進 前原氏が会談 “候補者の調整急ぐ“
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希望の党の代表を務める東京都の小池知事と民進党の前原代表が会談し、来月行われる衆議院選挙で、希望の党が擁立する民進党出身の候補者調整を急ぐことを確認しました。会談のあと、小池知事は「民進党出身者の全員を受け入れるつもりはさらさらない」と述べました。
来月衆議院選挙が行われるのを前に、民進党の前原代表は28日、東京都の小池知事が代表を務める希望の党に、事実上合流する方針を決めたのを受け、29日午前、東京都内のホテルで小池知事と会談しました。

そして、衆議院選挙で希望の党が擁立する民進党出身の候補者について、希望の党の若狭勝前衆議院議員と民進党の玄葉元外務大臣の間で調整を急ぐことを確認しました。

また、選挙でともに掲げる政策についても、若狭氏と民進党の階政務調査会長の間で協議していくことを申し合わせました。

そのうえで前原氏は「民進党のすべての候補予定者を公認してほしいが、理念や政策が共有できるかや、小選挙区で勝てるかどうかも考慮して調整してほしい」と要望しました。

会談のあと小池氏は「全員を受け入れるつもりはさらさらない。政策的に一致しなければならず、しっかりと絞り込みをさせていただく」と述べました。

また、前原氏は「どうやって安倍政権を倒すかという話がメインだった。これからは1日が本当に大事になるので、作業を加速してもらいたい」と述べました。

一方、小池氏は30日、大阪市で日本維新の会の代表を務める大阪府の松井知事、愛知県の大村知事の3人で会談し、衆議院選挙での連携も見据えて意見を交わすことにしています。

菅官房長官「新党は政治の停滞と混迷もたらす」

菅官房長官は閣議の後の記者会見で、「たった一夜にして政策の協議も全くない中で、いつの間にか1つの政党になってしまった。まさに『選挙目当ての数合わせ』が進んでいる。過去の経験からして、新党ができて、また分裂するという信念のない政治は長続きしないし、政治に停滞と混迷をもたらすばかりだ」と述べました。

また、菅官房長官は、希望の党の代表を務める東京都の小池知事が衆議院選挙には立候補しない意向を示していることについて、「『出てくるんだろう』とみんな思っているのではないか。私も『出てくるのではないか』と思っている。堂々と立候補を宣言し、真っ正面から政策論争を行うのは極めてよいことだ」と述べました。

希望 小池氏と民進 前原氏が会談 “候補者の調整急ぐ“

希望の党の代表を務める東京都の小池知事と民進党の前原代表が会談し、来月行われる衆議院選挙で、希望の党が擁立する民進党出身の候補者調整を急ぐことを確認しました。会談のあと、小池知事は「民進党出身者の全員を受け入れるつもりはさらさらない」と述べました。

来月衆議院選挙が行われるのを前に、民進党の前原代表は28日、東京都の小池知事が代表を務める希望の党に、事実上合流する方針を決めたのを受け、29日午前、東京都内のホテルで小池知事と会談しました。

そして、衆議院選挙で希望の党が擁立する民進党出身の候補者について、希望の党の若狭勝前衆議院議員と民進党の玄葉元外務大臣の間で調整を急ぐことを確認しました。

また、選挙でともに掲げる政策についても、若狭氏と民進党の階政務調査会長の間で協議していくことを申し合わせました。

そのうえで前原氏は「民進党のすべての候補予定者を公認してほしいが、理念や政策が共有できるかや、小選挙区で勝てるかどうかも考慮して調整してほしい」と要望しました。

会談のあと小池氏は「全員を受け入れるつもりはさらさらない。政策的に一致しなければならず、しっかりと絞り込みをさせていただく」と述べました。

また、前原氏は「どうやって安倍政権を倒すかという話がメインだった。これからは1日が本当に大事になるので、作業を加速してもらいたい」と述べました。

一方、小池氏は30日、大阪市で日本維新の会の代表を務める大阪府の松井知事、愛知県の大村知事の3人で会談し、衆議院選挙での連携も見据えて意見を交わすことにしています。

菅官房長官「新党は政治の停滞と混迷もたらす」

菅官房長官は閣議の後の記者会見で、「たった一夜にして政策の協議も全くない中で、いつの間にか1つの政党になってしまった。まさに『選挙目当ての数合わせ』が進んでいる。過去の経験からして、新党ができて、また分裂するという信念のない政治は長続きしないし、政治に停滞と混迷をもたらすばかりだ」と述べました。

また、菅官房長官は、希望の党の代表を務める東京都の小池知事が衆議院選挙には立候補しない意向を示していることについて、「『出てくるんだろう』とみんな思っているのではないか。私も『出てくるのではないか』と思っている。堂々と立候補を宣言し、真っ正面から政策論争を行うのは極めてよいことだ」と述べました。