おしゃれな食器におしゃれな料理…!
インスタ映えしますよね!
ツイッターでも時折見かけます。
とっても美味しそうなのに、ごはんと味噌汁が逆!!!って写真が山ほどあるんですよね…
せっかく写真を撮るなら正しい配膳で撮りましょう(^^)
ご飯は右?左?
結論から言いましょう、左です!
ごはんが左、汁物が右です。
これ結構まちがえてる人多いと思います。
地域差?とも思ったんですが、やはり配膳のマナーは全国共通でした。
左上位(左優位)の考え方
日本の考え方として「左上位(左優位)」と言うものがあります。
日本人にとってお米は昔から大切なもの。
お米は位の高い左側に配置します。
『右側にごはん、左側にお茶』は仏壇に供えるときの配置です。(仏様から見て左側にごはん)
マナーが悪い、縁起が悪いと思われる場合がありますので注意してください。
メインのおかずは右?左?
メインのおかず(主菜)は右奥に配置します。
右利き文化の日本では何度も箸を持っていく主菜には右手が通いやすい右奥が便利。
右手前には汁物があるので、汁物をひっかけてこぼしにくいのも右奥ですね。
左奥にあったら汁物の上を何度も行き来するのでこぼしやすく、おかずを取りにくいです。
小鉢は持ち上げて食べてOKなので、左側に置きましょう。
魚は右向き?左向き?
一尾まるごと調理する魚の場合。
魚も左上位の考え方に従って頭を左にして盛りつけます。(尻尾が右)
今回フリー写真を探しているときにもおいおい、逆じゃねぇか!使えねぇよ!って写真がたくさんありました。
右向いてるサンマがたくさんいました。
葬式や法事の際には頭を右側にする場合もあります。
おめでたいときにはダメ、絶対!
「2位じゃダメなんですか?」の女性議員さんはこれをまちがえている写真をネットに上げて炎上したことがあるそうですよ…
海腹川背
もともとは、海の魚はおなかを手前に、川の魚は背中を手前に盛りつける風習がありました(どちらも頭は左)
最近は料亭などのいいお店でも川魚も海の魚と同じようにおなかを手前にすることが多いです。
切り身の場合
左側が高く、大きくなるようにしましょう。
切り身の場合は左側に背を、右側に腹がくるように盛りつけるのが基本です。
皮が左上にくるように盛りつけると自然と左側にボリュームがでるようになります。
正しい配膳の位置はコレだ!
はい、こちら。
和食は基本的に一汁三菜で考えられているのでそれに沿って配膳します。
左手前にごはん、右手前に汁物。
そして右奥にメインのおかず。
左奥に副菜(煮物やサラダ)。
副副菜がある場合には真ん中に。
また、香の物(漬物)は副副菜とは別でカウントします。ごはんと汁物の間あたりに配置します。
時代に合わせて臨機応変に
最近ではワンプレートにしたりすることも多いと思うので、そこらへんは時代に合わせて変えていけばいいと思います。
また、左利きの場合はごはんと味噌汁が逆のほうが食べやすいなどの理由もあると思います(^_^;)日本は右利き文化なので、右利きの人に都合のいいマナーが多いので…。
左利きだからわざと逆にしてるよ!って人はお箸も逆に向いているので「ああ、左利きだから逆なんだな」と私は感じとっています。
基本を抑えたうえで対応していきましょう。
おわりに
気にならないのか、気にしていないのか、わざとなのか。
結構まちがってる人多いんですよね。
せっかくおいしそうな料理なのに…と思うことがあるので、ぜひ配膳のマナーも気にしてみてください(^^)
それでは、また。