ここ数日、あまりネタがなくて、どうでも良い話からスタートしますが
私は大学生の時に「教育実習」に行きました。
ちょうど、今のPOLARIXCREW(ポラリックスクルー)のみんなと同じ年頃で
自分の出身高校に2週間、音楽の授業に行きました。
20歳そこらだった私が、15,16歳の高校生に授業をする
今思えば、とんだ茶番劇
でも、あの時は必死で、すごく大変で
毎日、口の中にたくさん口内炎ができて痛くて
リポビタンDを飲んで、さほど年齢の違わない高校生相手に、闘っていました。
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なぜ急に教育実習の話になったかというと
先日、そろそろ寝るかぁと思っていた夜11:00ごろ
Juvie Lin(リン)から電話がかかってきました。
普段、リンと電話で話すことはあまりないのでビックリしましたが
「もしもし」
というリンの声は震えていて、泣いているのだとわかりました。
すごく、泣いていました。
ゆっくり話をして、リンの地元の親友が、交通事故で亡くなってしまったのだと知りました。
私は幸いにも親友を亡くした経験がなくて
こういう時は、なんと言葉をかけていいかわからず
ただただ、黙ってリンの話を聞くばかり
しかし、カミナリ親父にはその経験があります。
カミナリ親父はこの数年で大事な友達を2人、亡くしています。
カミナリ親父は、リンに電話でこう告げました。
「お前の友達のところへ、帰ってやれ。
別に1日じゃなくていい、お前が好きなだけいればいい」
リンは、地元へと帰っていきました。
大事な友達を失ったとき
カミナリ親父はこう言っていました。
「アイツは、違う世界にワープしたんだな・・・」
そして最近
亡くなったカミナリ親父の友達にそっくりな人が、私たちの前に現れました。
いろいろな面で、私たちの心の支えです。
「レナ、俺は、どうしていいかわからない・・・」
電話の向こうで泣き崩れるリンに、私はカミナリ親父の体験談を伝えました。
「リン、Kenが言ってたんだけど
亡くなった友達の魂は、ワープして、近くに戻ってくるらしいよ」
数日後、リンからメッセージがありました。
「友達に、最後のさようならを言えた。これからシェムリアップに戻ります」
カンボジアは、なんとなくですが「死」が身近にある気がします。
平均寿命も日本に比べたら全然短いし、
交通事故も多いし(無免許でバイク運転してる人が殆どだからなー)
病死だって多いし(お医者さんが信用できない国だからなー)
カンボジアに来てから、「死」を身近に感じるようになりました。
そこで、私は教育実習を思い出したのです。
なぜ思い出したかというと、
教育実習生の私を担当していた音楽の先生が、すごく熱い先生で
若くて世間知らずだった私に、熱くこう語ったのです。
「自分は、親が死んだ時にも舞台で指揮棒を振っていたんだ。
音楽で生きていくってことは、そういう事だ」
私は、何も言えなかった
先生の言ってる意味はわかるけど、そんな人生で良いのだろうかと
何のために、音楽をやるんだろうと
今は大人になって、あの音楽の先生が言っていた真意がわかるようになりましたが
今回は、リンが亡くなった友達に別れを言いに行けて、良かったと思ってしまいました。
リンは元気に帰って来ました。
では、ネタが無いここ数日のどうでもいい出来事をお伝えします。
↑日本人スタッフIMOと、カンボジア人スタッフミッキーの友情のキッス。
もうすぐ、ミッキーはオーストラリアの大学に戻ってしまいます。
1〜2年ほど、私たちはミッキーと離れることになります。
寂しいです・・・
↑こちらは、野外でカミナリ親父に絵を習う皆さん。
特に、Van Norith(ノリ)やTata(タタ)は、絵の才能もグングン伸びていってます!
↑こちらは、カンボジアのおやつ。
バナナのちまきと、カボチャのちまきです。
ノリが休みの日に差し入れで持ってきてくれました。
CSAは毎週水曜日が休みなのですが、ノリはヒマだと水曜日も我が家にやって来て、くつろいでいます。
そして、新しいみんなのプロフィール写真が出来ました!
左から・・・
おサルさんばりの並外れた身体能力Lux(ロイ)
突き抜ける笑い声で皆を照らす歌姫Haru Heang(ヘアン)
街一番の美マッスルT(ティー)
カンボジアの竹野内豊・リーダーVan Norith(ノリ)
何でもこなせるイケメンのエースJuvie Lin(リン)
陽気で明るい営業部長Kong Jubi(コン)
天真爛漫・メンバー最年少Ta Ta(タタ)
「男はつらいよ」寅さんの生まれ変わりKing(キン)
たくさんの人に、みんなの名前を覚えてもらえますように!
キンは、味噌汁、ふりかけ、海苔など・・・日本の食材が大好き。
で、キンはなぜか「海苔(のり)」を覚え間違えてて「ピコ」と呼びます。
「レナさん、“ピコ” ちょうだい!」
ネタが無いのに無理やり書いたブログ読んで頂き、ありがとうございました。
Rena
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