前回、目指したい母親像は「細かいことを気にせず、何事も大らかに受け止められる懐の深い母」だと書きました。
ちょっと「大らかな母」に近づけているかな?ということを挙げたので、
よし続きを書こう、ほかにどんな風に変われたかな?と考えていたのですが、
えーと、ありませんでした。( ;∀;)
なので今回は、最近心がけていることについて。
自己肯定感を高めたい、と思っています。
夫家出事件
次女出産のための里帰り直前、自分がキレやすくなっているなというのを強く感じていました。
里帰り準備がなかなか進まない中、仕事から帰った夫にそのことについて何か言われると一瞬でブチキレ。
たとえば「冷凍庫の中の食材どうするの?」と言われただけで、
「里帰りまでには減らそうと思ってるやん!!」とキレる。
思ってるやん、って言われても知らないよね伝えてなかったもん。そしてこれ言われたの里帰りの4・5日前くらい。冷凍庫はお正月に実家から大量に来たお餅を始め、ストックしているごはんや肉などでパンパン。
毎日のように
帰宅するなり準備について何か言われる→責められているように感じてキレる
を繰り返していたある日、
「毎日帰るなりできてないことを指摘されて、もう帰ってくるのが怖いわ」と夫に言ってしまい、夫が家を出ていってしまうという事件が起こりました。
その後LINEしてみるも、「もう分かり合える気がしない、疲れた」「子どもたちが成人するまでなんとか仮面夫婦でやっていくしかない」という旨の返信ばかりで、もう私たちの夫婦関係終わってしまった、取り返しのつかないことを言ってしまった、と激しく後悔。
今思えばこの頃は、私は大きくなったお腹でぽよのお世話をする毎日や、マイナートラブルの多かった妊娠期間にかなり疲弊しており、
夫は海外含め出張や休日出勤続きで慢性的に疲れ気味、
平日は疲れて早く寝てしまい、休日は夫が仕事で不在だったり義母が来ていたりでゆっくり話をする時間もないという、
お互い疲れている上コミュニケーション不足というヒドイ状況だったなぁと思います。
キレる私をやめたい
その後なんとなく仲直りしたっぽい雰囲気の中どうにか里帰り生活開始。
でもまだ、キレまくっていた自分が嫌で嫌で、そして夫に愛想を尽かされたことが恐怖で恐怖で。
そんな時たまたま↓の本を知り、中身も見てないのに即購入。
キレる私をやめたい~夫をグーで殴る妻をやめるまで~ (BAMBOO ESSAY SELECTION)
- 作者: 田房永子
- 出版社/メーカー: 竹書房
- 発売日: 2016/06/30
- メディア: 単行本
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結果、私は本当に読んでよかったです。
まず、キレるメカニズムに「これ!私のこと!!!」と超共感。
本文が漫画なので上手いこと引用ができませんが、
自分のことを世界一どうしようもない人間だと思っていて、
常に「私はダメである」という前提がある。
夫が単に「部屋が片付いていない」という状況の話をしただけなのに、
この前提があることによって「お前はダメだ」と自分を否定されているかのように感じてしまい、
結果爆発してしまう。
…といったことが書かれていました。
思い返してみると、私もいつも
夫は他意のない質問をしただけなのに、「責められている」と感じてキレる
というパターンでキレています。
被害妄想が激しいのです。
「冷凍庫の食材どうするの?」という質問が、
「冷凍庫の食材どうするの?これまでに準備する暇たくさんあったのにまだこんな状況なの?なんで減らしてないの?」という責め文句に聞こえるんです。
実は、里帰り中に身内でちょっとしたトラブルがありまして、
私はその時は当事者でなく傍観している立場でした。
その際、キレている人を第三者の視点で見ていると、
人の言葉を言葉通りとらえられず責められているかのように脳内変換してしまったり、
その時の言動についてのみ非難されているのを、自分という存在すべて否定されているようにとらえてしまったりと、
まさに被害妄想が爆発していて。
あぁ、これがいつもの私なんだ…と、なんだか冷静になってしまいました。
自己肯定感を高めるために
この本の著者の場合は、母親から否定され続けた結果自分をダメだと思うようになったとのことなのですが、
じゃあ私は??
確かにそれほど自己肯定感高まるような育て方はされていない気もするけど、ここまで自信ないってなんなんだろう、と考えた結果、
まぁ専業主婦や育休中あるあるだと思うのですが、
「仕事をしていないため、人に認めてもらえたり達成感を得たりすることがほとんどない」…ということが原因なのかな、と思い至りました。
私がキレやすくなったのってぽよの出産後で、
育児の疲れのせいなのかなと漠然と思っていましたが、
それだけじゃないのかも。
確かに仕事をしていると、少なからず「これはいい対応ができたな」と思えることがあったり、たまには人から褒められることがあったり、
あとは「お金」という目に見える対価があったり。
もちろん失敗して自信を失うこともありますが、仕事をしていることで得られる自信というのはそこそこ大きいのかもしれないです。
今は専業主婦なので、主婦業を褒めてくれるのは夫くらいしかいないわけですが、
とりあえず手っ取り早く、自分で褒めてあげることにしました。
…字が汚すぎてすみませんが( ;∀;)
手帳に「今日やったこと」を毎日書き出すようにしてみました。
(本の中では、「休む」「『今ここにいる』ようにする」「自分をほめる」の3つの方法のうち「自分をほめる」方法として、手帳にTo Doリストを書いてできたら褒め言葉を書き込む、というやり方が書かれていました)
こうやって項目にしてみると意外とたくさん書くことが出てきて、
何の変哲もない1日でも、私結構がんばったかも!と思えます。
この達成感が自信につながって、被害妄想や自己嫌悪をしなくなるとよいのですが。
なんせ私、今娘大好きラブラブ期なものでそれほどイライラもしておらず、キレることに対する効果はわからないのですが、
達成感を味わえるだけでもとても気持ちいいですし、ひとまず続けてみようかなと思います。
って、めっちゃがんばってるじゃないかこの日!!
書き出してなかったら、「あー今日も普通の日だった」で終わってしまいそうです。
でも余裕のない時って、こうやってできたことを書き出すことすら忘れてしまいそう。
こうやってブログに書き留めることで、意識しやすくなればいいなと思います。
よし、今日はブログ書けたぞ。
・・・・・
次女ぴよさん。一生懸命こぶしをしゃぶってました。
ぽよは相変わらずうさぎをお供に親指しゃぶり。うさぎ2匹も使ってる。笑