・ロッテ 井口の有終アーチ着弾地点をレジェンドシートに― スポニチ Sponichi Annex 野球
こういうアイデアもまた珍しいしやっぱり嬉しい(笑)。
ロッテ・井口が最後のアーチを届けた席が、レジェンドシートとなる。
24日の引退試合で9回に劇的な同点2ランを放ち、日米通算21年間の現役生活に別れを告げてユニホームを脱いだ42歳。その本塁打が着弾したZOZOマリンの外野席「2列624番」を、通常の青色から黄色などに変更し、さらに記念プレートを付けるプランが進行中だ。球団はメモリアル強化を推し進めており、その第1弾の企画となる。
「来季開幕に間に合う形で計画を進めています。あの感動を千葉ロッテマリーンズのレガシーとして語り継がれるように、特別な場所にしたいと思っています」と球場担当者。この席は一部試合を除いて自由席のため、争奪戦が繰り広げられることになりそうだ。
しかし今から思い出しても、あの着弾地点は凄かったな…。
バックスクリーンのすぐ横、ですもの。
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選手がシーズンシート買い取る話はたまに聞くんだけど。
今も昔も話に聞くのが、現役選手がシーズンシートを何席か買い上げて、そこにいろんな養護学校の生徒さんとか、母子家庭・父子家庭の親子さんとかを試合に招待して…という意味の「特別シート」の話は聞くんですけどね。あと千葉ロッテだと(今はあるかどうかは知りませんが)伊志嶺選手が沖縄にゆかりのある方々を招待した「島人シート」とかもありましたし。
確か(私自身、千葉ロッテ同様に贔屓にしている)サッカーのヴァンフォーレ甲府では、かつての司令塔・藤田健選手が片親の家庭の親子を招待するシートを用意してたり、今はタイのトップリーグで活躍する青山直晃選手が甲府を退団する際に4席ほどシーズンシートを買ってくれて「青き山シート」と称してここの席を招待してる…のを、3年も続けてくれてますし。
それとはちょっと…というかかなり趣旨は違うんですが、井口のホームランの着弾地点だけが色が違うってのはいい目印になるし、記念プレートまで作られるのは選手へのリスペクトの現れでもあるから、こういうのはいいですね。
ま、個人的には来年ないし数年後にはたぶん訪れるだろう福浦和也の「2000本安打達成」の記念プレートとか、もう13年ぐらい前になりますが、
イ・スンヨプの場外弾の記念プレートも作って欲しいなあ(苦笑)。なかなか千葉マリンの場外弾ってそんなには記憶に無いですし。確か25年間の歴史の中で西武時代のカブレラとか3-4人ぐらいしか打ってなかったんじゃないのかなあ。
将来は「ミスター」と呼ばれる選手になってほしい。
・必ず「8」が似合う男に―ロッテ中村に託された伝統の背番号 | Full-count | フルカウント ―野球・MLBの総合コラムサイト―
今年は活躍もしたしポカもエラーもしたしで、こんなに良くも悪くも毀誉褒貶が激しかった選手も珍しい。
9月26日の福岡ソフトバンク戦、千葉ロッテの中村が大学の大先輩・和田から1本塁打を含む3安打2打点をマークした。今季開幕直後は攻守でふるわずファーム調整を余儀なくされたが、シーズン最終盤から伝統の番号「8」を背負う男が存在感を示している。
天理高校時代には春夏計3度の甲子園を経験。進学した早稲田大学でも、1年春からリーグ戦に出場すると、4年時には主将となり、走・攻・守で伝統校をけん引した。2014年、千葉ロッテにドラフト1位指名を受けた際には、「去年、石川投手が新人王になったので、自分も狙っていきたい」と力強い宣言をしていた。
プロ1年目は、即戦力内野手の期待通りオープン戦で結果を残すと、開幕を1軍で迎える。「1番・三塁」として先発出場した4月30日の埼玉西武戦では、第1打席で本塁打。新人選手のプロ初本塁打が初回先頭打者本塁打になったのは、球団史上初だった。様々なポジションを務め、111試合269打数62安打5本塁打21打点、打率.230という成績を残す。
さらなるレベルアップが期待された2016年。「9番・二塁」で開幕スタメンの座をつかむも、前年を下回る成績に終わる。しかし、終盤戦に見せたパンチ力のある打撃が評価され、オフに有藤通世氏、今江(現・楽天)など、チームの顔と呼ぶべき選手が背負ってきた伝統の背番号「8」を継承した。
そして迎えた今季、キャプテン・鈴木のコンバートに伴って、「9番・遊撃」で2年連続の開幕スタメンの座をつかむ。ファーム降格も味わったが、今季初安打を放った6月18日の巨人戦以降、打率が急上昇。7月の月間打率.317と結果を残し、レギュラーに定着。終盤戦に入って安打を重ね、現在打率.276、9本塁打をマークしている。
大きな期待をかけられ、伝統の番号「8」を継いだ中村。本来のパフォーマンスを維持し、ファンからも愛される「ミスター・ロッテ」の仲間入りができるか、注目だ。
ある意味で活躍する時としない時の差がはっきりしてるのは「ミスターロッテ」「ミスターマリーンズ」の初芝清氏の系譜をしっかり辿っちゃってるんですけども(苦笑)。
そういや今年は背番号が変更された選手の殆どが不調だったなあ。3になった角中も、22になった田村も、そして8になった中村も…。唯一前年よりも良かったんじゃね?と思えるのは4→0になった荻野(貴)ぐらいなもので、毎年のように絶頂期に怪我をして長期離脱をしてるのに今年はどうにか怪我なしでシーズンを終えられそうな感じだし。
ただ中村選手もこれほどまでにいろんな経験をして精神的にタイトだった一年もなかったでしょうから、来年、再来年にこの経験値を活かして失敗する数を少しずつ減らしていってくれれば嬉しいですね。内野だったら基本、どこでも守れるってのはなかなかアドバンテージだと思いますし。
ゆくゆくは初芝清氏と同じように「ミスターロッテ」とか呼ばれて、「愛される」選手になってくれれば…あー、今江みたいに他球団に取られそうだけど(泣)
※しかしロッテ一筋の大ベテラン・福浦和也ほど「ミスターロッテ」「ミスターマリーンズ」っていう選手もいないと思うのだが、彼のことをそう呼ぶ野球関係者もファンもいないのが実に不思議だ…。
以上です。
↑やはり「ミスター」といえばこの人w
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