なんでもない私の、ひとつひとつ。

5歳と2歳の男の子を育児中。夫のこと、息子たちのこと、趣味のこと、思いついたこと。どこにでもいる主婦の徒然。

ブログをどうやって楽しむか

こんにちは。りかです。

今日は、ブロガーさんたちへ向けて書きました。
 

もう出来上がっている人気ブロガーさんではなく、私のようにブログの方向性に悩んだりするブロガーさんに読んで欲しいかな。

 

ブログをどう楽しむか

私は半年前にブログを始めた時、ブログ=日記的なものと考えていました。

ブログを始めてから、他の人のブログを読むようになりました。

ブログには、日記以外のコンテンツが多いことを知ります。時事ニュースの考察だったり、本のレビュー、主婦の知恵、おもしろコンテンツ……。

 

ブログを始めて間もない頃「ブログは人の役に立つ情報を書くべき」というブログ論的なものを拝見しました。

ブログ初心者の私は、そういうものなのか……。と、自分のブログの方向性について考えました。(結果、何も変わらなかったけれども。)

正しくは「検索エンジンからの流入を確保するには人の役に立つ情報を書くべき」なんですよね。

 

今なら言えます。ブログに、無理に役に立つことなんか書かなくてもいいんじゃないのかな。もちろん、私も情報が欲しくて誰かのブログにたどり着くこともあります。そういう、役立つブログも必要だとは思います。

私も時々は役に立つことを書きたいなと思いますし。

f:id:rkssd0717:20170928142332j:plain

 

それぞれのいろんなスタイルがあって、各々が楽しくブログを書く。それでいいんですよね。自分の思いを文章に書き起こすことを楽しんでもいいし、収益が増えることが楽しみだっていいだろうし、ブロガーとの交流を楽しんでもいいし、ライターとして働く為の営業にブログを使ってもいい。

ブログ界は十人十色が楽しい。

 

役に立たない記事でもブックマークのコメントから学ぶことがある

役に立たないブログ

少し前、息子が虫を殺すことについて書きました。

命の大切さは親が教えるべきなのか。いずれ、命にリセットボタンがないことは、息子自らが学ぶのだから、好きにさせてもいいのかもしれない。正解はどこなの?という迷いをそのままブログにしたものです。

 

www.rikaboo.com

 

人の役になんか立たない記事だけれども、私はブックマークのコメントから安心したり、学ぶことがあったんです。

 

ブックマークのコメント抜粋

スポンサーリンク

osknabeさん(id:osknabe

僕も昔はそれはそれは酸鼻なバッタ大虐殺をしたものですが、今では家に迷い込んできたカナブンをそっと逃したりします。あまり心配しないで大丈夫ですよ。

osknabeさんのコメントを見て、あぁ。心配しなくても大丈夫なのかな、と安心しました。私だけでなく、虫を無意味に殺す子供に悩む親はこのコメントを見てちょっと安堵するのではないでしょうか。

 

オニオン・ペタスさん(id:onionpetas)

自分の息子も5歳ですが命の意味を少しずつ学んでいる段階です。命はリセットできないってことも最近ようやくわかってきました。ただ、命ってなんだろう・・・という答えは大人でも答えられないから難しいですよねぇ…。

onionpetasさんのコメントを見て、命ってなんだろう。子供にどうやって教えたらいいんだろう。と、考えるきっかけをもらいました。

命はなんだという核心は息子に伝えることができませんでしたが(私自身がわからないので。)長男(5歳)へ「命は次の世代につながっているんだよ」という話をしました。

次の世代へのリレーされていく命。道端にある、タンポポだって綿毛になって種が新しい芽を出して次世代の花が咲きます。バッタだって、カマキリだって、カブトムシだってそうやって命のリレーをしてきたんです。身の回りの「生」のものは、すべてリレーされてきた命。

「花を抜いたり、虫を殺すことはそのリレーを断ち切っちゃうことになるね。」と言うと、長男は「ふぅん。」とだけ言っていました。伝わらなかったかな(笑)

たくさん虫を殺す、2歳の次男に話すにはまだ早い話ですね。

 

ジョヴァンナちゃん(id:giovannna)

無益な殺生というのは社会的な考え方であって動物はそんなこと考えない。食物連鎖の中で皆他の命を奪って生きていること、自然の仕組みを徐々に知ってから、社会的なルールは教えるのでも遅くないように思います。

ジョヴァンナちゃんのコメントを見て、おぉ。と唸りました。無益な殺生というのは確かに社会的考え方ですよね。

 

きっと、縄文時代の子供だって江戸時代の子供だって、虫を殺してきたはずです。でも、子供が遊びや興味のために殺した虫の数で食物連鎖が崩れたということはないですよね。人が虫を殺す時代(幼少期)があるというのも、自然の流れのように思います。

 

昔むかしに読んだ本「ぶらんこのり」という本を思い出しました。

今、手元に無いのでふわふわした情報なのですが作中で、「弟」がノートに綴ったお話の一つに『象は鳩を鼻で叩き殺して足で丸めて鳩玉を作って遊ぶ。それをローリングという』というものがありました。

私はこの話をフィクションだと思っていました。

後に、いしいしんじさんが自身のエッセイでに「動物園の飼育員に聞いた本当の話」と言っています。(今でもにわかには信じにくいので、動物園に行くと鳩玉が落ちていないか見てしまいます。みつけたことはありません。)

 

何が言いたいのかというと、ジョヴァンナちゃんが言うとおり、動物は無益な殺生ということは考えません。遊びのために自分より小さな動物や虫を殺すというのは、少し知能が発達している動物ならみんなやりそう。子供が虫を殺すのだって、何も不自然はない話だよなぁ、って。次男へ社会のルールを教える時期はまだ先かもなって。

 

コメントを読んで私が改めて思うこと

私は、虫を殺すことを必要以上に叱りつけて、虫に興味を無くすることは勿体無いと思いました。虫への興味がいずれ、命のリレーを守ること(自然環境を守ろうという気持ち)にシフトするんじゃないのかな。虫や動物が好き!という感覚は、持ち続けて欲しいな、なんて思うのです。

 私は虫が大っ嫌いだけれども。

これが、ブックマークのコメントを読んで、私が学んだことです。

 私が書いた文章のレスポンスを楽しむことができました。

 ブログを書く楽しみ

「役に立つ記事を」と考えて、ブログを書く手が止まるという経験があります。

もう、そんな経験はしなくていいかな。

ブログを読む人も、それぞれ求めるものが違います。「クソ記事!」と辛辣なコメントをする人がいるからって、そのブログを誰も楽しんでいないわけではないと思うんですよね。

ブログに有益な情報を求める人もいれば、読んで共感したいという人もいます。育児系なんかはその要素が多いですよね。

私のように、中途半端などうだろう?を記事にしたって、なんだかブックマークのコメントが為になるぞ!ということもあります。

はてなブログは、ブクマ含めて一つの記事として、楽しめるところが大好きです。

 私、これからも好きなように記事を書こう。

役に立たない記事を書くも良し、お小遣いが欲しくなったら自分の好きなものをおすすめするアフィリンクを貼っても良し!(でも、必要以上に煽ったりする悪徳業者のような書き方は絶対にしたくない。)

 

皆さんも素敵なブログライフを。

 

おまけ

 これ、私の好きなブロガー、鴨おじさん(id:gibraltar_may_tumble)の考えに感化されて書いた記事です。

すごく素敵な記事とか、エロオヤジ記事を書くんですけどね。ブログを自分らしく楽しむことに注力して、面白いのにあんまり読まれていないんです。営業全くしないのだけれども、その姿勢が一貫していて、いいなと。

でも、女子が見たら引くようなエロネタブログもあるから気をつけて。個人的には、「まじめなおじさん」というカテゴリと、「懐古おじさん」というカテゴリが好きです。

音楽ものカテゴリも、すごく丁寧に書いてあります。BLANKEY JET CITYの全曲紹介、楽しく読みました。

gibraltar.hatenablog.com

 

おしまい