どうも!modeetです!
僕の妻は2ヵ月前に流産をしました。読んでいる方なら知っていると思いますが、2度妊娠して2回連続の流産です。
稽留流産と診断されて主な原因は染色体の異常が原因でお腹の中の赤ちゃんが育たずに流産してしまうことです。妊婦さんの15%の人が流産を経験すると言われていて意外と多いです。
1度、流産をすると妊娠の可能性が上がりますが染色体の異常は妊娠してみないとわからないのが現状。
何度も流産する場合は不妊治療を考えると思います。多くの人は不妊治療は「最後の砦」と考える人が多いのではないでしょうか?
実際、僕もそう考えていました。
僕の妻は34歳で年齢的にも余裕がありません。次に授かれば良いですが、その反面では心身ともに弱っていく妻をあと何回見るのか?という心配があります。
だからこそ、年齢とともにリスクが上がるのでリスクが上がる前に僕は不妊治療をおすすめします。
不妊症と不妊治療についてお伝えします。
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流産は不妊症ではない
流産を何度も繰り返してしまう方が不妊症と勘違いする人が多いですが、不妊症とは1年間にわたり性生活行っているのにもかかわらず、妊娠しにくい人のことを言います。
流産する人は妊娠しているので不妊症ではありません。又、1度流産してから中々授からなくて不妊症?と思う方もいますが流産しても適切な処置が施されていれば不妊症になることはありません。
不妊症の原因
不妊症は大きく分けると二つあります。女性側、男性側となります。
主な不妊症の原因となるのは次の4つになります。
【1.】女性側の主な原因
卵巣機能不全、子宮内膜症等(※)
【2.】男性側の主な原因
無精子症、性交障害等(※)
【3.】その他
不妊の原因が不明等
【4.】女性、男性の両方の原因
女性、男性のそれぞれに上記の「【1.】」「【2.】」の原因がある
不育症と不妊症の違い
二つの違いは大まかに言うと妊娠が可能か妊娠しにくいのかということです。
不妊症は前述記載したように性生活が1年経過しても妊娠していないことを不妊症と言います。
不育症は妊娠するが染色体異常などの原因で出産に至らないことを言います。不育症は偶発的に起こると考えれていて不育症の80%は出産に至るという結果が出ています。染色体の異常が原因とされていますが稀に不育症となる因子がある可能性があります。その場合は専門的な検査を行う必要があります。
なぜ不妊治療を勧めるのか?
25歳 | 25%~30% |
---|---|
30歳 | 25%~30% |
35歳 | 18% |
40歳 | 5% |
45歳 | 1% |
上記の表は年齢別の自然妊娠の確率です。30歳を過ぎると確率は下がり44歳には自然妊娠できる確率は1%となります。年齢が上がると流産率も上がります。
なぜ勧めるのかと言うと年齢的リスクの回避と適切な指導の下に妊活が行えることです。
少数ですが適切な栄養療法を指導しているドクターもいます。人間に必要な栄養と妊娠するための栄養は全く別物。
例えば朝食はフルーツで栄養を取るようにしていると聞けば健康的に聞こえますが妊婦さんの場合はNGなんです。フルーツはショ糖を多く含み血糖値の急激な上げ下げが激しく、日常的に続くと排卵障害の原因になります。
こういった知識を教えてくれるのが食事療法を指導するドクターです。
食事で卵子、精子の質も改善していきます。
不妊症の治療内容と費用
不妊治療の種類は大きく分けて4種類あります。
タイミング療法
最近ではドゥーテストでも自宅で排卵日を予測して妊娠の確率を上げれる方法があります。それより正確な方法でタイミング療法は粘液(おりもの)の状態や卵胞の大きさ、血中値などから排卵日を正確に把握し、市販薬よりも正確に排卵日を知る方法で不妊治療の初期に行います。
費用:5000円~1万円
妊娠率:5%~6%
人工授精
夫婦生活を排卵日に行っても妊娠しない場合に行う方法です。
人工的に精子を子宮に注入して妊娠を促す方法です。又、男子側に問題がある場合にも行う方法になります。
費用:1万円~3万円
妊娠率:7%~9%
体外受精
一定期間に人工授精を行っても妊娠がない場合に行います。また精子に異常が見られる場合にも行います。
体外受精は体の外で受精する方法で人口的に精子と卵子を受精させて体内の戻す方法です。
費用:10万円~100万円(胚移植で選択する方法によって費用が変動します)
妊娠率20%~40%
顕微授精
顕微授精は約20年前に開発された不妊治療の方法で、精子と卵子を体外で受精させた後に子宮へ戻す点では体外受精とほとんど同じ流れです。 … 体外受精では卵子に精子を振りかけて自然に受精するのを待ちますが、顕微授精は顕微鏡で見ながらピペットを使って卵子の中に直接精子を注入します。
体外受精でも妊娠しない場合や精子は存在するが運動性不良が見られる場合にする方法です。
妊娠費用:50万円~110万円(採取卵数の回数によって費用がかかります)
妊娠確率:50%~70%
※費用は医院や診療内容によって異なる為、クリニックの確認はしましょう。
最後に
不妊治療と言えば高額な医療費のイメージがあり、たしかに安くないのが現状です。人工授精、体外受精は保険外になるので高額な治療になります。
段階的にタイミング療法から人工授精と費用が高くなるので医院と相談するのも一つの手段です。
結果的に早く取り組むことでリスクを軽減することができます。
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