こんばんは、@マナです。
先日、海外取引所の大量の売買データと録音機を持参して税務署に乗り込んで、
「仮想通貨同士売買は課税なのか?だとしたら、オマイラ、このカオスなデータからどうやって税額計算すんねん?」
と聞いたところ、「私もよく分からないので後日回答」ということになり、2週間くらい経過してようやくお返事が来ました。
結果はこちら。
内部通達も出たらしく、
まぁ、その、なんだ。とりあえず、諦めました。
大量の売買データから1行ずつビットコインの相場調べて、移動平均法を適用させて計算して利益を算出するとかやってられません。
なので、全体の含み益から、動かしてない仮想通貨の含み益を差し引く方法で利益を算出しようかなと思っています。
相談した税理士さんも「買ってから1度も動かしていない通貨以外を全部JPYに換えちゃうのが、一番楽なんですよね。複雑な計算する必要無いですし。」と言ってましたので。
今回の確定申告では、それに近い方法を取ろうかなと思っています。
もう税金で考えるのは疲れましたね(笑)
今後の仮想通貨の税制
FXが申告分離課税になるまで15年を要したことから考えると、しばらく「仮想通貨同士売買は課税」「雑所得扱い」「総合課税」という状況が続くんじゃないかなと思っています。
どっちにしても、「仮想通貨同士売買は課税」は無くなることはないんじゃないかな。
税理士さんも、「国税の対応も遅いので、おそらく来年も現行制度のまま進むんじゃないか」という見方です。
仮想通貨の利益もいつかは申告分離課税になれば嬉しいですよね。
ですが、FXでは金融庁が認めた取引所以外の、例えば海外口座で取引した利益については申告分離課税の対象にはならない事から考えると、今後もずっと今の税制が適用されていくんじゃないかなと考えています。
お堅い日本でBittrex並の仮想通貨取引所が出来るとも思えません。
つまり、下手に仮想通貨同士売買をすれば1年毎に含み益を減らしてしまうことを考慮して戦略を練らなきゃいけない。
ということで、安易な売買と利確はしない方がいいなと思っています。
基本的には買ってからしばらく動かさない方が楽ですし、成長期待が大きい銘柄に絞って握り続けた方が高い利益を得られるんじゃないかと考えています。
はー、日本の累進課税は鬼。
税金の額だけ考えれば、海外に移住した方が良いな、と考える人が増えているのが分かります。
あとは教育面もですね。老人にお金かけて教育にお金かけなさすぎです。
このブログを書いている人
@マナです。貯金1000万円(+475万)で2017年3月から仮想通貨(暗号通貨)売買を開始。座右の銘「外そう、自分のリミッター」。
いつも拝見させて頂いております。
私は、今年の8月から始めまして、仮想通貨の変動の激しさ驚いております。
偶然にも暴騰する前のZAIFトークンを買い全て売却した結果、売却益が出て税金をどのように計算するか悩んでいました。
本ブログの記事には大変参考になり感謝いたします。
幸いにも、全て円取引であり取引件数も80件程度でしたので、移動平均による原価計算をすることで何とか目処がつきました。
なお、必要経費の計上は、どの程度認められるかについて、よく解らないところがありますので、教えて頂けないでしょうか。
必要経費(予定)
◎ビットコインウォレットTREZOR購入費用
〇税務計算用ソフト(エクセル)新規購入費用・・・・?
〇格安スマートホーン(2段階認証用)新規購入費用・・・・?
〇格安スマートホーンの8月以降の利用料金・・・・?
〇インターネット利用料金(8月以降増額部分)・・・・?
後日、税務署に行く予定ですが、予備知識として押えて置きたいものですから。よろしくお願いします。
こんばんは。80件であれば良いですね。私数千件あるので、あきらめてます(笑)
経費は事業者じゃないと申告できないはずですので、今年であればすぐに白色申告事業届けが必要でしょうね。8月開始であれば、今月中に申請すれば8月頭分からが認められる可能性があります。(税務署によっては変わるかも)
青色は3月15まで申請ですから、来年以降も同じような事業形態であれば控除65万使えるのでお得です。ただし複式簿記が必要。