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Rettyの「Kotlin」採用を先導したエンジニアが挑戦する「世界中の人々をHappyに」するアプリ開発

自己紹介

はじめまして。Rettyでエンジニアとして勤めております福井敦子と申します。図書館司書になりたかった私が、なぜ新卒でエンジニアとして働くことを選んだのか、そして今、RettyのAndroidアプリ開発のエンジニアとして何をしているのかについて、お話ししたいと思います。

図書館司書志望からエンジニアへ

 もともと図書館司書になりたかった私は、地元の岡山県から図書館情報学が学べる筑波大学に進学しました。在籍していた筑波大学知識情報・図書館学類は、紙に書かれた情報である図書に関する学問から、プログラミングやデータの加工・解析などのエンジニアリング、そして人の頭の中にある知識とは何かなどの哲学まで幅広く学べる環境でした。そこではじめて本格的にエンジニアリングやプログラミングを学び始めました。 

 問題を解決するためのコードを考え、実際に解決できた時の達成感は、昔から好きだった数学やパズルの楽しさに似たような感覚でしたね。また、「新しいことに挑戦したい」「自由に色々なことをやりたい」といった気持ちが強かったこともあり、変化の速いテクノロジーの世界で働くエンジニアを志望するようになりました。 

 新卒で入社した会社では、Androidエンジニアとして携帯電話の通話機能やデータ通信といった組み込み系の開発をしていました。当時は今ほどインターネットサービスが多様化している時代ではなかったので、エンジニアとして人々が身近に使ってくれるものを作りたいと思った時に浮かんだのが、携帯電話だったんです。最初に内定をいただいた会社で、迷わず決めました(笑)


結婚を機に新たな環境を求め転職活動

 チームメンバーにも恵まれて楽しい職場でしたが、結婚を機に、将来的には子育てもしながらエンジニアとして働いていくにはどうしたら良いのかと考え始めました。そんなタイミングで、Rettyのエンジニア募集を知り、CTOの樽石と話をする機会を得ました。面接で樽石が「女性エンジニアの活躍を応援したい」と、熱く語ってくれたことが印象に残っています。また、Rettyでは既に同世代の女性エンジニアが生き生きと活躍していたので、今後自分のライフスタイルが変化した時も柔軟な働き方を相談していけるかもしれない、そのような希望を持つことができました。 

 樽石以外にも、入社前にRettyの様々なメンバーと会いましたが、みんなが「人々がHappyになる世界をつくりたい」という強い気持ちを持って働いている姿にも魅かれました。エンジニアとして「"食"を通じて世界中の人々を幸せにする」という新しい挑戦に対するワクワクした気持ちが芽生え、「やりがいと楽しさを感じて働いていける場所はここだ!」と確信しました。


「Kotlin」の高い生産性をいち早く発見、プロダクトへの採用を先導

 前職で培った経験も活かして、現在はAndroidに関わることを幅広く担当しています。もはや、「Androidに関わることならなんでも」という感じです(笑) 

 実は私、2016年2月にバージョン1.0が正式リリースされたプログラミング言語「Kotlin」に夢中なんです。「ことりん」って読むのですが、ちょっとかわいい響きも好きで(笑)。名前がかわいいだけでなく、気の利いたとても優秀な言語です。2017年5月に「AndroidがKotlinを正式サポートする」とGoogleが発表したことでも話題になりました。 

 Rettyでは、正式リリースと同じ2016年2月頃からプロダクトに導入していますが、社内で最初にKotlinを導入したのは、私がいるAndroidチームでした。自分が担当しているミッション以外に、将来的に会社貢献に繋がるような勉強や研究に対する行動も、Rettyでは評価の対象として認められています。それまでJavaでコードを書いていましたが、Kotlin1.0が正式リリースする少し前ぐらいのタイミングで、もう一人のエンジニアと「ちょっと面白そうだね」という話になり、Kotlinを試してみることにしました。ほんの雑談から始まった、軽い気持ちでのスタートです。 

 しかし、いきなりプロダクトに反映するのはリスクが高いので、まずは小さなアプリを作成して色々と試していきました。詳細はこちらでも語っていますが、実際に触ってみたら、サービスの品質改善やコードを書くエンジニアのストレス軽減に、大きな効果があることを実感しました。それに、「新しい言語に挑戦する」ということ自体が、エンジニアとしての好奇心というか、モチベーションアップにもなります。 

 試作アプリで「これならいける!」と判断してチームメンバーに相談したのと、Kotlin1.0版の正式リリースのタイミングが重なり、プロダクトに導入することになりました。新しいものを導入することに対して嫌な顔をする人はおらず、むしろ「いいぞ!」という声と共に、Kotlinを使うメンバーも増えていきました。今ではJava:Kotlinの比率が2:1くらいの割合まで拡大しています。しかも、Kotlinの言語思想を汲み取り「Kotlinらしい」コードが書かれていて、さらにサーバサイドにまでKotlinを採用しているサービスって、すごく珍しいのではないでしょうか。私自身は、新しいことにチャレンジできたことや、品質の高いコードを書けるようになり、エンジニアのストレスも軽減できたことがとても嬉しく、さらにはクラッシュが発生しにくいなどサービス改善にも繋がる大きな成果を得ることができました。

*2017年9月に開催した「Retty Tech Cafe」でのプレゼン風景


「スピード」と「質」のバランス感覚を持ったチームメンバー

 Rettyで働く楽しさの1つは、自分の「これをやりたい」とか「こうすればもっと上手くいくんじゃないかな」というアイデアを柔軟かつスピーディーに取り入れることができる点にあると感じています。 

 新しいものを導入する時は、推進したい人がいる一方で、変化に対するコストやリスクを考えて「今のままが良い」と考える人がいると思います。私はどちらかというと、「新しいこと」に挑戦したいタイプですが、そういう人ばかりに偏ってしまうと運用がカオスになってしまって良くない。だけど、既存のままでは時代に取り残されてしまいます。だから、まずは小さく始めることができる環境があること、そして「良い」と判断したらスピーディーに反映していける風土があることが、とても大切だと思います。今回のKotlin導入はその良い事例です。スピードと質のバランス感覚を持ったメンバーと働いていることを実感しました。現在もどの開発言語を使うかは各開発者に委ねられているのですが、Android開発メンバーはほぼ全員がKotlinを選択していますね。


海外向けのアプリ開発に挑戦、世界中にHappyを届けたい

 Rettyではユーザーさんとのオフ会など、実際にサービスを使っている方々に会える機会も多いです。「Retty使ってるよ」「楽しいよね」といった声を直接聞けることがとても嬉しく、仕事に対する私の大きなモチベーションにもなっています。 

 今後は日本だけでなく、世界中の人々をHappyにできるサービスを作っていきたいです。実際にグローバル展開はアジアを中心に進んでおり、私も海外向けのアプリ開発に携わっています。 

 海外でサービスをリリースする際は、単純に言語を置き換えれば良いという訳ではなく、現地の文化を考慮することがとても大事です。特に「食」は国によって文化が大きく異なる分野だと感じています。例えば、日本では駅の周辺に飲食店がたくさんありますが、郊外のショッピングモールの飲食店が外食の主流になっている国もあります。また、文字を読むことに慣れていない国では、「写真」が重要な情報源になります。国や地域によって「お店を探す」という概念が違ってくるのですね。 

 また、日本では既に口コミ投稿が数百万件にのぼり、月間利用者数も3000万人を超えましたが、海外では投稿してくれる人を探し、増やしていく段階です。国内で得られた知見も活かしながら、国や地域ごとにサービスフェーズにあった展開をしていく必要があります。 

 でも、どんなに言語や文化が違っていても、「食でみんな幸せになれる」という点は共通です。Rettyの「食を通じて世界中の人々をHappyに。」というビジョンに納得です。もしも現地にオフィスができるなら、行きたいですね。USオフィスinシリコンバレー(笑)

 泥臭く頑張らないといけない時もあるけれど、スピード感と質のバランス感覚を持って突き進む。そして「世界で勝ちにいく」という強い想いを持って頑張れる人と一緒に働きたいですね。


「私のおすすめ!」〜麻布十番オフィス周辺グルメ #1〜

 Rettyでは、社員の行動指針であるRetty Wayにおいて、「User Happy」を最優先項目に掲げています。「User Happy」なグルメサービスをお届けするために、社員も自らユーザーとなり、日々の改善に繋げています。 

2017年6月に移転した麻布十番オフィスの周辺も、ランチを中心に社員の飲食店開拓が凄まじい勢いで進んでいます。

本記事のエンジニア・福井がオススメする麻布十番のお店はこちら!



Retty株式会社では一緒に働く仲間を募集しています

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