平成29年9月21日
9月20日午後1時00分(現地時間)から約30分間,国連総会出席のため米国ニューヨークを訪問中の薗浦健太郎内閣総理大臣補佐官は,アンリ・ラバリ・ンジャカ・マダガスカル共和国外務大臣(H.E.Mr. Henry Rabary-Njaka, Minister of Foreign Affairs of the Republic of Madagascar)との間で会談を行ったところ,概要は以下のとおりです。
1 冒頭,薗浦補佐官から,ラバリ・ンジャカ氏の外務大臣就任に祝意を表すると共に,日本は「自由で開かれたインド太平洋戦略」を推進しており,東部・南部アフリカの玄関口に位置するマダガスカルとの協力を重視していきたい旨述べました。これに対し,ラバリ・ンジャカ外務大臣から,日本とマダガスカルの友好関係には長い歴史があり,日本は最も重要な友好国の一つである旨述べました。
2 また,薗浦補佐官から,7月24日に開催された「日・マダガスカル官民インフラ会議」への大統領を始めとする関係者の協力に謝意を述べると共に,トアマシナ港の拡張案件を始め,質の高いインフラの開発を通じて,今後ともマダガスカルの経済発展に貢献したい旨述べました。これに対し,ラバリ・ンジャカ外務大臣から,ニッケル精錬プロジェクト及びトアマシナ港拡張計画等の日本企業の活動,並びに国際協力機構(JICA)の支援等はマダガスカルにとって非常に重要である,今後,経済分野を始め二国間の協力関係を一層強化していきたい旨述べました。