エクセルマクロ初心者は「ドットインストール」で概要をつかもう。

こんにちは、Shin(@Speedque01)です。個人的に、「より少ない時間でより多く、より高品質の仕事を出来る人」は素晴らしいなと考えており、自分もそれを目指しています。

それを実現するためのタイムマネジメントやエクセル術、手戻りの少ない資料作成術や上司とのコミュニケーションの取り方等をひとつずつ学び、このブログでも手を変え品を変えご紹介しています。とはいえもちろんすべてをご紹介できているわけではなく、今後も随時「実際に実践可能で効果も高いTipsや考え方」をご紹介していけたらなと考えています。

本日新たにご紹介したいのは「エクセルマクロ」です。

エクセルマクロとVBA

エクセルマクロとは、ビジネスパーソンの味方「エクセル」に標準装備されている自動化用ツールのことです。下記にマイクロソフト社による解説を載せておきますね。

繰り返し作業を自動化するために、Microsoft Excel のマクロ レコーダーでマクロを記録できます。たとえば、形式が統一されていない日付があるときに、1 つの形式をそれらすべての日付に適用できれば便利です。それを実行できるのがマクロです。特定の形式を適用するマクロを記録し、必要なときにそのマクロを再び実行します。

参照:マクロ記録で作業を自動化する

上記で記載されているように、マクロレコーダーでマクロを記録して使っているビジネスパーソンもいるかもしれません。しかしながら、これだと複雑な作業はできませんし、「なぜそのように動くのか」というところが分からないと危なくて使えたものではありません。

マクロを本格的に使うのであれば、マクロの作成言語である「VBA」を学ぶ必要があるのです。

Microsoft社のOfficeシリーズのソフトウェアの一部であるWordやExcel、Access、PowerPointなどで利用できる機能で、同社のプログラミング言語および実行環境であるVisual Basicの簡易版を用いてプログラムを作成することができる。これらのソフトウェアの動作の一部を変更したり、繰り返し行われる定型的な作業や複雑な処理を自動的に実行することができる。

VBA対応のアプリケーションには開発環境と実行環境の両方が組み込まれており、記述したプログラムは機械語への変換などの作業を行わなくてもその場で即座に実行することできる。作成したプログラムはファイルの一部としてデータと共に記録することができ、別のコンピュータでそのファイルを開けば同じように実行することができる。

言語としての基本的な仕様は各アプリケーションで共通だが、利用できる具体的な処理や操作などはアプリケーションによって異なるため、Excel対応のVBAを「Excel VBA」、Access対応のVBAを「Access VBA」などと呼び分けることもある。

参照:VBAとは – IT用語辞典

いろいろと難しいことが書いてありますが、「作業を自動化できるエクセルの機能が”マクロ”であり、それを作るためのプログラミング言語が”VBA”である」という理解をしておけば充分だと思います。

このマクロを自由自在に作り、仕事を自動化しまくる人をたまに見かけます(いわゆる「マクラー」)。彼らの仕事スピードは尋常ではないほど早く、片手間に他のプロジェクトのサポートをしてあげたりもしています。常に「目的」を考えてマクロを組むクセがついているため、仕事での評価も非常に高いことが多いです。

そこまで行かなくとも、エクセルを使う頻度が高いビジネスパーソンにとって、マクロを学んでおくことは非常に有益です。今まで1日がかりでやっていた集計作業等も、マクロを活用することでボタン一つでできてしまうことは全然珍しくないのです。

残念ながら挫折率は高い

「さっそく勉強しよう!」と思っていただけた方もいらっしゃると思います。それはとてもありがたいのですが、実はそこまで簡単に事は運びません。

VBAはプログラミング言語の一種であり、素人がいきなり手を出すにはかなりハードルが高いのです。「サルでもわかる~」系の本もたくさん出ていますが、おそらく90%以上の方が途中で挫折してしまうでしょう。「自分はサル以下なのか・・・」と落ち込むおまけまでついてきてしまいます。

ぼく自身、いろいろな参考書を買ってやってみようとしたことはあったのですが、「なんとなくわかったような気がした」レベルで終わってしまっていました。参考書を購入して練習問題を解くものの、実際には身についていないという状況ですね。

ぼくと同じような状況の方は少なくないのではないでしょうか。VBAを駆使してバリバリにマクロ作成をしたいものの、結局挫折してしまって綺麗さっぱり忘れてしまう・・・それは少々もったいないです。とはいえ、実務ですぐに必要となるわけではないため、そこまで真剣になりきることもできない気持ちもわかります。参考書を買ってさくさく進められる人はまれでしょう。

「ドットインストール」なら1回3分の動画でVBAが学べる!

そんなサボりがちのサラリーマンにおすすめしたいのが無料のプログラミング動画サイト「ドットインストール」です。ドットインストールは3分の動画でプログラミングが学べるサイトで、VBAの講座もあります。

こちらでは、「Excel VBAとはそもそも何か?」という基礎知識の説明から始まり、実際にプログラミングを始める環境(Visual Basic Editor)の設定、実際のコーディングの仕方まで1回3分で適切に教えてくれます。一緒に手も動かして学べば、挫折する可能性は非常に低いといえるでしょう。

VBAに挫折し続けてしまってきたみなさん、ぜひドットインストールを活用して学んでみてはいかがでしょうか。

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