国土交通省は、国内の航空会社に対して部品を落下させたり、部品がなくなっているのが見つかったりした場合に報告を義務づけていて、去年10月末までのおよそ7年半に、437件の報告があったということです。
また国内の空港周辺で航空機からの落下物が見つかったケースは、平成27年度までの10年間に、合わせて21件確認されています。
平成20年5月には旅客機から重さが12キロと3.5キロのパネル2枚が外れ、このうち1枚が、千葉県香取市の畑に落下しているのが見つかりました。
また最近では、今月23日に関西空港を離陸したKLMオランダ航空の旅客機から重さ4キロ余りの部品が落下して、大阪市の中心部を走っていた乗用車にぶつかる事故があったばかりです。
国の運輸安全委員会は、航空機の事故につながりかねない「重大インシデント」として原因を調査しています。
成田空港離着陸の航空機の落下物か 茨城の会社敷地で見つかる
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27日午前、重さが3キロほどの航空機の胴体に使われるパネルの一部が茨城県内の会社の敷地内に落ちているのが見つかりました。国土交通省は、成田空港を離着陸する航空機から落下した可能性が高いと見て詳しく調べています。
27日午前11時ごろ、茨城県稲敷市にある鋼材の加工・販売会社の敷地に白っぽい色のパネルが落ちているのを従業員が見つけました。
見つかったパネルは、横およそ1メートル50センチ、縦およそ60センチ、重さが3キロほどで、国土交通省成田空港事務所が空港まで運んで確認したところ、形状などから航空機の胴体に使われるパネルの一部だとわかりました。
落下に伴ってけがをした人はおらず、今のところ、建物への被害も確認されていません。
パネルが見つかった場所は、成田空港を離着陸する航空機の飛行ルートに当たり、今月7日から8日にかけては全日空機から2度にわたって部品が脱落しましたが、その後、見つかっていませんでした。
全日空の社員も確認に訪れていて、今後、今月7日から8日にかけて脱落した部品かどうか、確認を進めることにしています。
見つかったパネルは、横およそ1メートル50センチ、縦およそ60センチ、重さが3キロほどで、国土交通省成田空港事務所が空港まで運んで確認したところ、形状などから航空機の胴体に使われるパネルの一部だとわかりました。
落下に伴ってけがをした人はおらず、今のところ、建物への被害も確認されていません。
パネルが見つかった場所は、成田空港を離着陸する航空機の飛行ルートに当たり、今月7日から8日にかけては全日空機から2度にわたって部品が脱落しましたが、その後、見つかっていませんでした。
全日空の社員も確認に訪れていて、今後、今月7日から8日にかけて脱落した部品かどうか、確認を進めることにしています。
落下物脱落報告は400件超
国土交通省は、国内の航空会社に対して部品を落下させたり、部品がなくなっているのが見つかったりした場合に報告を義務づけていて、去年10月末までのおよそ7年半に、437件の報告があったということです。
また国内の空港周辺で航空機からの落下物が見つかったケースは、平成27年度までの10年間に、合わせて21件確認されています。
平成20年5月には旅客機から重さが12キロと3.5キロのパネル2枚が外れ、このうち1枚が、千葉県香取市の畑に落下しているのが見つかりました。
また最近では、今月23日に関西空港を離陸したKLMオランダ航空の旅客機から重さ4キロ余りの部品が落下して、大阪市の中心部を走っていた乗用車にぶつかる事故があったばかりです。
国の運輸安全委員会は、航空機の事故につながりかねない「重大インシデント」として原因を調査しています。
また国内の空港周辺で航空機からの落下物が見つかったケースは、平成27年度までの10年間に、合わせて21件確認されています。
平成20年5月には旅客機から重さが12キロと3.5キロのパネル2枚が外れ、このうち1枚が、千葉県香取市の畑に落下しているのが見つかりました。
また最近では、今月23日に関西空港を離陸したKLMオランダ航空の旅客機から重さ4キロ余りの部品が落下して、大阪市の中心部を走っていた乗用車にぶつかる事故があったばかりです。
国の運輸安全委員会は、航空機の事故につながりかねない「重大インシデント」として原因を調査しています。
全日空 「速やかに確認したい」
国土交通省成田空港事務所を訪れ、見つかったパネルを調べた全日空の社員は「先日、全日空機から脱落したパネルとよく似ているが、現時点で断定はできない。製造番号などをボーイング社に問い合わせるなどして速やかに確認を進めたい」と話していました。
成田空港離着陸の航空機の落下物か 茨城の会社敷地で見つかる
27日午前、重さが3キロほどの航空機の胴体に使われるパネルの一部が茨城県内の会社の敷地内に落ちているのが見つかりました。国土交通省は、成田空港を離着陸する航空機から落下した可能性が高いと見て詳しく調べています。
27日午前11時ごろ、茨城県稲敷市にある鋼材の加工・販売会社の敷地に白っぽい色のパネルが落ちているのを従業員が見つけました。
見つかったパネルは、横およそ1メートル50センチ、縦およそ60センチ、重さが3キロほどで、国土交通省成田空港事務所が空港まで運んで確認したところ、形状などから航空機の胴体に使われるパネルの一部だとわかりました。
落下に伴ってけがをした人はおらず、今のところ、建物への被害も確認されていません。
パネルが見つかった場所は、成田空港を離着陸する航空機の飛行ルートに当たり、今月7日から8日にかけては全日空機から2度にわたって部品が脱落しましたが、その後、見つかっていませんでした。
全日空の社員も確認に訪れていて、今後、今月7日から8日にかけて脱落した部品かどうか、確認を進めることにしています。
落下物脱落報告は400件超
全日空 「速やかに確認したい」
国土交通省成田空港事務所を訪れ、見つかったパネルを調べた全日空の社員は「先日、全日空機から脱落したパネルとよく似ているが、現時点で断定はできない。製造番号などをボーイング社に問い合わせるなどして速やかに確認を進めたい」と話していました。