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DearDreamの1stライブツアーが来年開催決定! 「人類の末っ子」「平成の聖徳太子」「モンスター」…個性的なメンバーが集まる唯一無二の“5次元アイドル”とは!?

 現在、アニメイトチャンネルほかで先行配信中で、テレビ放送も決定しているアニメ「ドリフェス!R」に登場する5人組アイドルユニットのキャラクターたちである「DearDream」と、声優を務めるキャストの活動がリンクするという、全く新しいメディア展開で話題を呼んでいるDearDream。2.5次元俳優とも、声優とも違う独特の立ち位置について本人たちに語ってもらうとともに、実際の3次元キャストである彼らは一体どんな人物なのか、メンバー内の関係性も教えてもらった。

──あらためて、「DearDream」とはどんな活動をしているグループなのか、教えてください。

石原壮馬  「『ドリフェス!』というゲームアプリやアニメの声を、僕らが声優として挑戦させてもらっていて、アニメに出てくる曲も僕らが歌い、さらに3次元の僕たちキャストも、イベントやライブで、お客さんの前に出て活躍しているんです。なので、2次元+3次元で、5次元です」

溝口琢矢 「5次元って宇宙とかになっちゃうんですけどね(笑)」

石原 「“よくある2.5次元でしょ?”って思われてしまうかもしれないんですけど、普通、キャラクターは元々アニメがあって、声優さんがいて、それを舞台で役者の方が演じて…というようになるんですが、僕らは両方、僕らがやっているので、キャラクターの声も僕らだし、実際に活動してイベントでキャラとしてお芝居をやったりするのも僕らで。そこが他との違いで、5次元っていうふうに言わせてもらっています」

溝口 「『ドリフェス!』っていう作品の中に、「DearDream」っていうアーティストがいて、それが僕らそのものっていうことですね」

──アニメから入っても、生身のアイドルから入っても、ズレがないのがいいですね。キャラクターと連動しているという点での、強みや難しさは?

溝口 「例えばアニメ作品を舞台でやる時には、どういうキャラクターなんだろうって、しぐさとか想像するじゃないですか。僕らはそれをこの2年間をかけてじっくりやってきた基盤があるので、そのキャラクターの雰囲気がにじみ出るんです。だから、特にビジュアルをキャラに寄せる必要はなくて。彼らの志とか、熱量を見せたいっていうのが僕らの中にもあるので、ビジュアルを寄せなくても、これが『DearDream』っていう人たちなんだって見ていただけるのが強みです」

富田健太郎 「アニメの監督や脚本家さんたちが、僕たちの人柄を取り入れたりしてくれているので、キャラクターとリンクしやすいです。本当に面白いのが、アフレコのちょっとしたアドリブで、(正木)郁が言うことって、全然はずれがないんです。チヅ(正木演じるキャラクター・沢村千弦)が言いそうだなって。それが全員できる。身に染みてキャラクターが分かっているから、ブレないんです」

正木 「アニメに関して言うと、元々の絵コンテで千弦の表情を見て、こういうことが言いたいんじゃないかっていうのが、ずっと一緒にいるから出てくるというか。(太田)将熙とかも、アフレコでは一番細かいところまで見ているよね」

太田 「なるべく拾いたいって思って反応しています。テストでやって、いらないところは削っていく感じですね。でも郁の場合は、笑い方とかすごいリアルなんですよ! 擬音とかも、初めっから上手で! 僕がやっていてぎこちない部分なんかは、郁が『あそこはこういう方が自然なんじゃないかな』とかって言ってくれたりして。それで気付くこともあったりするんで、すごく助かります」

──そういう技術的な部分での意見のやりとりも、よくあるんですか?

溝口 「アドバイスや指摘というより、疑問かな? 聞いていて『え、それってその発音だっけ?』って言っても、他の2人は『え、そうだよ!』とか、それに対して『違うんじゃない?』とか」

正木 「僕も将熙とか、琢矢からアドバイスをもらったり。自分じゃ気付けない部分も、5人いると、目線が五つあるので」

──メンバー内でのディスカッションが自然に生まれているんですね。では、皆さんそれぞれの個性についても教えてください。

太田 「壮馬がまとめ役だと思う」

石原 「本当に? 俺、イケメン担当だと思ってた(笑)」

太田 「ボケとか、面白いことやってくれるのは、とみー(富田)ですね」

溝口 「笑わせたいけど残念…って感じの人です」

富田 「それは言わなくていい! 普通に面白いでいいよ!(笑)」

溝口 「ムードメーカーだよね(笑)。で、(正木を指し)不思議ちゃん…。いや、不思議ちゃんっていうとかわいいんだよな…でも、かわいくないんだよ!」

石原 「モンスターですよ!」

太田・富田 「モンスター、モンスター!(笑)」

──具体的なエピソードとかあるんですか?

石原 「仕事の合間の時間に、みんなでごはんを食べようってことになって、5人でお店に入ったんです。もう頼むぞっていう時に、『俺、おいしいものが食べたいから他のところ行くわ』って急に出ていって。空き時間だったので、次の現場で会った時、『どこいったの?』って聞いたら、つけ麺屋に行っていて。そこ、何系のラーメンだっけ?」

正木 「……さ湯系のラーメンだよね」

石原 「……それさ、白湯(パイタン)なんだよね」

溝口 「白に湯って書くけどね」

正木 「そこのお店、食券なんですよ! それまでの人生でパイタンって出合わなかったので、白湯って見て、さゆかなって! 逆にあれを一番最初に見て、パイタンって読める人いる!?(笑)」

石原 「まぁ、彼は6次元の人間なんでね…(笑)」

溝口 「その隣(太田)は…末っ子ですね!」

太田 「とみーから、『意外と末っ子だよね』って言われて。そしたらファンの方から“人類の末っ子”って称されました(笑)。すごい甘えん坊みたいじゃない!?」

石原 「琢矢くんは、お父さんみたいな感じ。柱ですよね」

太田 「ブレーンだよね」

富田 「頭がすごくいいから、同時にすごくいろんなことを気にしてくれるんですよ! 自分がしゃべりながらも、他でしゃべっている方も気にしたり。脳が異常ですね(笑)」

太田 「平成の聖徳太子だよ!」

石原 「いや、みんな便乗して大きく言い過ぎじゃない!?(笑)」

溝口 「盛るのやめよう!?(笑)」

富田 「“人類の末っ子”に“平成の聖徳太子”に“モンスター”がいるグループってどんなだよ!(笑)」

正木 「考えてみたら本当にみんな面白いよね(笑)」

富田 「ラジオもいっつも自由にやらせてもらってるよね」

溝口 「お時間がある方は『ドリフェス!ラジオ』で検索して、聴いてみてください! 毎週更新で配信されていますので!」

太田 「バックグラウンドで再生できないので、それはすいません、集中して聴くことになっちゃいます(笑)」

──皆さん、キャラが立っていますね(笑)。来年1月からはグループ初のライブツアーがスタートしますが、構成や演出も携わっているのでしょうか?

石原 「5月に1stライブをやらせていただいた時に、構成を決める段階で『良かったら、僕らも話合いに参加させてください』とお願いをしました。セットリストを決める段階の話合いで一緒に入れてもらって、実際に考えたり。この衣装はこの曲でいきたいから…とか、衣装も絡めて話し合いました。あとブロックごとに、ここはこういうシーンにしたいとか、アイデアも出しましたね」

富田 「将熙がハモリをやりたいっていう提案をしてくれて、『White Pavement』っていう、ちょっとバラード調の曲で5人でハモリをやらせてもらったり」

溝口 「それまでのファンミーティングとかでは曲数も限られていたし、何を見せたいっていうのがあったりしたので、それを元にセットリストを作っていただいていて。それに対して僕たちが『これはこっちの方がいいんじゃないですか?」っていう提案をさせてもらっていたんですが、1stライブは根本から作らせてもらいました』

──次のツアーも、そうやって作り上げていくのでしょうか?

正木 「また構成から携わりたいよね」

富田 「地方にも行くわけだから、より早い段階で動いていった方がいいものを作れるんじゃないかな」

石原 「構成から入った方が、よりそのライブの意図していることが分かるし、思い入れが強くなるので、ただ与えられたものをやるっていうことではなく、一緒に作っているんだっていうのも実感もわいて、モチベーションも全然違いますね」

太田 「僕らが一番、ファンの方と寄り添ってやってきたから、スタッフさんから意見をもらって、それがすごくいい意見だとしても、『でもファン目線からしたらこっちかも』とか、敏感に感じ取れるようにはなっています。そういう意味では僕らが入ったことで、よりいいものができるというか」

富田 「難しいなと思うのは、アニメが好きな人に対してどれだけ応えられるのか、ライブが好きな人に対してどれだけ応えられるのか、っていう割合みたいなものはすごく難しくて。でも、どの人たちにも楽しんでもらいたいっていう思いはあるので、その線引きは、ディスカッションで一番細かく決めていくかもしれないです」

正木 「ある意味、ぜいたくな悩みだよね」

──では、今後、DearDreamはどんなグループに成長していきたいですか?

正木 「これからいろんなことに挑戦させていただく中で、ファンの方のことを一番に考えたいなっていうのはあります。いろんなことが本当に初めてで、難しいことに悩みながらやってきたんですが、それを応援してくれる皆さんがいたから、支えてくれる人がいたから、やってこれたっていうのは、僕の中ですごく大きくて。感謝しているだけじゃそこで終わってしまうので、それだけじゃなく、僕らがやりたいこととか、正木郁がやりたいことっていうのをしっかり示して、それを見てくださった方が、「すごい」とか、「好きだな」って思ってもらえるようになっていきたいです」

太田 「メンバーをふと見て思うんですけど、みんな元々、この仕事をするって思っていなくて。それぞれ役者としてお芝居を軸にやっていたので、それぞれいろんな目標があると思うんです。それぞれの夢に一人一人で羽ばたいていって、一人一人がやりたいことを実現していって、グループとしてもちゃんと活躍して、集まった時にものすごいチカラを発揮するみたいな。それぞれで輝きながらも、このDearDreamでいられたらなっていうのが一番大きいです」

富田 「みんな個性が違うっていうことは、すごく大きなことだと思っていて。今後、それぞれがその個性を存分に伸ばしていって、メンバーを頼って支え合っていきたいです。あと、お互いをずっと尊敬し合えるグループでいたいなって思っています。本当に根本的なことだけど、その根本的なことがないだけで、グループはダメになっちゃうと思うんですよね。それをずっと持ち続けながら、おのおのが個性を伸ばしていって、いろんなフィールドで戦ったりとかして。個々を伸ばしていったら、自ずと集まった時にすごいものができたりだとか、より良い空気感を生んだり、いいグループになるんじゃないかと思います」

溝口 「これだけ多ジャンルに関わらせていただいていると、どうしても全てが薄くなるって思う方もいらっしゃるんじゃないかと思うんです。僕らもそういう不安を持ちながらやっているからこそ、そうはならないっていう自信も同時にあります。そういうところを信じてついてきてほしいって思いますし、この文章を読んで初めて僕らを知ってくださった方がいらっしゃいましたら、ゲームを好きな方はアプリ、アイドルとかキラキラしているものが見たい!という方がいたらYouTubeのミュージックビデオなんかを見ていただいて、僕たちがどういう活動をしているのか、少しでも気に留めていただけたらうれしいです」

石原 「今、ツアーとか先のことがいくつか決まっていたりするんですが、そこばっかり見ていて、その間にあることがおざなりになったり、怠るようにはなりたくないですし、先が決まっているからこそ、そこに向けて目の前のことをコツコツ、積み重ねを大事に、その中で得て感じたことものを、ツアーみたいな僕らのホームの場所でぶつけられるように、メンバー全員で全力で取り組んでいけたらなと思います。一つ一つ丁寧にやっていく中で、一人一人が成長していければ、このメンバーだったら自然と大きくなれるんじゃないかと思うので、頑張りたいです!」

【プロフィール】 
DearDream  
キャラクターと実際のキャストが連動している5次元アイドル応援プロジェクト「ドリフェス!」の石原壮馬、溝口琢矢、富田健太郎、太田将熙、正木郁からなる5人組。2次元のアイドルユニット・DearDreamの声優を担当しながら、イベントやライブなどでは自身が歌やダンスなどパフォーマンスをしている。現在、毎週土曜日配信のアニメイトタイムス「ドリフェス!ラジオ」にレギュラー出演中のほか、毎週水曜午後9:30から配信しているアニメイトチャンネル「ドリフェス!研究室」にも出演。3rdシングル「ユメノコドウ」が発売中。
【ライブ情報】 
ドリフェス!presents DearDream 1st LIVE TOUR「ユメノコドウ」開催決定!
2018年1月10日(水)東京・TOKYO DOME CITY HALL
    1月13日(土)福岡・北九州ソレイユホール
    1月20日(土)大阪・Zepp Osaka Bayside
    2月11日(日)愛知・一宮市民会館
    2月25日(日)神奈川・パシフィコ横浜 国立大ホール

ドリフェス!presents「BATTLE LIVE KUROFUNE vs DearDream」
2018年2月3日(土)東京・なかのZERO 大ホール

撮影/トヨダリョウ

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