「自由契約」「来季の契約を結ばない」表記の違い!戦力外通告について

 

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華やかな入団時に比べ、力量の衰え、或いは適わずに戦力外通告を受ける。それは秋風吹く季節でもある。

夢諦められず現役を目指す者、異業種に飛び込む者様々である

 

 

 

 

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「自由契約」「来季の契約を結ばない」表記の違い

 

※例

 

 

読売巨人軍は、以下の6選手に自由契約とすることを通知しましたのでお知らせします。

 

◆支配下選手
 藤村 大介 投手

 

◆育成選手
 藤村 大介 投手
 藤村 大介 投手
 藤村 大介 内野手
 藤村 大介  外野手
 藤村 大介 外野手

 

 

読売巨人軍は2日、以下の10選手に来季の契約を結ばないことを通知しましたのでお知らせします。

 

◆支配下選手
 藤村 大介 投手
 藤村 大介 投手
 藤村 大介 投手

 

◆育成選手
 藤村 大介 投手
 藤村 大介 投手
 藤村 大介 投手
 藤村 大介 捕手
 藤村 大介 捕手
 藤村 大介 外野手
 藤村 大介 外野手

 

 

自由契約

 

自由契約とは選手がどのチームとも選手契約を結べる状態を指す。

 

自由契約の状態では、選手は国内外やプロアマを問わずあらゆる球団と契約交渉できる。

 

自由契約と対置されるのが任意引退であり、任意引退の場合、直前に所属していた球団が保有権を有するため、球団が交渉を許可するか、保有権を放棄しない限り、他球団との契約交渉ができない。

 

自由契約中はどこのチームにも所属していないため、戦力外状態の選手に対して用いられることもある。

 

しかし、戦力外通告があっても、翌年にチームスタッフとして契約することが決まっている場合など、他球団と契約しないよう任意引退選手公示する場合があったり、自ら退団を申し出る場合でも自由契約公示される場合があるので、「クビ=自由契約」というわけではない。

 

 

 

育成契約の場合

 

育成契約の場合は3年間同一チームと育成選手として契約した選手が、その球団から翌年度に支配下選手として契約を締結されない場合は、所属し続けるためには改めて契約し直す必要ありその年の11月30日に自動的に自由契約選手となる。

 

※支配下から育成契約に落とされた選手は1年ごとに自由契約となる

 

 

来季契約は結ばない

 

「来季契約は結ばない」とはチームの為に尽力を尽くしてきた選手へのせめてもの配慮

 

来季契約は結ばない→戦力外通告=クビ

 

 

この表現には球団・メディアによって差異がありバラバラである

 

 

戦力外通告

 

指揮監督者の戦略構想において、もはや戦力として寄与しないと考えていることを、本人に告げること。戦力外であることを通告すること。プロ野球やサッカーなどのプロスポーツ競技における、契約解除を示唆する通告を指すことが多い。

 

 

 

 

 「自由契約」と「来季の契約を結ばない」の2種類の表現を使い分けて、後者に対しては育成契約すら提示しないと明言することで前者には育成契約を提示をする可能性があることを暗に示している。

 

 

 

ちなみに「選手を解雇」的な見出しを頻繁に見かけるようになるけど、“解雇”とは契約を中途で解除する事なので、この表現は間違えている「来季の契約を結ばない」行為に対し使う表現では無い。