「北朝鮮にとって壊滅的」=軍事的選択肢で警告―米大統領

時事通信 / 2017年9月27日 8時58分

 【ワシントン時事】トランプ米大統領は26日、核・弾道ミサイル開発を続ける北朝鮮への軍事攻撃について「第2の選択肢だが、準備は万全だ」と強調した。その上で「望ましい選択肢ではない。実行すれば北朝鮮にとって壊滅的なことになる」と警告した。ラホイ・スペイン首相との会談後の記者会見で語った。

 トランプ氏は「すべての国は(朝鮮半島の)完全な非核化に向け、今すぐ行動しなければならない」と改めて主張。中国による北朝鮮との貿易制限に触れた上で、「中国が北朝鮮との銀行取引を全面的に停止したことを称賛する。ほんの2カ月前には考えられなかった」と語った。

 トランプ氏は19日の国連総会一般討論演説で、北朝鮮が米国や同盟国に脅威を及ぼすなら「完全に破壊するしか選択肢はなくなる」と明言。北朝鮮の金正恩朝鮮労働党委員長は、声明で「最悪の宣戦布告」と反発していた。 

[時事通信社]

 

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