Donald Trump米大統領がTwitter上で北朝鮮最高指導者に対する口撃をエスカレートさせる中、大統領の一部のツイートがTwitterの規則に明らかに違反しているにもかかわらず、なぜ削除されないのかと疑問視する声が高まっている。
Twitterの規則では、同サービスを直接的か間接的かを問わず、暴力的な脅迫に利用することが禁止されている。この規則に違反するアカウントは、一時的または永久に使用停止になる可能性があると、Twitterは警告している。
ではなぜ、Trump大統領が米国時間9月23日に発信した「北朝鮮の外相が国連で話すのを聞いたところだ。彼が小さなロケット男の思想を語っているのであれば、あの人たちはもう長くないだろう!」という北朝鮮への脅迫とも受け取れるツイートは、削除されないのか。
そのメッセージは、北朝鮮の李容浩外相にはっきりと伝わった。NPRの翻訳によると、「Trump大統領は先週末、われわれの指導部についてこの先長くないと公言して、再び明白な宣戦布告をした」と李外相は述べたという。
Twitterは25日、一連のツイートを発信し、Trump大統領のツイートが騒動を引き起こしていることを認めたが、「報道価値」があるために削除されずに残されていると述べた。
「これは長らく社内の方針として運用してきたものであり、近いうちにこれを公のルールに反映させるつもりだ。本件についてはより適切な対応が必要で、それを実施していく」とツイートには記されている。
Twitterは7月、大統領だからというだけの理由でTrump大統領のアカウントに特権が与えられるということはないとの声明を出したが、特殊要因に関する今回のTwitterのコメントはそれと矛盾しているようにも思われる。
米CNETはTwitterにコメントを求めたが、直ちに回答は得られなかった。
この記事は海外CBS Interactive発の記事を朝日インタラクティブが日本向けに編集したものです。
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