仕事のできない人は「美意識」がわかってない

外見、心、所持品の3つに配慮を行き届かせよ

おじぎを美しくするだけで、相手の印象が変わります(写真:Rawpixel / PIXTA)
身なりが整っていなかったり、ちょっとした所作が雑だったり――。そんなビジネスパーソンが同僚や取引先からの絶対的な信頼を勝ち得るのは難しいでしょう。結果として仕事の成果にも結びつかないはずです。
一方、ちょっとしたことですが、仕事のできるビジネスパーソンは外見や心、所持品といった部分に細心の注意を払っています。あまりに「微差」のため多くの人は気づきませんが、わずか数年で「大差」を生む。ビジネスパーソンなら知っておきたい「3つの美意識」を、『きれいでなければ稼げません』の著者でもある渡辺ゆきよ氏が解説します。

 

「外見」「心」「所持品」。ビジネスパーソンが大事にしたいのは、この3つの美意識です。

【外見の美意識】“美しいおじぎ”で空気が変わる!

まずは「外見の美意識」。「見たこともないような美しいおじぎ」を身に付けてしまいましょう。ビジネスの場では「おじぎ」はとても必要です。このほんの一瞬の出来事で、相手の印象が決定づけられてしまいます。身に付けてしまえば、一生のスキルになり、おじぎするごとに好印象を振りまくことになります。

注意すべきなのは「見たこともない」レベルまでやりきること。相手が「いやいや、そこまでしなくても……」と恐縮して、苦笑いするくらいまでやっても問題ありません。おじぎはしているつもりでも完全にできていないことが多いからです。

「おじぎなんてちゃんとやっているよ」

とツッコミたくなる人もいるでしょう。そんな人に質問です。自分のおじぎをちゃんとチェックしたことがありますか?

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  • NO NAME137821879383
    例えは大げさだと思いましたが、大切なのは気持ちですね。気持ちが先に来るか後に来るか。後の人は、行動から意識してみてもいいかもしれませんね。
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    2017/9/27 09:17
  • NO NAME516643e33ed9
    実業家Yの擁護は出来ないな、どんな気持ちでその行為を行ったかはわからないが、事実として商機を多く失っているようだ。どんな所作をするのも人の勝手だが、それで他人がどう感じるかも他人の勝手だ。
    そして、記事の最後の商談の方のように、気持ちを言葉で語ってくれる人は希。ほとんどは自然に周りから居なくなる。そうなっても、離れていくのはあいつらが悪いという態度は賢くない。
    万人に好かれたいとは思わないが、多くの人の気分を害さないような人にはなりたいと私は思う。私にとって考え直すいい機会になった。
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    2017/9/27 09:55
  • NO NAME379b049a65cf
    美意識という言葉を使うことに問題がありそうですが、相手に対する気遣いの大切さの話ですよね。
    所作や所持品のお話しの全てに「相手がいる」という点が共通していますから。

    up8
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    2017/9/27 09:56
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