パンダ赤ちゃん名前を正式発表「シャンシャン(香香)」に

パンダ赤ちゃん名前を正式発表「シャンシャン(香香)」に
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東京・上野動物園でことし6月に生まれたジャイアントパンダの赤ちゃんについて、東京都の小池知事は25日午後、記者会見を開き、名前が「シャンシャン(香香)」に決まったと正式に発表しました。
東京都の小池知事は25日午後、記者会見を開き、ことし6月に生まれたメスのジャイアントパンダの名前が「シャンシャン」に決まったと正式に発表しました。

漢字の「香」という字を重ねた名前について、小池知事は「とても、香りがするようなかわいらしい名前になったと思う。お花が開くような明るいイメージではないか。皆さん、今後もかわいがってほしいと思う」と述べました。

このあと、上野動物園の福田豊園長らが、名前の決定の経緯について説明しました。それによりますと、一般から寄せられた32万2000件余りの名前の中から選考を進め、先月、選考委員会によって8点に絞られた中から、東京都が中国と調整して最終的に決めたということです。
「シャンシャン」は一般から応募のあった名前のうち8番目に多い5161件で、選考委員会や中国側からも高い評価を得ています。

今月20日は、「シャンシャン」が生まれてからちょうど100日に当たり、上野動物園によりますと、中国ではこの時期まで育てば健康で丈夫だとされていて、世界の動物園で飼育されているパンダも100日前後に命名されるケースが多いということです。

東京都や上野動物園は今後、「シャンシャン」の公開時期について、ことし12月をめどに検討を進めることにしています。

中国駐日大使「親しまれる名前でハッピーなニュース」

中国の程永華・駐日大使は、外務省で記者団に対し「響きとしては女の子らしい名前で、みんなに親しまれる名前だ。大変ハッピーなニュースで、多くの子どもたちも喜ぶ、明るい話題だ。すくすくと元気に育つ様子をうれしく思う」と述べました。
北京・柳原。東京・上野動物園でことし6月に生まれたジャイアントパンダの名前が「シャンシャン(香香)」に決まったことについて、中国外務省の陸慷報道官は、25日の記者会見で、「パンダは中国の宝であり、すでに少なくない国の国民との間の重要な友好の使者となっている。われわれは、パンダが引き続きこのようなよい役割を果たすよう期待している」と述べ、シャンシャンの存在が日中の友好促進につながることに期待を示しました。

最も応募の多かった名前は

一般から応募があったパンダの名前のうち、最も多かったのは1万2154件の「ルンルン」でした。

このほか、上位5つまでを見ますと、「メイメイ」が1万1191件、「ノンノン」が7854件、「ミンミン」が6016件、「テンテン」が5950件となっていて、いずれも同じ音を繰り返すものが人気を集めました。

東京都によりますと、これらは過去に別のパンダの名前に使われているなどとして、選定委員会の最終候補8点には残りませんでした。

そのうえで、最終候補に残ったのは、今回決まった「シャンシャン」のほかに、「レンレン」、「ヨウヨウ」、「マオマオ」、「シンリー」、「ルールー」、「シュウシュウ」、「リーシン」となっています。

パンダ赤ちゃん名前を正式発表「シャンシャン(香香)」に

東京・上野動物園でことし6月に生まれたジャイアントパンダの赤ちゃんについて、東京都の小池知事は25日午後、記者会見を開き、名前が「シャンシャン(香香)」に決まったと正式に発表しました。

東京都の小池知事は25日午後、記者会見を開き、ことし6月に生まれたメスのジャイアントパンダの名前が「シャンシャン」に決まったと正式に発表しました。

漢字の「香」という字を重ねた名前について、小池知事は「とても、香りがするようなかわいらしい名前になったと思う。お花が開くような明るいイメージではないか。皆さん、今後もかわいがってほしいと思う」と述べました。

このあと、上野動物園の福田豊園長らが、名前の決定の経緯について説明しました。それによりますと、一般から寄せられた32万2000件余りの名前の中から選考を進め、先月、選考委員会によって8点に絞られた中から、東京都が中国と調整して最終的に決めたということです。
「シャンシャン」は一般から応募のあった名前のうち8番目に多い5161件で、選考委員会や中国側からも高い評価を得ています。

今月20日は、「シャンシャン」が生まれてからちょうど100日に当たり、上野動物園によりますと、中国ではこの時期まで育てば健康で丈夫だとされていて、世界の動物園で飼育されているパンダも100日前後に命名されるケースが多いということです。

東京都や上野動物園は今後、「シャンシャン」の公開時期について、ことし12月をめどに検討を進めることにしています。

中国駐日大使「親しまれる名前でハッピーなニュース」

中国の程永華・駐日大使は、外務省で記者団に対し「響きとしては女の子らしい名前で、みんなに親しまれる名前だ。大変ハッピーなニュースで、多くの子どもたちも喜ぶ、明るい話題だ。すくすくと元気に育つ様子をうれしく思う」と述べました。
北京・柳原。東京・上野動物園でことし6月に生まれたジャイアントパンダの名前が「シャンシャン(香香)」に決まったことについて、中国外務省の陸慷報道官は、25日の記者会見で、「パンダは中国の宝であり、すでに少なくない国の国民との間の重要な友好の使者となっている。われわれは、パンダが引き続きこのようなよい役割を果たすよう期待している」と述べ、シャンシャンの存在が日中の友好促進につながることに期待を示しました。

最も応募の多かった名前は

一般から応募があったパンダの名前のうち、最も多かったのは1万2154件の「ルンルン」でした。

このほか、上位5つまでを見ますと、「メイメイ」が1万1191件、「ノンノン」が7854件、「ミンミン」が6016件、「テンテン」が5950件となっていて、いずれも同じ音を繰り返すものが人気を集めました。

東京都によりますと、これらは過去に別のパンダの名前に使われているなどとして、選定委員会の最終候補8点には残りませんでした。

そのうえで、最終候補に残ったのは、今回決まった「シャンシャン」のほかに、「レンレン」、「ヨウヨウ」、「マオマオ」、「シンリー」、「ルールー」、「シュウシュウ」、「リーシン」となっています。