iOS 11とパズドラの微妙な関係……? |
iPhoneユーザーのみなさん、新しいOSバージョン「iOS 11」は試されましたでしょうか。コントロールセンターのカスタマイズや操作画面の動画撮影など、新たな機能を搭載してますます便利に使えるようになりましたが、一方で32bitアプリを完全に排除したことで使えなくなったアプリなども数多くあります。
また32bitアプリではなくとも動作に不具合の生じたアプリも少なからずあり、筆者も日々楽しんでいるゲームアプリ「パズル&ドラゴンズ(以下、パズドラ)」において操作系の不具合を確認しました。
そこで今回はその内容などをご紹介したいと思います。
■iOS 9やiOS 10とも違う妙な不具合
パズドラでの操作不具合は「iOS 9」の頃から発生しており、当時は正式版リリースと同時期に発売された「iPhone 6s」シリーズではじめて導入された感圧機能「3D Touch」が干渉することで起きていました。そのため3D Touch機能を利用しないことで応急処置的な対策が可能でした。
この不具合については筆者もiPhone 6s購入時に紹介しており、その後、iPhone 6sを「iOS 10」にしたり、次の「iPhone 7」を購入しても解消されていませんでした。
今回確認された不具合も「ドロップをホールドしても1秒間ほど反応しない(内部的には反応しているため動かし始めると問題なく動く)」という以前と似た症状ですが、今回は3D Touch機能の有効・無効にかかわらず発生しています。なお、こちらの不具合はiPhone 7とiPhone 8の2機種で確認しています。
不具合が発生している箇所も以前の不具合における画面左端から5mm程度の領域ではなく、画面下端から5mm程度の領域と変わっており、今のところ対策らしきものが見つかっていません。
この不具合によってドロップ操作そのものができなくなるということはなく、ゲーム自体への影響は軽微ですが、「ドロップをホールドしているかどうかが視認できない」というだけでもパズドラプレイヤーにとっては意外と厄介な症状でもあります。
ただ、これまでのように3D Touch機能を無効化しても症状が改善しないのだから3D Touch機能を気にせず使えるとも考えられますが、少し楽観的すぎるでしょうか。
この症状がOS由来なのかアプリ側で修正可能なものなのかはわかりませんが、パズドラプレイヤーはiOS 11でこんな症状が発生していることだけは頭の隅に入れておくと良いかもしれません。
記事執筆:あるかでぃあ
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