けもフレ、たつき監督が降板「カドカワ方面からのお達しみたい」 売れると主導権争い、の指摘が
「それっぽい話は聞いてた」
時期は未定ながら、「けもフレ」は第2期アニメの放送も発表されている。どんな作品になるか待ち望んでいたファンが多い中で、たつきさんからなされた「外れる」との報告。「とても残念」としたことから、本人の意思による降板とは考えづらい。メッセージは上記のみで、具体的な経緯などは語られていない。26日夕までに約30万回リツイートされており、ツイッターは騒然とした。
ITジャーナリストの三上洋氏は26日、KADOKAWAの持株会社「カドカワ」の川上量生氏とのやり取りをツイッターで公表。川上氏は「たつき監督の件はぼくも心配しています」「これだけの騒ぎになっているわけですから、KADOKAWAにせよ、(系列の)ドワンゴにせよ、この件について中で議論されないということはありませんから、その部分についてはご安心ください」としている。ただ、「ぼくもそもそもの事情をまったく把握していない」とも述べている。
一方、「DMM.futureworks」の元社長である黒田貴泰氏は25日夜、たつきさんのツイートをリツイートした上で
「それっぽい話は聞いてた」
と投稿。さらに「これぐらい売れるとそれまで『どうせ売れねーだろ』みたいなスタンスだった人たちが掌を返して主導権を取りにくるのはよくあることだけど、大概そいつら井戸掘った人へのリスペクトは皆無なんだよね。リスペクトする余裕もないぐらい必死というか」と利害対立の存在を示唆している。
J-CASTニュースは26日、名前があげられたKADOKAWAに対し、たつきさん降板の事実確認と経緯の説明を求めた。だが同日20時、広報担当は「本日(26日)中にこの件に関するリリースを発表させていただきますのでお待ちください」とだけ話した。