映画『THE JUON』は大人気ホラー映画『呪怨』をリメイクした映画になります。そこで、このリメイクされた映画をまだ見た事がない方のために、あまりネタをバラさないようにキャスト・ストーリー・見所などを紹介しましょう。
『THE JUON』のキャスト
日本に住んでいた外国人が、伽椰子の呪いによって次々に恐ろしい恐怖を味わっていくホラー映画に出演したキャストを紹介します。
ピーター・カーク(演:ビル・プルマンさん)
ピーターは恋人を残して、早朝から謎の行動を起こしてしまいます。その行動に恋人は愕然とするばかりでした。
マリア・カーク(演:ローザ・ブラシさん)
ピーターの恋人であるマリアは、あまりの出来事に大きなショックを受けます。そのマリアの元へ、ある女性が訪ねてくる事になりました。
カレン・デイヴィス(演:サラ・ミシェル・ゲラーさん)
恋人と一緒に日本へ留学にきたカレンは、数多く起きる怪奇事件の真相に迫ろうとしますが、その事によって呪いに苦しめられていきます。
ダグ・マッカッシー(演:ジェイソン・ベアさん)
ダグは恋人であるカレンを心配する心優しい男性でした。しかし、その優しさが仇となって、伽椰子の呪いに襲われる事になるのです。
アレックス・ベイカー(演:テッド・ライミさん)
アレックスは、ある家のおばあさんの世話をカレンに頼みますが、それがカレンにとって大きな悲劇の始まりでした。
エマ・ウィリアムズ(演:グレイス・ザブリスキーさん)
ある家に寝たきりになっているエマは、カレンにお世話をしてもらいますが、この家は恐ろしい呪いが起きる場所だったのです。
ジェニファー・ウィリアムズ(演:クレア・デュヴァルさん)
エマの娘であるジェニファーは、家で起きる怪奇現象や慣れない外国生活に苦労していきます。
マシュー・ウィリアムズ(演:ウィリアム・メイポーザーさん)
ジェニファーの夫であるマシューは妻をいたわりながら、日本の外国生活を始めました。しかし、ある家に住む事によって、家族全員が苦しむようになっていきました。
中川秀人刑事(演:石橋凌さん)
中川秀人刑事は怪奇事件を解決しようとしますが、 生きている人間が起こした事件とは思えなかったのです。
関根洋子(演:真木よう子さん)
エマを介護する担当だった洋子でしたが、その家にある呪いによって行方不明になってしまいます。
佐伯剛雄(演:松山タカシさん)
剛雄は妻の裏切りに気づいて、その怒りにまかせて、家族全員に襲いかかってしまいます。これが呪怨の始まりでした。
佐伯伽椰子(演:藤貴子さん)
剛雄の妻である伽椰子は、ある男性を慕っていました。しかし、その事を夫が気づいてしまって、家族は崩壊してしまうのです。
佐伯俊雄(演:尾関優哉さん)
剛雄と伽椰子の息子である俊雄は、両親による喧嘩のとばっちりを受けてしまいます。その事が、後に大きな者たちに呪怨となって大きな悲劇を呼びます。
『THE JUON』のストーリー
マリアが朝になって起きてみると、恋人のピーターが突然バルコニーから飛び降りてしまいました。実は、この不可解な出来事はある呪いと大きく関係していました。その呪いは福祉センターにも影響を及ぼし始めていました。その頃、福祉センターで働いていた洋子は、介護の仕事でエマのお世話をしていました。所が、二階の部屋から不可解な物音が聞こえてきたので、ゆっくりと二階の部屋に入っていきます。その音は天井裏から聞こえてきたので、洋子は押入れから調べようとしたら何者かに引きずりこまれていったのです。
日本に建築の勉強をするために留学してきたダグに、一緒についてきた恋人カレンは福祉センターで働いていました。所がアレックスが、担当者の洋子が福祉センターに来ていなかったので、その代わりにエアの介護をカレンに頼んできたのです。カレンはエマの家へ介護に行きましたが、そこで二階の部屋から猫の鳴き声が聞こえてきたのです。そこにはガムテープで押入れが固定されていたので、カレンはガムテープを剥ぎ取って押入れを開きました。そこには何と俊雄という少年がいたのです。エマは何も喋れないので、カレンはアレックスに電話をしますが、困り果ててしまいます。そこでエマを再び介護しようとしたら、そこに黒い影が現れて、恐ろしい目で睨んできたのです。
実はエマがおかしくなりはじめたのは、この家へ住む事になったのが大きく関係していました。ある日に息子のマシューが外出した後に、ジェニファーが二階で猫をこっそりと持ち上げる腕を見てしまったので、恐る恐る二階の部屋へ入っていきました。その後にマシューが帰宅したらジェニファーが一階にいない事に不信感を抱いたので、二階の部屋へ入ってみます。そこにはジェニファーが息をするので精一杯の姿がありました。ジェニファーはすぐに救急車を呼ぼうとしますが、そこに俊雄がいきなり現れて、二人は恐ろしものを見る事になったのです。
それからアレックスはエマの様子を見に行こうとしたら、カレンは茫然自失となって、エマは息をしていませんでした。アレックスはすぐに警察を呼んで、そこで中川刑事が事件を解決するためにアレックスへ詳しい事情を聞こうとしました。そこで洋子が行方不明になっている事を知った中川刑事は不信感を強めます。そこでエマの家族に電話をかけてみたら、何と天井裏から着信音が聞こえてきたのです。刑事たちは天井裏に入ってみたら、そこには変わり果てたエマの家族たちや、誰かのアゴが落ちていました。
中川刑事たちはマシューの妹スーザンが、未だに行方不明になっていたので、どこにいるのか調査を始めていました。しかしスーザンは、すでに伽椰子の手にかかっていました。そして深夜の時間帯にアレックスの元へ洋子がフラフラとして歩いていくので「洋子どうした?」と聞いたら、洋子がアレックスにほうへ振り向いたら、恐ろしい顔に変わっていたのです。
カレンは自ら不可解な出来事を調べようとして、ピーターを失ったマリアを訪ねます。夫の不可解な出来事が大きく関係しているように思ったからです。そこでカレンはピーターと伽椰子が大きく関係している事を知りました。カレンは真相を突き止めようと再び呪われいた家へ足を運びます。そこにはピーターが家を訪れていた残像が見えました。そこで伽椰子がピーターに淡い恋心をノートに書いていた事に、カレンが気づきます。さらにカレンは、剛雄が妻の書いていたノートを見つけてしまう残像まで見えてしまいます。剛雄が怒りにふるえて、妻子のみならず黒猫にまで、手をかけてしまっていたのです。そこにダグがカレンを心配して呪いの家まで訪れていましたが、もはや助ける事ができない状態に陥っていました。それでもカレンはダグを助けようとしたら、伽椰子はカレンにまで襲いかかってきたのです。カレンは呪いの家を燃やそうとしますが、伽椰子がそれを止めようとします。はたして伽椰子は呪いを食い止める事ができるのでしょうか?
『THE JUON』の見所
THE JUONもTHE RING同様に、日本に映画のストーリーに似ていました。そのため、先に『呪怨』を見ている方には物足りなく感じるストーリーになっています。ただしTHE JUONでは、剛雄が家族に対する恨みを爆発させるシーンが登場して、なぜ呪怨が始まったのか分かるストーリーになっているのです。
そのため、THE JUONの最大の見所は、呪怨が始まるキッカケを知る事ができる所でしょう。