こんにちは
こんばんは
このブログは、高校3年の僕が『ゲストハウスしあわせ』を開業するまでを綴った日記です。
前回の記事で、ゲストハウスの屋号が決定したことを発表しました。
屋号が決まりました。『ゲストハウスしあわせ』といいます。 - ふじっぺのゲストハウス開業日記
今回はこの宿のコンセプトについてお話ししていきたいと思います。
これが、『ゲストハウスしあわせ』のコンセプト(メッセージ)です。
初めの記事で“いばしょ”という言葉について書きました。
【新ブログ開設!】はじめまして - ふじっぺのゲストハウス開業日記
あえてそのままにしようと思うのですが、この記事内で書いたコンセプトと若干言葉は違います。
(↓以前書いたもの)
『この宿が、あなたの“いばしょ”に。あなたが、誰かの“いばしょ”に。』こんなコンセプトのゲストハウス
語呂と、“あなたへ贈るメッセージ”性を意識して、言葉を練り直しました。
ですが、ゲストハウスのコンセプト自体(理念)について、根本では何も変えていません。
“あなたのいばしょ”
というのは、この『ゲストハウスしあわせ』がつくる“コミュニティ”であり、“空間”であり、“体験”です。
そしてそれは、あなたのために開かれたものでありたいと思っていて、そういう形をつくっていきます。
開かれたコミュニティ
開かれた空間
開かれた体験
誰もが受け入れられる場所を原点としてつくるこの宿は、誰にでも開かれている必要があるのです。
ゲストハウスを立ち上げる原点は、『今夜寝る場所がない、孤独と不安』 - ふじっぺのゲストハウス開業日記
一見、『あなた』と『誰も』は矛盾しているように感じますが、『誰にでも開かれているからこそ、“あなたのいばしょ”になりうる可能性が高くなる』という見方もできると思います。
ターゲティングという言葉もありますが、それよりももっと根本的な話、「こんな人に来て欲しい」よりも先に、まず目の前のあなた(誰か)を受け入れ、心地よさを感じてもらうようにする事が、お店(宿)のするべきことではないでしょうか。
それが、お客さん(ゲストさん)に価値を提供すること だと思うのです。
つまり、『“あなたのいばしょ”をここにつくる』ということが、“ゲストハウスしあわせ”が顧客(ゲストさん)に提供する価値ということになります。
これについてはまた違うところで書きますね。
“あなたといういばしょ”
この言葉の意味は実は2つあるのですが、ここでは1つだけ説明します。
あなたを中心とした“いばしょ”を、『ゲストハウスしあわせ』のもつ“いばしょ”とつなげることで、より面白くなると僕は考えています。
つまり、ゲストを集めるのが『ゲストハウスしあわせ』の“いばしょ”というルーターの役割であり、そのルーターに集まって来たゲスト同士でコミュニティがつながっていく仕組みを作ることで、“あなたといういばしょ”をつくるのです。
僕の身近なところでいうと、よくお世話になっている長野県諏訪地方にあるマスヤゲストハウス。
まず、マスヤがルーターとしてゲストを集めます。
そこに集まったゲスト同士で今度はつながりが生まれます。
一緒にお酒を飲んだり、ご飯を食べに行ったり、前日までまるっきり知らない人同士だったのに、翌朝いっしょに温泉に行っている光景も何度も目にしました。
(このマスヤのつながりの生まれ方を、今年の夏に働きながら学びました。別の記事に書きますね)
そして一度はお別れしますが、各々にあるコミュニティに、マスヤのことは伝播されていきます。
旅が好きなコミュニティ
ゲストハウスが好きなコミュニティ
信州が好きなコミュニティ
お酒が好きなコミュニティ
ブログを書いているコミュニティ
そうすると、“あなたのいばしょ”であるマスヤは、“あなたといういばしょ”を介してどんどんつながり広がっていきます。
ゲストハウスと、ゲストとの“個々のつながり”だけではない、回り回っていく風通しのいいつながりの方が居心地がいいと個人的にも思いますし、身内だけの閉じたつながりというのは、どこか狭く息苦しいと感じるものではありませんか?
まとめ
少しまとまりがなくてってしまいました。
“あなたのいばしょ”というのは、『ゲストハウスしあわせ』を中心とした、あなたのためのつながり。
“あなたといういばしょ”とは、あなたが中心であり、『ゲストハウスしあわせ』を介した、広く心地のいいつながり。
そんな2つのつながり、“いばしょ”がある場所が、『ゲストハウスしあわせ』です。
つぎは、描いたコンセプトをどうやって現実にするのか。
拙い文章ですが、心を込めて書きます。
読んでくださりありがとうございました。
また、お待ちしてますね。