有力紙ニューヨーク・タイムズが、私用のメールアドレスを公務に使っていたと報じたトランプ大統領の側近ら６人は、トランプ大統領の信頼が厚く、大統領の上級顧問として政権の政策に幅広く関わり、ＣＮＮテレビが「トランプ政権の何でも長官だ」と伝えたこともあるクシュナー氏。

モデルで実業家という華やかな経歴を持ち、トランプ大統領の長女でクシュナー氏の妻。

さらにことし３月、大統領補佐官という公職に就いたイバンカ氏。

保護主義的な貿易政策や強硬な不法移民対策の推進者として知られ、雑誌タイムの表紙でトランプ大統領を背後から操る「偉大な操縦者」と紹介されたこともありながら、ことし８月にトランプ大統領に解任されたバノン前首席戦略官。

大統領選挙中、共和党全国委員会の委員長を務め、政権の発足以降は政権の要となる大統領首席補佐官を務めてきながら、ことし７月に事実上更迭されたプリーバス氏。

アメリカの大手金融機関、ゴールドマン・サックスの社長兼最高執行責任者から、大統領に経済政策の助言をする国家経済会議の委員長に起用されたコーン氏。

政策担当の大統領補佐官を務め、トランプ大統領の演説の草稿の作成にも携わってきたミラー氏です。