今回は、【大どんでん返し編③】です。
世間の皆さんは大どんでん返しがお好きな様で、この大どんでん返しシリーズが、Googleからの検索流入が1番多いコンテンツになってますね。
これまでのどんでん返しシリーズは↓
おすすめ大どんでん返し系推理小説5選!③
「交換殺人には向かない夜」 東川 篤哉
烏賊川市シリーズは【密室編①】で紹介しましたが、これはその4作目。
この作者の作品は、軽いタッチの文体でコメディ風味なのに、やってる事は複雑で唸らせられるトリックが多いです。小説が苦手、字を読むのが苦手って人にも、自信をもっておすすめ出来ますよ。
「焦茶色のパステル」 岡嶋 二人
2人1組の作家、岡嶋 二人のデビュー作。さながら、和製「エラリー クイーン」ですな
競馬界や競走馬の事が主題として出てきますが、その世界に興味がなくても全く問題ありません。競馬モノか…と読まず嫌いしてる人は、間違いなく損してます!デビュー作でこの出来栄えは、素晴らしいの一言。ちなみに、岡嶋 二人は既にコンビ解消済
「噂」 荻原 浩
帯に書いてある通り、この小説は「ラスト1行の衝撃」に尽きますね。。最後の最後でそうきたか…と。 この後主人公が(精神的に)どうなっちゃうのか心配になります。
この作者は「最上俊平シリーズ」で有名なので、そちらもいずれ紹介しようと思っています。
「倒錯の死角 201号室の女」 折原 一
【大どんでん返し編①】・【密室編①】でも紹介した作家の作品。
折原 一は、「倒錯の世界」を描くのがホント上手い。倒錯のロンドに続く「倒錯3部作」の2作目である今作も、何が現実で何が虚構か…。よくよく頭を使わないと、まず分からないと思います(笑)
「向日葵の咲かない夏」 道尾 秀介
ラストはこちら。
これは「きちんと」読まないと誤解してしまう作品です。Amazonレビューとかはホントに読んだ?ってのが多い。。ファンタジーに見せかけたミステリーで、ミスリードが巧みすぎるが故に強引と解釈されがちですが、凄いプロットですよ、これ。
如何でしたか?
気になる作品があれば、秋の夜長のお供にどうぞ。
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