よくデビュー直後に編集者とかから言われた言葉。
業界ではギャグ作家というのは軽く見られやすく、どうしてもこういったことを言われがちです。
まあ、確かにストーリー漫画に比べりゃ雑誌においては刺身のツマみたいなポジションなわけで・・・
若い頃は僕もこういう言葉をどこかで信じてしまい、先行きが不安になることもありました。
でも漫画家生活も15年を超えた今、このへんの無責任な言葉は大体嘘だったな~と気付きました。
ギャグのスタイルを進化させれば仕事は途切れないし、5年で終わるなんてことはない。
打ち切られたって雑誌を変えりゃいいし、今ならネットの方がチャンスが転がっている。
ショートギャグの大ヒット作もどんどん出ています。
むしろショートの方がネットで広まりやすいので、話を短くまとめるスキルが武器になりつつあるんですよね。
刺身のツマ的なジャンルが主役になれる時代になりつつあるというのは、なかなか痛快です。
色々なことが変わりつつあります。
まあ、でもそんな時代もいつまで続くかわからないので、今のうちにできるだけ読者さんを増やしたいものですね!