今までアマゾンサイト以外でアマゾンギフト券を正規取り扱いしていたウェブサイトは
- WebMoney PINCOM
- ビットキャッシュ
- bitFlyer
- SPIKE
なかでもamazon.co.jpで携帯決済ができる様になるまで携帯キャリア決済(ドコモケータイ払い、auかんたん決済)でアマゾンギフト券が購入できたのはWebMoney PINCOMのみでクレジットカードを持っていない方にとっては大変重宝されました。
WebMoney PINCOMはamazonギフト券の販売を無期限に中止
2017年9月25日をもってWebMoney PINCOMはamazonギフト券の販売を無期限に中止と発表。
販売再開有無、再開時期などは一切未定としています。再開するかもしれないことは匂わせつつも無期限中止です。
今思えばソフトバンクのキャリア決済が非対応となったことから今回の販売中止は始まっていたかもしれません。
じつは当初ソフトバンクまとめて支払いでの換金目的での利用が相次いだためPINCOMでソフトバンクのキャリア決済のみamazonギフト券の購入が禁止されてしまいました。
それに加えて購入する際は現金化目的ではありませんと同意しないと注文出来ない仕様になってました。
そして大量購入、高額決済を抑止する制度「ドメイン制限」、「購入上限」が追加され、換金目的の取得が出来ないようにサイト側が対応、一時は様子見状態でキャリア決済での販売を継続していました。
しかし制限しても抜け道を見つけては換金目的での利用は収まらず、携帯キャリア決済の利用残高がリセットされる月初ともなればサイトにアクセスできなくなるほど利用者が殺到していまうほどの盛況!?ぶり。
このことから携帯キャリア決済の枠を現金化する方たちは相当な数になることが想像できます。
携帯キャリア決済現金化とは
カードでお金の看板でお馴染みのクレジットカード現金化の派生版ともいえる携帯キャリア決済現金化は回線契約しているキャリアから与えられた与信枠をお金に換える方法です。
換金性の高い商品(amazonギフト券など)をキャリア決済で購入して転売することで一時的に現金を手にすることが出来ますが売却金額は決済金額の70~80%なのでその分の支払いが負担になるのが特徴です。
一時しのぎでその時は助かりますが無計画に使うと支払いができなくなり大変なことになる資金調達方法と言えます。
今回のPINCOM無期限販売中止の背景には…
アマゾンギフト券の換金については何も換金目的での利用だけではありません、架空請求を始めとする犯罪に使われる媒介商品として換金性の高いamazonギフト券が使われることは近年急増しており電子ギフト券の買取サイトにも当局からの調査などが入っているのが現状です。
ある買取業者関係の方からの情報ですと取扱ギフト券に犯罪に使われたものがないのか捜査の協力依頼が数回あったそうです。
いろいろ含めて便利過ぎるamazonギフト券は問題だったのかもしれません。
現在amazon公式サイトではアマゾンギフト券の購入は携帯決済(ドコモのみ)、クレジットカードで行うことが出来ます。
しかし販売停止になる可能性は十分にあると考えるのが自然ではないでしょうか。