ネットで調べればステーキの美味しい焼き方ってのはいくらでも出てくるのですが、色々なことが書かれ過ぎていて本当に大事なことがさらっと流されていたりします
もちろんそれらは美味しいステーキを作るのに役立つ内容ではあるのですが、本当に大事なのはたった一つ
ステーキは焼き方が命です
うちの親は料理できるほうなのに、ステーキだけ焼くの下手なので何か難しいことがあるのかな?
と思っていましたが、これさえ守れば失敗ということにはならないと思います
ただし、ここで紹介する内容は既にステーキを上手に焼ける人にとっては当たり前のことだと思います
あくまで今まで焼いたことない人、あるいは上手く焼けない理由がわからない人向けなのでそこはご了承を
下準備
ということで一般家庭でできる美味しいステーキの作り方を
大事なことは一つとは言いましたが、スーパーに売っている安い牛肉はそれなりに下準備をしたほうがより美味しくいただけます
そんな方法は知ってるよ!って人は飛ばして構いません
玉ねぎで柔らかく
国産の高級肉というのはサシが沢山入っているので柔らかくて食べやすいですよね
一方でアメリカ産やオーストラリア産は比較的手ごろな値段で買えますが赤身が多く硬い肉が多いです
最近は脂身の少ない赤身の肉の人気が出てきており、高級肉でも赤身が多い肉も出始めていますが
個人的にも赤身が多い肉は好きではありますが、噛み切るのに一苦労する肉よりは柔らかい肉のほうがよくないですか?
別に柔らかくなくていーわって人も読み飛ばしてください
ということで安い肉を柔らかくする方法
それは玉ねぎに漬ける
まずは筋切り
これは柔らかくするためというよりは焼いたときに肉が反らないためという面が大きいですが
より柔らかくしたい人はフォークでブスブス刺すといいです
そしてみじん切りにした玉ねぎに漬けます
いわゆるシャリアピンステーキというやつです
玉ねぎに含まれるタンパク質分解酵素が肉を柔らかくしてくれるんですね
この状態で冷蔵庫に1時間くらい保管しておきます
1時間後には焼きたい!という場合は常温で保管しておいても大丈夫です
塩コショウで味付け
保管が終わったら玉ねぎは綺麗に取り除きましょう
使った玉ねぎは炒めて食べることができるので捨てないように
玉ねぎを取り除いたら塩コショウをします
ちょっとかけ過ぎかな?と思うくらいが丁度良かったりするので思い切ってかけましょう
一番大事なステーキの焼き方
下準備とかもろもろ終わったらいよいよ焼く段階
ちなみにステーキ肉は焼く30分くらい前には冷蔵庫から出して常温に戻しておきましょう
冷えていると中が焼けるまでに時間がかかり微妙な焼き加減になってしまうのでね
ではまずはフライパンに油をひいていきましょう
サラダ油でもいいですし、もし入手できるなら牛脂を
ここはそこまで大事ではありません
本当に大事なのはここから!
フライパンから煙が出るくらいに加熱しましょう!
火力は強火で
うーん、残念ながら写真に煙が写ってないですね…
まぁほんのり湯気が出ていれば大丈夫です
クックパッドなんかでもフライパンを加熱することは一応書かれたりするんですが、サラッと流されていたりします
なぜフライパンを加熱するのが大事なのか?
それは肉汁が染み出るのを防ぐためです
ゆっくり加熱すると肉から肉汁が出てきてしまい、焼いてるというより煮るに近いことになってしまうんですよね
そうすると硬くて美味しくないステーキが出来上がります
フライパンをしっかり加熱してから焼くと、表面が一気に焼けるため肉汁が染み出るのを防ぐことができます
ということで肉を入れるのはフライパンに煙が出てから!
ちなみに肉を入れるとすごい煙が出るので換気扇は強にしておいたほうがいいです
更に言えば窓も開けておいたほうがいいです
50秒くらいしたら火力を弱火~中火くらいまで落として肉をひっくり返しましょう
最初は短すぎない?と思いましたがこれで十分焼けてます
レア気味にしたい人はもっと短い時間で大丈夫です
そこはお好みで調整を
ひっくり返したら蓋をして30秒くらい放置しましょう
この時間は肉の厚さによって変わってくるとは思います
1cmくらいの肉であれば上記の時間でもウェルダン気味に焼けてます
ということで完成品がこちら
完全に付け合わせのもの間違えてますね
全部茶色
ジャガイモじゃなくてニンジンにすべきでした
でも肉は美味しそうでしょ?
まとめ
ということでステーキを焼くのに失敗しないための気を付けるべきことは
フライパンを煙が出るまで熱すること
でした
美味しくするための方法は色々ありますが、ここをしくじると全てが台無しになってしまいます
これ以降どれだけ美味しくできるかは下ごしらえ次第ですかね
そんな感じで
ではでは~